日本海事新聞写真部(@kaijiphoto)さんの人気ツイート(新しい順)

スウェーデンのステナバルクは、甲板上で円柱形の装置を回転させマグヌス効果によって揚力を生み出す装置フレットナー・ローターと太陽光パネルを搭載した「IMOFLEXMAX」を開発しています。主機関はLNGと低硫黄油を選択可能な2元燃料エンジンを採用しました。 (イメージ図はステナバルクHPから)
伸縮式の硬翼帆を使用した次世代型帆船の計画は日本にもあります。商船三井と大島造船所などは2022年の運航開始を目指し硬翼帆「ウィンドチャレンジャー」を搭載する10万重量トン級(100型)バルカーの具体的な設計作業を進めています。
ワレニウスはスウェーデン王立工科大学、船舶研究機関SSPAとプロジェクトを推進しています。風力推進船である「Oceanbird」の平均速力は10ktと試算。大西洋横断にかかる日数は12日間を想定しています。 (イメージ図はプロジェクト特設ページより) oceanbirdwallenius.com jmd.co.jp/article.php?no…
現代の帆船ともいえる「Oceanbird」には鉄と複合素材でできた翼帆(Wingsail)が5本搭載されます。推進力を得るため風向きに合わせて360度回転できる上、高さを最大80mまで伸ばすことができます。また、橋の下を航行する場合などは水面からの高さを約45mまで抑えることができるとのことです。
スウェーデンのワレニウスマリンは9月10日、風力を主な推進力とする7000台積み自動車専用船「Oceanbird」(3万2000排水㌧)を発表しました。ディーゼルエンジンを搭載した従来型船と比べ、温室効果ガスの排出量を90%削減します。2021年末までに発注を実現し、2024年の就航を目指しています。
NTTグループのNTTワールドエンジニアリングマリンが所有する一番新しいケーブル敷設船は2017年に竣工した「きずな」です。建造は神例造船が手掛けました。同船は海底ケーブルの敷設だけでなく、災害時には資機材輸送やNTTグループの災害復旧用車両の輸送なども行います。
【速報】NTTとKDDIは9月11日、大規模災害の発生時に2社が所有するケーブル敷設船を相互活用し、被災地へ災害対応物資(可搬型基地局、発電機、燃料、携帯電話、水、食料など)を搬送することなどを盛り込んだ「社会貢献連携協定」を締結しました。被災地の復旧支援を早めることを目的としています。
海底探査やケーブル敷設で使用する特殊な船は船体のデザインも独特です。 2019年には新型船が導入され、海底資源探査では石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)の3次元物理探査船「たんさ」が、海底ケーブル敷設は国際ケーブル・シップ(KCS)の「KDDIケーブルインフィニティ」が活躍中です。
先月、横浜港大さん橋にケーブル敷設船「KDDIケーブルインフィニティ」が接岸しました。船首からブリッジにかけての一体的なデザインが美しいです。
安倍晋三首相が8月28日、辞任する意向を表明しました。本紙では2018年に海上保安庁が行った観閲式で、特別観閲官として巡視船「やしま」に乗船した安倍首相の姿を撮影しています。 ヘリコプターで船を離れるとき、記者団に向かって手を振っていたのが印象的でした。
造船所では、スローガンが書かれた横断幕が掲げられていることが多いです。工場見学する際には、必ず探すようにしています。コンパクトにまとめられた文面に、各社関係者の思いが込められています。
この時期、造船所など工場で働く方々は暑さで苦労されていることと思います。ある造船所で7月下旬に、船台で建造中の船の内外を見て回ったことがあります。1時間もかからなかったのですが、大量の汗をかき、途中から頭が少しボーッとなりました。工場で働くみなさん、お体に気を付けて。ご安全に。
造船所などがある海に面した地域を訪れることが多いですが、その際に「船は生活に不可欠であるのだなあ」と実感させられる風景にいつも出会います。早く新型コロナウイルスの影響が薄れ、本格的に建造などの「現場」を訪れたいです。
「安らかにねむれ わが友よ 波静かなれ とこしえに」 戦争の惨禍でまた船員が犠牲にならないことを祈り続けます。
太平洋戦争を通じた船員の死亡率は43%(陸軍20%、海軍16%)と非常に高いという実態があります。また、戦没船員6万643人のうち、14歳から19歳までの年少船員は1万9060人と全体の3割を占めました。 商船だけでなく漁船や機帆船までも戦場へと動員されましたが、全容は今も明らかになっていません。
日米開戦前の日本商船隊は約600万総㌧と世界第3位の規模を誇っていました。 1941年に9隻(5万総㌧)の被害を出した後、1942年には年間喪失隻数が200隻(170万総㌧)を突破。1944年になると1009隻(369万総㌧)の商船が潜水艦あるいは航空機の攻撃で沈んでいます。
太平洋戦争で犠牲となった戦没船員は判明している範囲で6万643人。戦没した商船の数は2,394隻、802万総トンにのぼり、輸送船と共に沈んだ軍人は30万人を超えたと推計されています。
新日本海フェリーなどが出資する東京九州フェリー向け1万5400総㌧型フェリー「はまゆう」の命名・進水式が7日、三菱重工業長崎造船所本工場(立神)で行われました。三菱造船が建造しています。同船は、来年7月に開設予定の横須賀-新門司航路に投入される2隻のうちの第1船となります。
今年の「シップ・オブ・ザ・イヤー」は内航船ばかりで、すこし寂しいので、外航船にも思いをはせましょう。2年前には、商船三井の2万TEU型コンテナ船が受賞しました。直後にその船を建造した今治造船西条工場を訪れました。同型船を連続建造しており、その大きさ、迫力に圧倒されました。
小型客船部門賞は瀬戸内海汽船の旅客船兼自動車渡船の「シーパセオ」。神田造船所で建造されました。広島、呉、松山を結ぶ定期航路に就航しています。「海上を移動する心地よい公園」がコンセプトで、船内回遊を積極的に促す仕掛けを随所に盛り込んでいます。
今日7月24日は2020年東京オリンピックの本来の開会式の日でした。 お台場に浮かぶオリンピックシンボルは横浜の造船会社が作り、曳船によって運ばれてきたという経緯を持っています。海事産業も関わっているオリンピック・パラリンピック。来年の無事の開催を祈るばかりです。
商船三井が運航する砕氷LNG船「VLADIMIR RUSANOV」が7月23日、東京湾・扇島のLNGターミナルに入港しました。砕氷LNG船が日本の港に入るのは初めてです。 北極圏のヤマル半島に位置するLNG基地で液化天然ガスを積み、北極海航路を通って日本まで航行してきました。
明日7月23日、商船三井が保有・運航する砕氷LNG船「VLADIMIR RUSANOV」が東京湾・扇島の LNG ターミナルに入港します。北極圏の「ヤマルLNG」からのLNG輸送に従事する砕氷LNG船が日本に寄港するのは初めてです。 今回、商船三井から氷海を航行する「VLADIMIR RUSANOV」の写真を提供してもらいました。
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今日は映画「天気の子」公開から1年目です。 劇中には、先月引退した東海汽船の2代目「さるびあ丸」も登場します。もう乗ることは叶いませんが、映画を見ればいつでも海原を行く同船の姿を見ることができます。 社旗と信号旗を掲げ、晴れ空の下で東京港を離れる「さるびあ丸」の姿をご覧ください。