「くまの」を含むFFMシリーズは、日本周辺の警戒監視活動だけでなく、海賊対処など海外派遣にも対応できる艦艇として計画されました。 基準排水量は3900㌧で、全長133m、全幅16.3m、深さ9m、喫水4.7m。 乗組員数を約90人に抑えつつ、多様な運用を想定して設備・装備の効率化を図っています。
皆さんは船の配管が好きですか? 写真はLNG船のもの。船体に張り巡らされた配管を見ると、ドキドキします。
日本の貿易量における海上輸送が占める割合は99.6%となっており、私たちの生活は船舶によって支えられています。商船だけでなく自衛艦や巡視船艇、調査船など特殊な船も含め、新造だけでなく継続して修繕できる技術を国内で持ち続けることができるかが課題となっています。
【新造船情報】三井E&S造船は2月20日、玉野艦船工場で建造していた海上保安庁向け3500㌧型大型巡視船「みやこ」を引き渡しました。配属先は第十一管区海上保安本部、中城海上保安部です。 [主要目] 全長120m 幅14m 総トン数3500G/T (写真は三井E&S提供)
海底探査やケーブル敷設で使用する特殊な船は船体のデザインも独特です。 2019年には新型船が導入され、海底資源探査では石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)の3次元物理探査船「たんさ」が、海底ケーブル敷設は国際ケーブル・シップ(KCS)の「KDDIケーブルインフィニティ」が活躍中です。
超大型コンテナ船「MSC ISABELLA」の横浜入港は関係者にとって大きな関心事。国土交通省関東地方整備局はドローンによる空撮で、迫力の様子を写しました。 (関東地方整備局提供)
【新造船情報】川崎重工業は3月24日、神戸工場で潜水艦「とうりゅう」を防衛省・海上自衛隊に引き渡しました。同艦は「そうりゅう」型潜水艦の第12番艦です。 〈主要目〉 長さ84m 幅9.1m 基準排水量2950㌧ 主機関 川崎12V25/25SB型ディーゼル機関2基 推進電動機1基1軸 速力20kt (写真は川重提供)
そしてこちらが、日本郵船が7100台積み自動車船「モノセロスリーダー」で採用した最新鋭の「情報統合型船橋」です。 着座の状態で、主要な航海情報の確認や、機器の操作を手元で同時にできるようになっています。デザインがかっこいいですよね。
【速報】サノヤスホールディングスは11月9日、来年2月をめどに子会社のサノヤス造船を、新来島どっくに譲渡することを決めました。赤字が続く造船事業の回復の兆しが見えないと判断。サノヤス造船は2021年3月1日以降、「新来島サノヤス造船」として再出発します。 jmd.co.jp/article.php?no…
米ファイザー製の新型コロナウイルスワクチンが4月5日、全日本空輸の貨物便でベルギー・ブリュッセルから成田空港へ到着しました。全日空によるコロナワクチン輸送は11便目。輸送量の増加に伴い、機材をボーイング787-9から777-300ER(登録記号JA797A)に大型化して運航しました。
7月17日に行われた海上自衛隊のイージス・システム搭載護衛艦「はぐろ」(基準排水量8200トン)命名・進水式です。青空に舞う紙吹雪と船体に飾り付けられた色とりどりのテープが綺麗ですね。
今年7月15日に行われる「海と日本プロジェクト in 晴海」の公開船舶が出そろいました! 注目はなんといっても東京港初入港となる劇場船「STU48号」。同船では海と日本プロジェクトの総合開会式や、STU48の劇場公演が実施されます。今年の夏は晴海埠頭へ! uminohi2019.info #海と日本
東海汽船は5月29日、子会社の東京ヴァンテアンクルーズが運営するレストランシップ事業から6月30日付で撤退することを決めました。同社は東京港を巡るレストランシップ「VINGT ET UN(ヴァンテアン)」(1717総トン)を運航していました。
発電燃料のLNG不足に直面した電力各社は、普段運転していない石油火力発電所などの稼働を図るため、石油元売り、商社などを通じて重油燃料と輸送船腹の調達を進めています。しかし、内航黒油タンカーは石油火力向け需要減少で減船が進行し、余裕がない状況です。
東京九州フェリーの運航初便に乗船する皆さん、船旅を楽しんでください。 横須賀と新門司を結ぶ「はまゆう」と「それいゆ」をぜひよろしくお願いいたします。 #東京九州フェリー
東海汽船から引退する2代目「さるびあ丸」の船内備品のインターネット販売を行うとの告知が出ていました。
先ほど、JMUの千葉光太郎社長から防衛省の河野太郎大臣に護衛艦「まや」が引き渡され、同艦に自衛艦旗が授与されました
1959年(昭和34年)の記事から、戦後初の「駆逐艦」の進水式です。 海上自衛隊の初代「あきづき」型護衛艦は、米国域外調達によって米国海軍の駆逐艦として建造されました。艦首を見ると星条旗が掲げられています。 2番艦の「てるづき」は6月24日、1番艦の「あきづき」は同26日に進水しました。
小型客船部門賞は瀬戸内海汽船の旅客船兼自動車渡船の「シーパセオ」。神田造船所で建造されました。広島、呉、松山を結ぶ定期航路に就航しています。「海上を移動する心地よい公園」がコンセプトで、船内回遊を積極的に促す仕掛けを随所に盛り込んでいます。
一口にLNG船と言っても船型は全く違います。 写真の船もそれぞれ、ノルウェーのモス社が開発した球形の「モスタンク」、フランスのGTT社がライセンスを持つ「メンブレンタンク」、そして日本のIHIが開発した「SPBタンク」とそれぞれ別のタンク構造を採用しています。
【新造船情報】内海造船の瀬戸田工場で7月15日、石崎汽船向け875総㌧型旅客船兼自動車航送船「翔洋丸」が完工しました。同船は松山―呉―広島航路での就航を予定しています。 (写真は内海造船提供)
「宗谷」の工事では、外観だけでなく内部の修復も進められています。サビが発生した所にはケレン作業と再塗装を実施。腐食が進んでいた左右のバルジ内部の補強・修復を進めるとともに、万が一、浸水しても船体を守れるよう、船倉側から8mm鋼材を用いて外板のダブリングを行っています。
(ライスシャワーもメイショウドトウも引けません)
「STU48号」が東京港に初めて入港したのは昨年7月14日のこと。コロナ禍の中で、また1隻の船が役目を終えようとしています。
東京港・竹芝客船ターミナルで7月9日、東海汽船初の新造ジェットフォイル「セブンアイランド結」(176総トン)の内覧会が開かれました。同船は今月13日に伊豆諸島航路でデビューします。