このような「構成」が出来ていないと、色やタッチを加えても効果は限定的です。 #背景美術
5階調でも明暗境界線を間違わなければ、リアルな表現ができます。 風景内のモチーフを距離ごとに大まかに分けて、何段階で描く場所なのかを明確にして描きましょう。 #背景美術
球体に斜めから光が当たった時、内側の楕円のライン上に明暗の境界が現れます。 #背景美術
ラフボードを描くとき、キャラクターの位置から光を設計することもあります。 ここでは周囲を暗く囲うようにして、中央に視線が集中するようにしています。 #背景美術 許可済
石畳やレンガや瓦など、小さいパーツが集まっている面の情報量を上げたい時、無理やり「汚れ」を描き足してしまいがちです。 しかしそれより先に、ベース色と固有色の違うパーツを4分の1程度配置してみましょう。簡単に情報量を上げられます。 #背景美術  許可済
ベースの色は違っても、同じブルーブラックを重ねるとそれぞれの影色になります。 #背景美術
絵を描くのに理論がなぜ必要かというと、理論以下の「錯覚」と、理論以上の「霊感(インスピレーション)」を見分けられるようになるためです。
ものの陰影を、真っ暗な空間からスタートして考えると、影にも色があることがイメージしやすいです。 #背景美術
残念ながら昨年逝去された内田正泰さんの貼り絵は、背景を描く上でもとても参考になります。 絵のクオリティを決める重要な要素が、タッチでなく色面構成であることが分かりやすいですね。 ギャラリーページ uchidamasayasu.com/gallery.html twitter.com/uchidamasayasu…
【割筆(わりふで)】草を描くときの筆の使い方です。
雲と崖だけのシンプルな構図ですが、片方の崖を影中にして雲に落ち影を付けることで、明るい→暗い→明るい という色面の変化が生まれます。 #背景美術 許可済
配置を考えるときは、明暗の対比、水平と垂直の対比、暖色と寒色の対比などを組み合わせます。 #背景美術 許可済 【Background Art staff's work:Made in Abyss】
「絵が好き」なままで許容されるのが趣味。「絵を愛する」までを要求されるのが仕事。 「好き」から「愛する」にステップアップできるかどうかは、学習と訓練の積み重ねによる。 なぜなら「好き」は感情に任せればよいが、「愛する」には知性が必要だから。
光を描くときは、光源の周りをどう描くかが重要です。
【色価】秋色で影色の変化を見てみましょう #背景美術
乗算で重ねる方法は、厳密には減法混色を使った便宜上のものです。 したがって、色価の影色と固有色が補色の場合は、色が濁るときがあります。 今回の場合、昼の影色を紫寄りに調整すると自然に見えます。
夜の風景を描くとき、空や遠くを真っ暗にしてしまう人がいます。 太陽の光が月の光に変わっただけですので、基本的には昼と同じように考えましょう。 すなわち(照明が当たらなければ)空より建物のほうが暗く、空気遠近によって遠くが淡くなります。 #背景美術 許可済
俯瞰は距離感が出にくいアングルですが、落ち影によって「遠近を意味づける」ことができます。 #背景美術 許可済
画面内に光源があると、そこに接する部分も光の影響で色が変化して見えます。(光の回折)ここではふちにピンク系を使っています。 #背景美術 許可済
色の意味。大抵の場合、1から順に必要に応じて階調を増やしていきます。 #背景美術
光芒の作り方と、その応用例 #背景美術 許可済
【光の回折】 光源や明るい空に接する影面は、光が干渉して色が変わります。 明度をほとんど上げることなく、色相と彩度を調整するのがコツです。またその際、輪郭をぼかす必要はありません。 #背景美術
立体感や距離感を出すための工夫 #背景美術 許可済
【ハーフシャドウ】古典絵画の例。 建物の下部に雲間からの光を入れて、画面内に明暗のサンドイッチを作り出し、遠近を明確にしています。まるで舞台照明のようですね。 同じように背景美術でも、高層ビルの上下で雲の落ち影による明暗差をつけ、大きさを出す時があります。
努力すること以上に、努力する方向を間違えないことのほうが難しい。