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王将戦2次予選決勝で、木村一基九段が三浦弘行九段に勝ち、初の王将戦リーグ入りを決めました。
■今期王将戦リーグの顔ぶれ
1)広瀬章人八段
2)豊島将之竜王
3)藤井聡太王位
3)羽生善治九段
5)永瀬拓矢叡王
5)木村一基九段
5)佐藤天彦九段 or 糸谷哲郎八段(明日対局)
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竜王戦挑戦者決定三番勝負第2局は、羽生善治九段が丸山忠久九段に勝ち、1勝1敗のタイに追いつきました。
第3局は9月19日に行われます。丸山九段が勝てば4期ぶりの挑戦、羽生九段が勝てばタイトル通算100期への挑戦になります。
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京都市で行われた王座戦五番勝負第2局は、挑戦者の久保利明九段が永瀬拓矢王座に勝ち、1勝1敗のタイに戻しました。
第3局は24日に仙台市の仙台ロイヤルパークホテルで指されます。
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藤井聡太王位・棋聖は9日、関西将棋会館で指した第79期名人戦B級2組順位戦4回戦で谷川浩司九段に勝ち、開幕から4連勝としました。谷川九段は1勝3敗となりました。
今期B級2組は25人が参加。各自が10局指し、上位3人がB級1組に昇級します。藤井2冠の順位戦の次の相手は村山慈明七段です。
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本日の三段リーグで、藤井聡太王位と同学年の伊藤匠三段が連勝し、残り2局を残して四段昇段を決めました。藤井王位は7月生まれで、10月生まれの伊藤新四段が現役最年少棋士になります。
伊藤新四段は「連勝で決めることができてホッとしています。残り2局もしっかりと指し切りたい」と話しています。
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羽生九段のコメントです。
「(タイトル100期挑戦は)そういう舞台で指せることも非常にありがたいことだと思います。しっかりといろんなコンディションを整えていこうと思います。(開幕局を50歳で迎えることについて)特別何か意識していたことはないですが、よかったなと思います」
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叡王戦七番勝負第9局は、挑戦者の豊島将之竜王が永瀬拓矢叡王に勝ち、4勝3敗2持将棋(1千日手)で初の叡王位を奪取しました。先月、名人を失ったばかりの豊島竜王が2冠に復帰しました。
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王将戦リーグ開幕局は、羽生善治九段が藤井聡太王位に勝ちました。竜王挑戦権を獲得した羽生九段が好スタートを切りました。
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20日にあった関西奨励会例会で、中七海(なか・ななみ)二段(22)が2連勝して直近の成績を12勝4敗とし、三段昇段を決めました。女性の三段は、女流プロの里見香奈清麗(28)、西山朋佳三段(25)に続き3人目。中新三段は10月に開幕する三段リーグ戦から女性初となるプロ棋士を目指します。
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奨励会三段リーグで、既にプロ入りを決めている伊藤匠三段(17)=宮田利男八段門下=に続き、冨田誠也三段(24)=小林健二九段門下=が14勝4敗で昇段を決めました。
古賀悠聖三段(19)=中田功八段門下=は13勝5敗で2回目の次点となり、フリークラスでの四段昇段する意志を表明しました。
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倉敷藤花戦挑戦者決定戦で、中井広恵女流六段が石本さくら女流初段を破り、挑戦権を獲得しました。50代での女流タイトル挑戦は初です。
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■女流タイトル挑戦年長順(敬称略)
1) 中井広恵 51歳4カ月
2) 清水市代 49歳9カ月 2018年女流王座戦
3) 山田久美 47歳9カ月 2014年倉敷藤花戦
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関西将棋会館で指された第70期王将戦リーグの豊島将之竜王-藤井聡太王位戦は、豊島竜王が勝ち、リーグ成績を2勝0敗としました。対藤井戦も6戦全勝と、負けなしで連勝を伸ばしました。
一方、藤井王位は開幕戦に続く連敗となりました。3敗すれば渡辺明王将への挑戦権獲得の可能性はなくなります。
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