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王将戦2次予選決勝で、永瀬拓矢叡王が久保利明九段に勝ち、初の王将戦リーグ入りを果たしました。
リーグ残留組は、広瀬章人八段、豊島将之竜王、藤井聡太棋聖、羽生善治九段の4人。
残るリーグ入り枠は:
木村一基九段-三浦弘行九段戦
佐藤天彦九段-糸谷哲郎八段戦
の勝者です。
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王将戦リーグの最終一斉対局、豊島将之竜王-羽生善治九段戦は、豊島竜王が勝ちました。豊島竜王は5勝1敗、羽生九段は4勝2敗でリーグ戦を終えました。豊島竜王は30日に永瀬王座と挑戦権をかけたプレーオフを戦います。羽生九段の来期の順位は3位となります。
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朝日杯将棋オープン戦で、里見香奈女流四冠が増田裕司六段に勝ちました。里見女流四冠は棋聖戦に続く勝利で男性棋士に連勝です。午後の対局でさらに連勝を伸ばせるでしょうか。
伊藤沙恵女流二段も男性棋士に連勝中、加藤桃子初段はNHK杯初戦を突破し、女流棋士の活躍が目立ちます。
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試験は8月から1カ月に1局ずつ行われ、試験管は順番に徳田拳士、岡部怜央、狩山幹生、横山友紀、高田明浩の各四段が務めます。里見女流王座は「全力を尽くしますので、静かに見守っていただけると幸いです」とのコメントを発表しました。
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A級順位戦7回戦、広瀬章人竜王が豊島将之王位に勝ちました。挑戦の可能性を残す3人が1敗で並びました。
6勝1敗≫○1羽生 ○3広瀬 ●6豊島
4勝3敗≫4佐藤康
3勝3敗≫9糸谷
3勝4敗≫5久保 ●8三浦
2勝5敗≫2稲葉
1勝6敗≫7深浦
0勝6敗≫10阿久津
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東京都千代田区で指されていた王位戦七番勝負第7局は、挑戦者の豊島将之棋聖が菅井竜也王位を破り、4勝3敗で王位を奪取しました。豊島棋聖は2冠となり、8タイトルを8人で分け合う状態は72日ぶりに解消されました。
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藤井聡太棋聖に渡辺明名人が挑戦する第92期棋聖戦五番勝負の第2局は藤井棋聖が勝って2連勝とし、初防衛に王手をかけました。第3局は7月3日、静岡県沼津市で指されます。
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名人戦第4局は渡辺明名人が挑戦者の斎藤慎太郎八段に勝ち、対戦成績を3勝1敗として初防衛まであと1勝としました。第5局は28、29日、神奈川県箱根町の「ホテル花月園」で斎藤八段の先手番で指されます。
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藤井聡太王位・棋聖は9日、関西将棋会館で指した第79期名人戦B級2組順位戦4回戦で谷川浩司九段に勝ち、開幕から4連勝としました。谷川九段は1勝3敗となりました。
今期B級2組は25人が参加。各自が10局指し、上位3人がB級1組に昇級します。藤井2冠の順位戦の次の相手は村山慈明七段です。
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棋士編入試験第3局は、折田翔吾アマが山本博志四段に勝ち、2勝1敗でプロ入りに王手を掛けました。
第4局は2月25日、試験官は棋王挑戦者の本田奎五段です。
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女流王座戦挑戦者決定戦は、清水市代女流六段が伊藤沙恵女流二段に勝ち、里見香奈女流王座への挑戦権を獲得しました。タイトル通算43期の清水女流六段ですが、タイトル戦は里見女流名人に挑戦した2015年の女流名人戦以来3年ぶり。49歳8カ月での挑戦は、山田久美女流四段の最年長記録を上回ります。
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豊島将之九段が佐藤康光九段に勝ち、名人挑戦争いに踏みとどまりました。3敗までの6人が挑戦の可能性を残し、3月2日の最終一斉対局を迎えます。
6勝2敗≫○5広瀬 ●9藤井聡
5勝3敗≫●1斎藤慎 ○4豊島 ○6永瀬 ●8菅井
4勝4敗≫○10稲葉
3勝5敗≫○3佐藤天
1勝7敗≫●2糸谷
8敗≫●7佐藤康
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