402
【俯瞰の遠近】
単純に遠くを淡くするより、影によって輪郭をハッキリさせるほうが効果的です。
#背景美術 許可済
403
夜の石畳。手前の影の境目はボケ幅が大きいですが、遠くの境目はハッキリしています。
このように、ボケ幅の差で距離感を付けるテクニックはよく使われます。
【Background Art staff's work】
#背景美術 #盾の勇者の成り上がり
404
【室内 床と壁のグラデーション】
床メインの構図の場合、天井と壁の接点が見えないため床と壁の接点ばかり暗くしがちです。
しかし基本的に室内は上からの光源で描くので、他のカットとのつながりも含めて考えると、上方向を主に暗くするほうが自然に見えます。
#背景美術
406
「メイドインアビス」第一話 孤児院外観
遠景の崖は情報量を抑えて描くことで、遠近感が感じられるようにしています。
#madeinabyss
#backgroundart
#メイドインアビス
#背景美術
許可済
409
410
タッチについての考察
#背景美術
411
空間を表現する=位置関係を観客に認識させる、ということです。
そのためには、ものの重なりが分かるように、輪郭線を交差させたり、明るい面と暗い面を隣り合わせたりします。
#背景美術 許可済
412
413
「メイドインアビス」第一話 朝日の昇るシーン
2枚目と3枚目は同じカット。光が当たった状態と影の状態が描かれ、撮影で晴れていく処理がなされました。
背景:西俊樹(@shirakabausagi)
#madeinabyss
#メイドインアビス
#背景美術
許可済
415
【重なり遠近法】色塗りや描きこみに頼る前に、線画だけでも前後が分かるようにすることが重要です。
#背景美術
416
ハイライトでものの稜線を感じさせることができれば、面の陰影も省略できます。
#背景美術
417
仕事の絵しか描いていないことで、疲れていく人がいます。 ちゃんと仕上げなければいけない、という強迫観念にいつも縛られるためです。 スケッチよりもさらに肩の力を抜いた「メモ描き」を気軽にすると、原点を思い出しやすくなります。
418
419
【盾の勇者の成り上がり ロケハン写真】
断崖絶壁の上にあるスペインの町、ロンダ。二つの断崖を結ぶヌエボ橋は日本語にするとそのまま新橋ですが、電車は通らず飲み屋もありません。
#盾の勇者の成り上がり #スペイン
421
【フラクタルスタンプ】全体の形の縮小版が、部分を構成しているものに使えます。
#背景美術
422
424
【窓の描き方】窓は室内の色+映りこむ色で出来ています。
近くの建物の下層階は、街や街路樹の色などを映すこともありますが、全般的に空色を映す機会が多いです。
そのため、補色の焦げ茶色を室内に使うと綺麗に見えます。
#背景美術
425
風景は写真においても画面全体に焦点が合うよう撮られることが多く、もしあえてピンボケ効果を入れるとしたら画面手前にアップの花が入る場合などです。
この作例でも、ピントはぼかしていませんが、色彩と情報量の調整によって遠近感を出しています。