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障害を表に出して発信すると、どうしても「わざわざ障害と言わなくても良い」「障がい者ビジネス」と言われてしまいます。ただ、雇用契約を結ばずに働く就労継続支援B型事業所の平均工賃は月額15,576円(R2)が現実で、工賃が上がるビジネスモデルを作りたい。だから、しっかり発信したいと思います。 twitter.com/ogatti21/statu…
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学習障害は読み書きの困難さに着目されがちですが、着目すべきは読み書きに脳のキャパの大半を使ってしまうこと。多くの人は読み書きの最中も色々なことを考えます。考えるからこそ記憶したり学んだり出来るのですが、それが出来ないとなると授業が「読み書きをするだけの時間」になってしまう訳です。
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「車椅子ユーザが段差で困っていたとすると、障害は段差であって車椅子ユーザではない。障害は人にあるのではなく社会に存在する。」という話をすると、「金は無限にあるとか思ってそうw」と反論されるが、「工夫すれば社会にある障害をなくせる」と社会が考えれば、状況って変わると思うんですよね。
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不注意性が強く、出かける間際にバタバタする僕を見て笑う息子達。すると妻が「お父さんはこうして忘れ物が多いけれど、忘れることを自覚しているから普段から対策しているの。忘れたことよりも、普段どう対策しているかを見ておきなさい。」と冷静に伝えていて恥ずかしかった件。
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忘れ物が極度に多い子に必要な力は、忘れない様に「努力」をさせることではなく、忘れない様に工夫したいという気持ちを生み出すこと。この気持ちを生み出すためには、本人が工夫した努力を「忘れ物をなくすために工夫してることが凄いと思う!」と大人が認めることが大切だと思うんですよね。
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意図のない「怒鳴る指導」は、単に怒りに任せて怒鳴っておけば相手が萎縮して言う事を聞くので、素人の指導者がやってしまいがち。(誤った)成功経験が積み重なるため、「指導がうまい」と錯覚する。早い段階で気づけばまだ良いが、錯覚したまま怒鳴る指導を続けると大変な事になるんですよね。。
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「みんなは我慢しているのに、あなただけ我慢しないのはワガママだ。」というロジックって未だに根強く残っているのですが、我慢の程度って個人差が大きいし、誰もが同じ労力で我慢できる訳ではない。そもそも我慢せずに済むデザインを考えた方が、皆にとってメリットがあると思うんですよね。
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「スカートとズボンから制服を選べる。」という素敵な学校。
私のミッションは、ズボン・スカートに続く第3の制服の選択肢として、ユニセックス・スカート「bottom’all(ボトモール)」を加えること。
「あの制服、カッコいい!」と呼ばれるものを、近日公開します。
www3.nhk.or.jp/news/html/2021…
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「相談があるんですけど‥」と言われ、話を聞いているうちに号泣される事が比較的多いのですが、ひたすら話を聞いて頷いて、泣いてもらう様にしている。そういうケースは相談がある訳ではなくて、辛さを吐き出したいSOS。相談は質問された時に返したら良い話なので、アドバイスはしない様にしている。
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「子供の好き嫌いをなくすには?」と聞かれた際は、「嫌いなものを無理に食べさせないこと」と答えている。無理強いはトラウマを生み出す原因。幼少期に大切なのは嫌いなものをなくす事よりも食を楽しむ経験。そして、何より食べるのを嫌いにならない事なんですよね。
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かなり前の話なんだけど、「先生、講義に出るのが辛くて・・」と相談されたので、「分かった、代替案考えるね。こうして助けを人に求めるって勇気がいったと思うんだ。本当によく頑張ったね。」と伝えると、泣きながら笑ってくれた。助けを求めるのは勇気がいるし、その大切さを教えてくれた出来事。
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就学前検診で「引っ掛かった」僕。親をはじめ色々な方に迷惑をかけましたが、皆様のおかげで今、最高に幸せな人生を送ることが出来ています。僕にとって検診は「引っ掛ける」ものではなく、「オーダーメイドな関わりの方が伸びる子をピックアップする」というイメージなんですよね。
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90分の講義の間に休憩時間を確保するだけで救われる学生は多い。同一姿勢であるが故に生まれる眠気、講義中にトイレに行けない恐怖、花粉症を我慢するストレスなど、講義を聞きたいにも関わらず体質のせいで集中できない学生は多い。集中出来ない理由を一方的に「集中力」のせいにするのは辞めたい。
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「空気が読めない」を自覚している人が感じる困難さって、空気が読めない辛さに加えて、自覚しているが故に「空気を読みすぎて疲れる」事だったりする。しかも、空気を読もうと努力したのにも関わらず、空回りしてしまう。これって、かなり辛いと思うんですよね。。
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ついに、ついに・・パリコレの様子が解禁となりました✨
障害の有無に関わらず、誰もが魅力を感じるファッションをパリコレで表現する・・私達の3年間の挑戦が、この20分余りのの動画に凝縮されています。
是非、皆様ご覧ください。
youtu.be/QIanqovojjg
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【拡散・RT希望】
この度、JPFA(一般社団法人日本障がい者ファッション協会)は、専属撮影モデルを募集致します。
当協会の公式WEBサイトや、パリコレ開催に向けたパンフレット等にも掲載させて頂きます。
関西近郊に在住の方が対象です。多数の応募、お待ちしております。
bit.ly/2YKacor
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学校でうまく適応できなかったからといって、社会に適応できない訳ではない。学校でうまくいかなくても社会で活躍するケースは山程ある。少なくとも子ども達の未来を含めた人生に負のレッテルを貼って潰すことだけは、大人として避けるべきだと思うんですよね。
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「学校が子供に配慮すると、甘えて自立できなくなるのでは?」と言われたので、「配慮を受けて『出来た!』という経験を積めば、本人に意欲が生まれ、甘えるどころか自ら工夫をし始める‥つまり、自立します。自立する意欲を生み出すための配慮をしてみませんか?」とお伝えしたら逆に納得頂けた件。
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「我慢すること」を教えるなら、同時に「我慢しないこと」も教える必要がある。誰かに助けを求めるスキルは、生きる上で必要不可欠な力だと思う訳です。
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仕事ができない部下をどうすれば良いか聞かれたので、「出来ない仕事を責めるのではなく、出来る仕事を増やしてみたら?」と答えた。一年後、「出来る仕事を認めることで、本人が出来ない部分を認める様になった。周りに頼れる様になったし、今は悪い部分が本当に目立たない。」と報告された。嬉しい。
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消しゴムを使うのが難しい子は世の中に沢山います。。力の入れ方が弱いと消えてくれないし、力を入れすぎると紙が破けてしまいます。しかも、もう片方の手では紙を強く押さえないといけない。その状態で間違えた部分のみを消すというのは、もはや神技なのです。。
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「何度叱っても、反省の色がない」とはよく言いますが、反省すべきは何度も同じ叱り方をする自分自身だったりするんですよね。叱る際に正しい行動を具体的に示し、正しく行動することのメリットを伝え、相手を観察し、正しく行動した際は確実に褒めないと、何度叱っても行動って変わらないんですよね。
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巡回相談中にカーテンに隠れている子を発見。隣に座って彼の好きな恐竜の話をした。暫くして「実は、友達に悪口を言われたのが辛くて‥」と言ってきたので、「そっかぁ‥辛かったね。辛さを伝えるって、大人でも難しいこと。本当に凄いと思うよ。」と伝えると彼は号泣。そっと彼の頭を撫でた。