日本の造船業はかつて総合重工系が業界を牽引してきましたが世界的な船腹・供給過剰による需要低迷、中国・韓国勢の台頭などで、再編を余儀なくされています。 JMUの舞鶴事業所と三井E&S造船の千葉工場は新造を撤退を決定。三菱重工業は香焼工場を大島造船所へ売却するに向けた交渉を進めています。
【新造船情報】内海造船瀬戸田工場で1月27日、8900総トン型新造フェリー「シルバーブリーズ」が進水しました。 同船は川崎近海汽船が津軽海峡フェリーから用船し、今年6月に八戸―苫小牧航路へ投入する予定です。 (写真は内海造船提供)
今日は初代南極観測船「宗谷」の進水日です。同船は1938年2月16日にソ連船「ボロチャエベツ」として進水、同年6月10日に辰南汽船「地領丸」として竣工しました。後に帝国海軍特務艦、海上保安庁灯台補給船などを経て1956年10月17日に南極観測船となりました。
そして1995年春の天皇賞などG1で3勝したライスシャワーは、栗林商船グループの栗林運輸で会長を務めた栗林英雄氏が馬主でした。
深田サルベージの起重機船「富士」です。港にいると非常に大きな存在感があります。私たちも見る機会は非常に少ないです。
風力を推進力に利用する次世代型帆船が、2022年にも誕生しそうです。商船三井と大島造船所などが開発を進めてきた伸縮式の硬翼帆「ウィンドチャレンジャー」を搭載する10万重量㌧級バルカーが基本設計を完了し、日本海事協会か基本承認(AIP)を得ました。
FFM「くまの」の外観はステルス性を考慮したデザインとなっており、これまで日本が建造してきた艦艇とは一線を画しています。 タグボートの力を借りず、喫水が浅い港にも入港できるようにするため、バウスラスターを護衛艦として初めて採用したのも特長の一つです。
【新造船情報】興亜産業は12月22日、旭タンカー向けに建造している499総トン型の次世代内航船ゼロエミッション電気推進タンカー(EV船)「あさひ」の命名・進水式を第1号船台で開催しました。バッテリーのみで航行する商船は日本初、油タンカーとしては世界初です。 (写真は興亜産業提供)
造船所などがある海に面した地域を訪れることが多いですが、その際に「船は生活に不可欠であるのだなあ」と実感させられる風景にいつも出会います。早く新型コロナウイルスの影響が薄れ、本格的に建造などの「現場」を訪れたいです。
現役の帆船というのも、なかなか見る機会はありませんよね。 写真はコロンビア海軍の練習帆船「A.R.C.GLORIA」です。
「あき」は、海上自衛隊の対潜水艦能力を増強するため、ひびき型音響測定艦の3番艦として建造が進められています。艦名は「安芸灘」が由来とのことです。同艦も艦番号は視認性が低いグレーで塗装されています。 現在、防衛省は4番艦の新造整備を計画しています。
【新設計情報】 スウェーデンのタンカー大手ステナバルクは3月8日、分離可能なモジュール式の貨物ユニットで構成されるハイブリッド船「Infinity MAX」の設計コンセプトを発表しました。水素を燃料として使用するとともに、風力推進システムとして翼帆を設置します。 (画像はステナバルクHPから)
四国急行フェリーが運航する宇高航路(宇野―高松)の光景です。同航路は、12月16日をもって109年の歴史に幕を閉じます。
それでは良い連休をお過ごしください。 (写真はニャンコフェリーの「こんぴら2」です)
それにしても、歴代全ての南極観測船が保存されているって素敵ですよね #南極の日
また、造船・舶用の町でもある尾道市は「蒼穹のファフナー」(2004年)や「かみちゅ!」(2005年)の舞台になっています。ゲーム作品でもよく街並みが登場しています。
「STU48号」は1998年、伊是名村営フェリー「ニューいぜな」として山中造船で建造。2016年から壱岐・対馬フェリーの「みかさ」として運航した後、2019年4月にJMU因島工場で劇場船「STU48号」へと改造されました。 #ありがとうSTU48号
護衛艦「まや」乗組員乗艦の様子です。
東京オリンピックシンボルと、品川CTで荷役中のコンテナ船「SINOTRANS SHANGHAI」、航行する芝浦通船のタグボート「かちどき丸」。今朝は2020年の東京港を凝縮したような風景が撮れた。
秒速8メートルなんだって。海上技術安全研究所で行われた高速曳航試験のスピード。秒速8メートル。
ただし日本商船隊2496隻のうち、日本籍船は261隻で全体の10%程度にすぎません。残る2235隻は、税負担などが軽い国に船籍を置く便宜置籍船か、海外企業から用船した外国籍船です。最も多いのはパナマ船籍(57.6%)で、このほかにリベリア、マーシャル諸島、シンガポール、香港、バハマなどがあります。
プリンセス・クルーズは2021年7月1日からクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」(11万5875総トン)を使用した日本発着クルーズの運航再開を目指すと発表しました。同年10月16日出発分までの全12コース、15出発日を設定。発着は全て横浜港となります。
「宗谷」のボイラー周辺は、1978年に海上保安庁の巡視船としての役目を終えた当時の雰囲気を保っています。制御盤や表示パネルの文字はしっかりと読み取れますし、工具もそのまま置かれていました。
もちろんSHKライングループが誇る新型フェリーなので露天風呂やサウナがありますし、スポーツルームだって設けられています。 #東京九州フェリー
STU48号では明日、晴海埠頭で一般公開と劇場公演が行われます。 #海と日本 #STU48