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UDデジタル教科書体の話でバズりましたが、反応を見ると「良いフォントだから使っていたけれど、障害のある方のために開発されたと知って驚いた」的な内容が多かった。実はこれが本質で、障害のある方向けに作られたデザインは多くの人に優しいデザインだし、そこに「障害」は関係なくなるんですよね。
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「不注意性が強いのですが、どうすれば改善できますか?」
学生からこう相談された時は、「不注意性を治すのは大変だよ。それよりも、他人に自分の特性を伝えたり、スマホでアラームをかけたり、不注意性が強いことを前提に動くと良いよ。リスクを回避できる確率が高くなるからね。」と伝えている。
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UDフォント開発の中心人物である@Yumit_419さんから情報提供頂きました。
子どもたちの読み書きの困りを理解する上で参考になります。
ねとらぼインタビュー
nlab.itmedia.co.jp/nl/series/1418…
「UDデジタル教科書体の開発背景とデザイン」
◉前半
youtu.be/agCeKE_86xA
◉後半
youtu.be/5r91woZIDCM
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UDフォントはディスレクシア(知的に問題はないものの読み書きの能力に著しい困難を持つ症状)の方など、文字の形を正確に認識することが困難な方にとって読みやすいフォントです。線の細さが一定でない明朝体と比較すると、視認性に優れています。
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「先生、授業に出るのが難しくて・・配慮して頂けませんか?」と言われた時は、「言ってくれてありがとう。」と伝え、別室で講義をする。学力を伸ばすことは大切にされる一方で、忘れられがちなのが「助けを求める力」。自分に必要な支援を把握し、必要な場面で支援を求める力って、凄く大切だと思う。
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友達とうまく話せなかった子供時代に「別に無理して話さなくても良いよ。話したくなったら僕のところにおいで。」と言ってくれた教育実習生がいた。ふと名前を検索したところ、ある大学の教育学部で教授をされていて、YouTubeで「強みを伸ばせる自分になって欲しい」と言われていた。
今、泣いてる。
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漢字ドリルを極度に嫌がるAさん。鉄道好きだったので「駅名で漢字を覚えてみない?まずは山手線!」と言ったら熱心に取り組んでくれた。
山手線は基本的な漢字が多い。それに「健康(小4)」を無理に覚えるより「鶯谷」を書ける方が自慢になるし、意欲が生まれる。
漢字を嫌いにならないって、大切。
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「失敗は成長に必要だ!」と言われてきたので、教員になりたての頃は学生に失敗経験をさせようと思っていた。でも、失敗経験は学生の意欲を低下させるだけ。メリットがない。自分の意思で挑戦して失敗するのは成長につながるが、他人に押し付けられた失敗経験はトラウマを生み出すだけなんですよね。
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【拡散・RT希望】
この度、JPFA(一般社団法人日本障がい者ファッション協会)は、専属撮影モデルを募集致します。
当協会の公式WEBサイトや、パリコレ開催に向けたパンフレット等にも掲載させて頂きます。
関西近郊に在住の方が対象です。多数の応募、お待ちしております。
bit.ly/2YKacor
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百人一首を皆でやろうとするも、メンバーの中に聴覚障害の子がいた。どうするかな・・と観察していると、「百人一首の代わりに何をさせよう‥」と悩んでいる大人の思惑を無視して、「手札を画面に映せばいいじゃん!」と楽しそうに話す子供達。この差は何気に大きいな・・と感じた出来事。
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「読字障害は明朝体フォントが苦手(読みづらい)のに、なんでマンガは読めるのですか?」と質問されたので、「人にもよるけれど、漫画はひらがなが明朝体で、漢字はゴシック体だからね。」と言うと、驚かれる件。
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「Aさん、きっと発達障害だと思うんです。」と相談された際、「過度に頑張っているのに出来なくて本人が困っている場合、それは"障害"です。困っていない場合、それは"特性"です。」と事前に伝えると話がスムーズに進む。ただし、困りを言語化できないケースも多く、困りを自覚するサポートは必要。
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算数障害(ディスカリキュリア)は発達障害の一種で、数字の概念理解や計算に極端な困難さが生じます。また、数字や計算に関すること以外は困難さが生じないため、診断されないケースも多くあります。故に周りから理解されない事も多く、配慮が得られないどころか努力不足と言われてしまうんですよね。
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ある学校の講義で、計算に困難さがある学生が「計算ミスで薬剤の配合を間違えたくないので、電卓を使わせて欲しい」と言ったところ、先生に断られ、彼女は固まってしまったらしい。計算の困難さを事前に伝えていたにも関わらず‥です。
電卓を使わずに薬剤の配合を間違える方が問題だと思うのですが。
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「次回、配布したプリントを忘れずに持ってきてください。自信のない人は今この場で、スマホのアラームをかけましょう。」と伝えたところ、全員が忘れずにプリントを持ってきてくれた。忘れ物をした後に責めるのではなく、忘れずに済む環境をあらかじめ準備するって大切だと思うんですよね。
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「甘やかしたら社会で必要な力が身につかない。」ではなく、「甘えることで社会で生き抜くために必要な体力を身につける」なんですよね。厳しさは他人に甘える経験を沢山した先に必要なもの。
誰にも甘えることが出来ず、苦しんできた子に出会ってきたからこそ、強く思う。 twitter.com/akinaln/status…
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「講義中、スマートフォンを使用してOKです。調べ物やノートテイクなど、自由に使ってください。」と伝えている。すると、ゲームやSNSをする学生は予想以上に少数で、それどころか講義の調べ物に没頭します。学びたい学生が快適に学べる環境を保障することって、大切だと思うんですよね。
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遅刻してきた学生には「遅刻したけど来れたやん!」と笑顔で伝えている。遅刻を責めるのではなく、遅刻して叱られるリスクがあるにも関わらず講義に来たことを認める。すると、遅刻しなくなるので「遅刻せずに来れる様になったやん!」と伝える。そう言った瞬間の学生の満開の笑顔がたまらなく好きだ。
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小学校で教員をしている教え子が、「テストに書く名前は【習った漢字】しか使ってはいけないというルールがあるんです。ルールは疑問があるけれど、ルールがコロコロ変わるのも・・と思ったので、『漢字で書ける人は挑戦してみよう』という欄を別途設けてみました。」と言っていて、思わず感心した件。
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障害や困難さで学生から配慮を求められた際、その学生にだけ特別な配慮をするのではなく、なるべく全体に対して適用可能なルールにしている。板書の写真撮影の許可や、トイレの入退室自由もその一環。特別扱いって、本人にとっては負担に感じがち。特別扱いせずに済む工夫を模索することって大切かと。