太平洋戦争を通じた船員の死亡率は43%(陸軍20%、海軍16%)と非常に高いという実態があります。また、戦没船員6万643人のうち、14歳から19歳までの年少船員は1万9060人と全体の3割を占めています。
日本航空は8月1日、米カリッタ航空とコードシェアによる定期貨物便の運航を開始しました。成田-シカゴ間をカリッタのB747-400F型機で週3便運航します。 日本航空の定期貨物便は同社がフレーター事業から撤退した2010年10月以来、およそ9年ぶり。初便は本日夜、シカゴから成田空港に到着しました。
「タイタニック」の事故の犠牲者は1500人以上にのぼりました。 船の世界では人の命を守る安全な設計と、安全な航行を確保することはもちろん、万が一の事態が発生した時のための設備や訓練も欠かせません。
今後は三井E&Sが新会社「MM艦船事業分割準備株式会社」を設立。10月1日付で会社分割と新会社の全株式の三菱重工への譲渡を実行する予定です。玉野艦船工場の施設は三菱重工グループが使用することになります。
国際連合は6月12日、193の加盟国に対して、船員を正式に「キーワーカー」に指定することを要請しました。新型コロナウイルス問題で船員交代が滞っていることを受けたもので、船員交代プロトコルの導入も求めています。
「安らかにねむれ わが友よ」 「波静かなれ とこしえに」
【受注情報】鹿児島―奄美群島―沖縄本島間でフェリーを運航するマリックスラインは10月19日、鉄道・運輸機構(JRTT)の制度を活用し、8000総㌧型新造船1隻を代替建造すると発表しました。造船所は内海造船瀬戸田工場で、2021年12月の就航を予定。船名は一般公募で決めます。 marixline.com/?p=3825
船尾の舵取機室です。この機械が「宗谷」の針路を決めるのに重要な役割を果たしていました。室内は今回の修繕工事で、再塗装されています。
ダッカのサダーガット地区には小規模な造船所が並んでいます。大きなクレーンや立派な船台はありませんが、このように鉄板が加工され、チェーンやプロペラが取り付けられ、1隻また1隻と船が作られていきます。
NBPの「YAMATAI」と「YAMATO」は、風力発電関連貨物の輸送だけでなく、LNGプロジェクトや石油化学プラント向けの輸送で活躍しています。見かけたらぜひ写真に収めてみましょう。
先日、お台場海浜公園の海上に設置された東京オリンピックシンボル。横浜・鶴見から東京・お台場までの輸送には約4時間もかかりました。 これは巨大な構造物を台船の上に載せて運んでいるため、風の影響で速度が出なかったこと、安全のため東京港を出入港する大型船を先に通す必要があったからです。
現在、南極地域観測隊の輸送は海上自衛隊が担当していますが、以前は海上保安庁が行っていました。 そのため「宗谷」だけ煙突に海保のコンパスマークが描かれています。「ふじ」や「しらせ」は自衛艦なのでファンネルマークはありません。また、「しらせ(5003)」は煙突が2本あるのが外観の特徴です。
海上保安庁第三管区海上保安本部の「東京湾海上交通センター」が報道陣に公開されました。 東京湾海上交通センターは、観音崎の海上交通センターと、千葉、東京、川崎、横浜の4カ所の湾内交通管制室を統合し、昨年1月に発足。世界でも有数の過密海域である東京湾内での航行管制業務を行っています。
私たちは外航・内航問わず海上物流なくしては生きていけません。新型コロナの収束が見通せない世界で働き続ける船員たちに、目を向けていただければと思います。 「世界は船員の努力なしには機能しない。船員はいつでも支援を受けるに値する。今がまさにその時だ」(アントニオ・グテーレス事務総長)
「宗谷」の長期保存整備工事は、船舶用床材工事などを手掛ける「ケーエムシー横浜」が担っています。現場では新しく張られた木甲板や、デッキコンポジションによる床面の修復する作業を見学することができました。
奉納された船の絵や写真。 ここは香川の金刀比羅宮、海上安全を祈願して多くの海事関係者が訪れています。
護衛艦「まや」に自衛艦旗が掲げられています。同艦では現在、出港準備が行われています。
日本郵便は6月から、ホンダ製の三輪スクーター「ジャイロキャノピー」の導入を開始しました。 同社はEC(電子商取引)拡大による取扱個数の増加や二輪車免許保有者数の減少といった課題に直面しており、普通自動車免許や原動機付自転車免許で乗車が可能な三輪スクーターで配達員の確保を図ります。
EF65 529の前頭部で今日はお別れです。
今月1日、今治造船とJMUによる合弁の営業・設計会社「日本シップヤード(NSY)」が発足しました。同社はLNG船を除く全ての商船を対象に、マーケティング、企画開発、共同研究、受注営業、契約、基本設計・承認図書作成などを担います。 jmd.co.jp/article.php?no…
「宗谷」機関科の区画です。機関科倉庫には部品や書類が残されていました。南極観測船時代には樺太犬用の冷房室が設置されたとのこと。
海上保安庁は、緊迫化する日本周辺の情勢に対応するため、2020年度予算で過去最大規模の約2254億円を確保しています。領海警備の中核を担う大型巡視船を2023年度までに6隻増強し75隻体制にするとともに、新型ジェット機や中型ヘリコプターの配備を進めていく方針です。
日米開戦前の日本商船隊は約600万総㌧と世界第3位の規模を誇っていました。 1941年に9隻(5万総㌧)の被害を出した後、1942年には年間喪失隻数が200隻(170万総㌧)を突破。1944年になると1009隻(369万総㌧)の商船が潜水艦あるいは航空機の攻撃で沈んでいます。
舞鶴生まれの船で、多くの人に知られているのは南極観測船として運用されている海上自衛隊の砕氷艦「しらせ」(AGB-5003)かもしれません。 同艦は旧ユニバーサル造船舞鶴事業所で2009年に竣工しました。 ちなみに先代の「しらせ」(AGB-5002)と「ふじ」は日本鋼管鶴見の建造艦です。
国際海運会議所(ICS)と国際運輸労連(ITF)は4月7日、G20(主要20カ国・地域)の貿易相に提出したレターを公表しました。 ICSとITFは船員たちを「世界貿易の知られざる英雄」と評し、円滑な船員交代が行えるよう求めています。