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大学のオンライン講義はカメラオフなので学生の顔が見えない。あまりに寂しかったので、チャット機能を活用することに。「なるほど」「マジでww」「88888」など敬語不要のルールにしたところ、チャットが異様に盛り上がり、「神授業!!」「お茶投げたいです!」と感想に書かれていて満更でもない件。
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「講義を欠席する際は連絡をください。欠席理由は何でも良いですが、嘘はつかないでください。徹夜でゲームして寝坊した‥でも構いません。もし嘘をつくなら、明らかに嘘と分かるものにしてください。」と伝えたところ、「ちょっと、ドラゴンボールを探してきます。」と連絡が来た思い出。
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友人から仕事ができない部下をどうすれば良いか聞かれたので、「出来ない仕事を責めるのではなく、出来る仕事を増やしてみたら?」と答えた。
数日後、「部下が出来る仕事を用意すると、予想以上にできる事が分かった。役に立っている想いからか部下が頑張る様になった」とのこと。何より。
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オンライン講義で「質問のある方はチャットに書き込んで下さい!」ってよく言うけれど、学生の立場からするとかなり質問しにくい事に気づいた。そこで、匿名で画面上にコメントが流れる「ニコニコ動画方式」を導入したところ、あまりにも自然に質問が出てきて驚いたんですよね。
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講義後に「質問ありませんか?」と言っても、手が挙がる可能性は低い。質問を強要する事だけは嫌なので、「講義中、質問があればチャットでコソッと教えてください。講義中に質問の答えを含めてお話ししますね。」と伝えたところ、質問が来る様になった。質問しやすい環境って大切だなと。
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「講義中にトイレに行くとか、社会では絶対に許されません。講義中の退出はいかなる理由があろうとも欠席扱いにします。」
過敏性腸症候群(IBS)と診断されているにも関わらず、知人の大学生はこう断言されたそう。結局、彼女は講義を受けることを諦めた。
社会って何?
珍しく、怒りが止まらない。
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「この講義は写真撮影OKです。どんどん撮影してください。カメラのシャッター音を1いいねと解釈しますので、音を鳴らしてどんどん撮影してくださいね。」と学生には伝えている。結果、「この部分、皆さんには是非知っておいて欲しいんです‥」と言った瞬間に授業が記者会見場に変貌する案件。
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「講義中にトイレに行きたくなる可能性があるので、途中退室を許可して下さい。」とお願いされたことがあって、以降「全ての」学生の一時退室を許可してみた。すると、結果的にパニック障害や感覚過敏の配慮にもなったのです。個別の配慮を全体に広げれば、多くの人が恩恵を受けると思うんですよね。
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学生が「オンラインの講義って遅く感じるので、1.3倍速で聞いてます。その方が頭に入るので‥」と教えてくれた。そこで、試しに対面講義の1.3倍速のスピードで話し、聞き逃し対策として全て2回繰り返して話す様にしたところ、「テンポが良く、オンラインでも楽しく受講できた」と高評価。学生に感謝。
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8時間労働・週休2日が常識になっているけれど、世の中の常識を見直せば能力を発揮できる人が沢山いる。休息を頻繁に挟めばミスが減る人、昼から出勤だと能力を発揮できる人、6時間労働であれば子育てと両立できる人‥など。ルール変更は確かに大変だけど、それで活躍できる人はかなり多いと思う。
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ベトナムでタクシーから降りた瞬間、スマホを座席に忘れた事に気づく。顔面蒼白の錯乱状態でキャリーケース引きずりながら「タクシー!!」と叫びながら追いかけるも、追いつく訳もない。「詰んだ・・」と思った瞬間、バイクに乗った若い女性が「Green taxi?」と話してきた。「YES!」と答えると‥
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「講義を休みたい時は、嘘をついてズル休みなんてする必要ないよ。まぁ心配にはなるので『USJ行ってきます!』とメールを送ってね。」と学生には伝えている。体調不良になりやすい人って実はかなり多く、休暇を保障するだけで安心して働ける。
「安心して休める社会」って、必要な気がしませんか?
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講義中に「トイレ行っても良いですか?」と言われることがあったので、講義のルールに「トイレに行くときは断らなくて良い」「講義中の入退室自由」を追加した。以来、数名から「このルールがあったお陰で、最後まで安心して講義を受ける事が出来ました。」と言われた。
安心できる環境って大切。
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「ユニセックス・スカートの制服なんて作っても、どうせ誰も履かないのでは?」という質問を頂戴しますが、実はそれはそれで構わないと思っています。
だって、「選ばない」は、選択肢が準備されている状況ではじめて生まれる権利ですから。
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「どうせオンライン講義でしょ‥」と言われるのが悔しかったので、ユーチューバーを研究し、「こんにちはー!」とテンション高めにテンポ良く講義をした結果、「先生の授業の雰囲気が好きです!」「初めてオンラインの方が楽しかった!」「切実にまた先生の授業が受けたい!」など絶賛の嵐。嬉しい。
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「車椅子ユーザが段差で困っていたとする。すると、障害はこの段差であって、車椅子ユーザではない。障害は人にあるのではなく社会にあるんだよ。」とオンライン講義で学生に伝えたところ、チャットで「確かに!」「そっか!」の弾幕が発生した。感覚的に分かって貰えたのが本当に嬉しい。
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伸びてきたので後日談ですが、「受け身な自分が前のめりになった」「チャットを見ながらメモを取れた」「他の人の意見や考え方を知れた」「聞くだけより断然集中できる」「発言しやすい」など、任意の授業アンケートにもかかわらず7割の学生が感想を書いてくれました。
ちなみに、感想は全て敬語です。
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「エレベーターの鏡は髪型やメイクを直すためのものではなく、車椅子ユーザがバックで出るためのバックミラーなんです。」と伝えると、一部の学生から「知らなかった!」という反応。「鏡は車椅子ユーザのために設置されたものですが、多くの人の役に立つ。この感覚を知ってほしいです。」と伝えた。
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友人から「部下が何度言っても指示通り動いてくれないんだけど・・」と相談されたので、「口頭指示をやめてメモ書きやメールで指示してみたら?」と伝えた。後日、友人から「書いたら驚くくらい伝わった!書いて気づいたんだけど、これまで私の指示が抽象的だったのかも。。」とのこと。何より。
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身体の片側にだけ麻痺がある方は、麻痺のない側の手すりに掴まってエスカレーターに乗ることが出来ます。逆に言うと、片側にしか乗ることが出来ないので、それが追い越し側の場合、後ろから舌打ちをされてしまうのです。
「片側にしか乗れない人がいる」という可能性を知っておくって大切かと。
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