原武史(@haratetchan)さんの人気ツイート(新しい順)

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7時のNHKニュースを見て愕然とする。上皇と上皇后が「お忍び」で外出したはずなのに大きく取り上げている。これでは「お忍び」どころか、まるで天皇、皇后時代と変わらない扱いだ。こういう報道が続く限り、権威の二重化は到底避けられまい。
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今回の退位と即位に際して、私は国内の視覚メディアには一切出ず、国内の聴覚メディアと活字メディア(ただし毎日、読売、産経などを除く)、そして海外メディアには積極的に出るようにした。NHKをはじめとするテレビの惨状を見るにつけ、これでよかったと思っている。
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現代ビジネスに記事が出ました。gendai.ismedia.jp/articles/-/644…
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私にも出演依頼が来ましたが、即座に断りました。 twitter.com/asamadetv/stat…
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代替わり直後から上皇、上皇后が都内や近県に外出することが計画されているという今朝の記事を見て驚いた。こんなことをやると権威の二重化になりますよと忠告する側近はいないのだろうか。
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令和ReiwaにMeijiのeiと昭和の「和」が入っているところに首相の天皇観が反映しているように見える。
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「日本放送大学 原武史様」あてに某写真週刊誌から「皇太子殿下にお会いしたときのご感想」につき聞きたいという依頼が来た。皇太子に会ったことはないと答えると、「それなら長年にわたる御取材の経験からお感じになっていることにつき~」と言うので、長年にわたって取材などしていないと答えた。
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与野党相乗りで同じ日にアマテラスをまつる伊勢神宮に参拝するというのはいかがなものか。枝野代表は野党の党首らしく、スサノヲをまつる地元大宮の氷川神社に参拝すべきではなかったか。
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高輪ゲートウェイという駅名にしろ、大阪メトロの駅の改装にしろ、鉄道会社が決定したことに対して一般利用者が反対の声をあげ、その声がどんどん広がってゆくのは(鉄学者&政治学者として)非常によいことだと思っています。
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これには正直言って驚いた。ローカル線や夜行列車の廃止にしろリニアの建設にしろ、鉄道マニアというのは鉄道会社が決定したことには絶対に逆らわず、むしろそれを批判する人間を叩く傾向が強かった。それが今回は、非マニアから上がった狼煙が燎原の火のごとく広がっている。全く新しい動きと見たい。 twitter.com/jcast_news/sta…
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JR東日本が「高輪」でなく「高輪ゲートウェイ」にした背景には、元々JR東日本の駅だった品川が、東海道新幹線に続いてリニアの駅までできることでJR東海に侵食されるという危機感があり、品川に代わるJR東日本独自の「東京への入口」を作りたいという思惑があるように見える。詳細は明日の東京新聞で。
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朝日新聞オピニオン面に私の談話記事が出ているが、「政治的な問題になることを避けるために」としたはずのところが、「政治的な問題を避けるために」となっていた。微妙な問題であるがゆえに、きちんと反映させてほしかった。
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大嘗祭に関する秋篠宮の発言に関して、「政治的な発言とはいえない」「政治的な発言といえる」という二つの解釈が対立しあっているように見えるが、必ずしもそうとはいえない。なぜなら、「政治的な問題になることを避けるために政治的な発言をした」といえるからだ。
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ブラタモリで旭川をやっていた。まるで何もなかったところに屯田兵が開発して街ができたみたいな説明をしていたが、アイヌについては一言も触れていなかった。小説新潮12月号所収の「軍隊が消えた街ー旭川の光と影」では全く違う見方をしています。
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首都圏の鉄道で進む相互乗り入れによって、かなり遠方からでも人々が一か所に集まりやすい状況を作り出している面がある。それによって渋谷のように、本来東急の街だったのが、他の鉄道の多様な文化と混淆し、カオスを生み出してしまっているのではないか。
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ハロウィンの日に渋谷がいまのような状態になったのは2014年からだというが、東武伊勢崎線や東武東上線や西武池袋線の沿線から渋谷に一本で行けるようになったのが大きいのではないか。
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天皇皇后が憲政記念館で開かれた政府主催の「明治150年記念式典」に欠席したのは、2013年4月28日に同じ憲政記念館で開かれた政府主催の「主権回復記念式典」に天皇皇后が出席したときに「天皇陛下万歳」がわきあがったことから、その二の舞いを避けようとしたからではないか。
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10月20日の東京新聞で3人の女性が皇后について論じている。皇后を持ち上げるだけの北原みのりや遠山敦子に対して、皇后の「『良妻賢母』的なイメージ」を問題にし、「平成を通じて皇室のタブー化は進んだ」ことに触れている三浦瑠麗のコメントに、いい意味で驚いた。
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石破茂が都道府県ごとにメッセージ動画を作成したことは、彼が「乗り鉄」であることと大いに関係があると思う。
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「天皇個人の人格性の高さのようなものを褒めたたえることに皇室報道が埋没し、かえってもののいいづらさ、タブーや自己規制のようなものが生まれているように私は感じている」(大木賢一『皇室番黒革の手帖』140頁)。記者としてのこの自覚は重要だと思います。
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天皇皇后は、また豪雨の被害を受けた西日本各地を見舞いたいと言うだろう。退位前の最後の大仕事としてやらないわけにはいかないと思っているかもしれない。このとき、退位されると表明された以上、わざわざ来ていただくには及びませんと言える自治体が一つでもあるかどうかに注目している。
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磯田道史、五百旗頭薫、前田亮介各先生。お願いですから原稿を早く出してください。とっくに締め切りを過ぎています。
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もう一度日大全共闘ができてもおかしくないような事態になっている。
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他方で、科研費どころか研究費もなく、大学の非常勤だけであとは全部自腹にもかかわらず、立派な研究書を出している人を身近に知っている。そういう本が「権力」をもたないがゆえに埋もれてゆくのであれば、この国のアカデミズムに未来はないと思う。
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日本政治学会の複数の理事長(その中には、私と同じ専門の教授もいる)が億単位の科研費を獲得していたことを知り、考え込んでしまう。学問のために必要だったという議論に易々と乗るつもりはない。明らかに権力が作用しているからだ。私自身は科研費を獲得したことはなく、獲得するつもりもない。