Daichi Konno / 紺野 大地(@_daichikonno)さんの人気ツイート(いいね順)

「ロボットが自律的に化学実験を行い、適切な光触媒混合物を見つけ出した」という論文。 「人間だと数ヶ月はかかる研究」というのが凄い。 ソニーCSIの北野先生が 「2050年までにノーベル賞を取れるAIを創る」 と言っているが、その第一歩になりそうな研究。 nature.com/articles/s4158…
細胞のリプログラミングにより、損傷した視神経を「若返らせて回復させる」ことに成功したという論文。 この研究では、山中先生が発見した4つの山中因子のうち3つを発現させている。 将来的に細胞のリプログラミングは、 「老いを克服する切り札」になるかもしれない。 nature.com/articles/s4158…
「その人が何を見ているかを、脳活動(fMRI)から再現できた」という論文。 この論文がすごいのは、 「他人の脳データで訓練したモデルでも、ある程度再現できた」点。(左下&右下の図) これは妄想ですが、将来的には 「世界の見え方が個人間でどう違うか」的なものを定量化できそうでワクワクします。 twitter.com/ykamit/status/…
イーロン・マスクが、 「脳とコンピューターを接続する」 ことを目的に立ち上げたNeuralinkが、日本時間の明日朝7時から1年ぶりに進捗報告を行います。 1年前の復習&明日の予習に、Neuralinkについてまとめた以下のツイートとnoteをぜひご覧ください! note.com/daichi_konno/n… twitter.com/daichi__konno/…
「脳を持たない動物であるヒドラにも睡眠が存在する」ことを明らかにした論文。 睡眠は脳機能と深く関連しており、睡眠と脳は切り離せないと考えられていたので、とても驚きの結果。 こういう「定説を鵜呑みにせず、ありのままに自然を観察する」研究に憧れます。 advances.sciencemag.org/content/6/41/e…
「ChatGPTを用いた論文検索」が、かなりアップデートされていますね! 以前は「存在しない架空の論文」を提示することが多かったですが、 現在は「実在し、指示に的確にマッチした論文」を答えてくれます。 いよいよ、論文検索に革命が起きるかもしれません。
論文検索サイトElicit elicit.org がさらに進化していますね! 論文を入力すると、 「一文での要約、何を検証したのか、参加者は誰か」などを自動で抽出してくれるようになりました。 添付画像は、イーロン・マスクが立ち上げたNeuralink社の論文について表示したものです。
「論文管理はPaperpile + Readableが最強」です。 1. Paperpileでワンクリックで論文登録 2. Readableでワンクリックで翻訳&登録 3. Paperpileで論文を読む&クラウドで全デバイス同期 このスタイルにより、圧倒的に生産性が上がりました。 後日noteで詳しくまとめます!
辛いのは、サイエンスが嫌いになり去る訳ではなく、アカデミアの体制(長時間労働, 雇用の不安定さ, 大量の雑務など)を理由に挙げる人が多いことです。 サイエンスは、裕福な家庭や金銭的報酬を必要としない人たちの特権になりつつあると感じてしまいます。 (ずっと前からそうなのかもしれませんが)2/3
科学に対する意識調査で、「日本における科学・科学者への信頼度」が過去最高になったとのこと。 理由には、「パンデミックへの対抗手段として科学が存在感を発揮したこと」などが挙げられています。 国として科学への信頼が増しているのは、とても嬉しいことだと感じます。 multimedia.3m.com/mws/media/2204…
人工知能に比べた脳の明らかな強みは、「エネルギー効率の良さ」。 AIが膨大なエネルギーを要するのに対し、脳は30W程度で動く。 この理由の1つは、 「脳が振動を利用しているから」と考えられる。 膜電位を一定に保つのではなく、常にある範囲で揺らぐことで消費エネルギーが抑えられている。(続)
医学部よりもコンピュータサイエンスを扱う学部(理学部・工学部)の人気が上がっているのは、東大にいても強く感じる。 ただ、CSは無料でクオリティの高い教材がネット上にいくらでもある。 一方で、生身の身体や脳を扱う経験の希少さは今後も薄れることはない。(続く)
やや飛躍した意見ですが、例えば将来的にベーシックインカムが普及し、生活の心配をせずにすむ世界になれば、サイエンスを志す人は今よりずっと増えるのではないでしょうか。 個人的には、望む人誰もがサイエンスを志すことのできる世界を強く願っています。3/3
大学院入学前、1日かけても論文1本読み終わらなかったのが懐かしい。 4年かけて多くの論文を読み、さらにDeepLなどを活用することで、今では数十分で論文を読めるようになった。 多くの人は経験+テクノロジーの活用により論文が読めるようになると思うし、それは確実に世界の見え方を拡げると思う。
"脳科学・神経科学を学びたい人への入門ガイド"という記事を書きました。 「脳科学に興味がある人」が「しっかり学問として学ぶまで」にどんなステップがあるのか、自分が当時知っておきたかったことをまとめました。 神経科学を志す人が1人でも増えてくれれば嬉しいです! note.com/daichi_konno/n…
GPT-4が発表され、もはや知性は人間の特権でないことがほぼ確実になりつつある。 では、生身の身体を持つ人間の特権とは? 個人的には、「感動できること(感情を持つこと)」だと考えている。 神経科学やブレインテックが目指すべき方向は、まさにこの分野での貢献である、と最近確信しつつある。
「世界最高性能のBrain Machine Interface (BMI)を作り上げた」という論文で、 「従来のアルファベットより優れたアルファベット(optimized alphabet)」が提案されている...笑 「BMI的には、我々が提唱するアルファベットの方が判別しやすい」とのこと。 神経科学の新たな可能性(?)を感じます笑
【本を出版します!】 池谷裕二先生@yuji_ikegayaとの共著 『脳と人工知能をつないだら、人間の能力はどこまで拡張できるのか 脳AI融合の最前線』 を12/16に出版します! 未来のフロンティアである「脳AI融合」の最先端を知りたい方、ぜひ読んでいただけると嬉しいです😊 amazon.co.jp/dp/4065265150/…
大学院でトレーニングを受けて初めて出来るようになったのは、「論文を批判的に読む」こと。 初めは論文に書いてあることをそのまま真実として受け取っていたけれど、 輪読会で先生方や先輩の鋭い質問を聞き続けることで、少しずつ批判的に読めるようになったと感じています。
「クラウドラボ」という、"ロボットによるバイオ実験の完全自動化"を目指した驚きの取り組み。 ・世界中から実験を外注でき、12時間以内にロボットが実験開始 ・人力の3-5倍のデータが得られる ・既に大規模施設の建設が始まっており、今夏完成予定 科学を加速させるイノベーションになりそうです。
「日本の研究力低下」を考えるうえで、ドイツやイタリアが気になる。 両国とも英語が公用語ではなく、ましてGDPは日本より小さいにもかかわらず、この20年間順位があまり下がっていない(むしろイタリアは順位を上げている)。 この2ヵ国は日本と何が違うのだろうか? nikkei.com/article/DGXZQO…
「富の大半をAIが生み出す時代が来たら、人類は何をして生きていくのか?」 現時点での結論は、 「人類の未来は大学生の夏休み」です。 働く必要がなく、時間は無限にある。 各々がやりたいことを追求でき、無駄なことに時間を奪われない。 最高の未来ではないでしょうか。 note.com/daichi_konno/n…
"双方向性のBrain Machine Interface (BMI)を作り上げた"という論文。 従来のBMIは「脳→機械」という方向がほとんどだったが、本論文では「ロボットアームの出力を脳にフィードバックする」ことで性能が格段に上昇した。 BMIの可能性を拡げる素晴らしい研究だと思います。 science.sciencemag.org/content/372/65…
大学教員の実態にかなり沿っていると思う。 残念ながら、これを見て大学教員を目指したいと思う人は多くはないだろうな… "自分の研究?毎日3時間残業して、土日も8時間ずつ出勤すれば週に31時間は研究時間が確保できますよ。いつも脳みそクラクラで死にそうになるけどね。" anond.hatelabo.jp/20210228234557
学習が早い人と遅い人の神経活動の違いを分析した論文。 早く学ぶ人は神経活動が「低次元空間に効率良く表現される」一方、遅い人は「高次元な空間に無秩序に表現される」という。 「鍛えれば効率的な神経活動ができるようになるのかどうか」も気になるところです。 nature.com/articles/s4159…