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将棋大賞が発表になりました。最優秀棋士賞は豊島将之王位。藤井聡太七段は、最高勝率賞に加えて、竜王戦5組決勝で見せた△7七同飛成で升田幸三賞にも選ばれました。
名局賞は名人戦第1局(佐藤天彦名人・羽生善治九段戦)。
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名人戦の対局規定では、千日手の成立時間が午後3時までだとその日の内に指し直し局を始め、3時以降だと翌日に1日指し切りで行ないます。本局は3時2分という微妙な時間での成立。関係者は2時50分すぎから、やきもきしながら戦況を見つめていました。(つづく)
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午後6時半の封じ手までの時間は折半して双方の持ち時間から差し引きます。豊島2冠は「折半するとは知らなかった」と話し、対局室の関係者から笑い声が上がりました。(つづく)
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今年のJT杯将棋日本シリーズの概要が発表され、藤井七段が昨年賞金ランキング12位で出場すると発表されました。賞金額は「非公表」(将棋連盟)で、8月11日に福岡で、三浦弘行九段と対戦します。
藤井七段、昨年の獲得賞金ランキング12位 将棋日本S出場が決定 - 毎日新聞 mainichi.jp/articles/20190…
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2日制タイトル戦で千日手になった時の対応をまとめました。
名人戦では、1日目の「午後3時以降」の千日手は翌日指し直しとなりましたが、「午後4時以降」の棋戦もあります。
質問なるほドリ:将棋千日手、ルールは?mainichi.jp/articles/20190…
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福岡県飯塚市の麻生大浦荘で指されていた名人戦七番勝負第4局は、豊島将之王位が佐藤天彦名人を破り、4連勝で初の名人位を獲得しました。
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羽生善治九段が本日の王座戦挑決トーナメントで近藤誠也六段に勝って通算勝数を1432勝とし、大山康晴十五世名人の最多勝記録にあと1勝に迫りました。
羽生九段は23日の王位戦挑決リーグ最終局で谷川浩司九段と対戦します。
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菅井竜也七段と藤井聡太七段の、竜王戦4組決勝指し直し局は、藤井七段が勝ち、決勝トーナメント進出を決めました。藤井七段は史上初となる初参加から3期連続のランキング戦優勝です。
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本日の王位戦挑戦者決定リーグ白組プレーオフで、羽生善治九段が永瀬拓矢叡王に勝ち、通算勝利数で大山康晴十五世名人を抜く1434勝目を挙げました。
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王位戦挑戦者決定戦は、木村一基九段が羽生善治九段に勝ち、豊島将之王位への挑戦権を獲得しました。木村九段がタイトル戦に登場するのは3年前の王位戦以来、7回目で、悲願の初タイトルを目指します。