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王位戦第3局は、藤井聡太棋聖が木村一基王位に勝利し、開幕局から3連勝で初の王位獲得に王手をかけました。第4局は19、20両日、福岡市の大濠公園能楽堂で。藤井棋聖が勝てば、棋聖に続くタイトル奪取となり、羽生善治九段が持つ最年少2冠の記録(21歳11カ月、王座と棋王)を大幅に更新します。
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関東研修会B2クラスの和田はなさんから女流棋士資格申請書が提出され、9月1日から女流棋士2級になります。
和田さんは和田あき女流初段の妹で、中倉彰子・宏美姉妹、大庭美夏・美樹姉妹、里見香奈・咲紀姉妹に続く4組目の姉妹女流棋士となります。
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東京の将棋会館で行われていた名人戦七番勝負第5局は、挑戦者の渡辺明王将が豊島将之名人に勝ち、3勝2敗と初の名人位獲得に王手を掛けました。
第6局は14日から、大阪市福島区の関西将棋会館で指されます。
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叡王戦七番勝負第7局は、永瀬拓矢叡王が挑戦者の豊島将之名人に勝ち、3勝2敗2持将棋(1千日手)で、初防衛に王手を掛けました。
第8局は9月6日に神奈川県秦野市の元湯陣屋で指されます。
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名人戦第6局は、挑戦者の渡辺明王将が豊島将之名人に勝ち、4勝2敗で初の名人位を獲得しました。渡辺新名人は7月に棋聖を失いましたが、王将、棋王(永世棋王資格者)を併せて現役タイトル保持者では最多の3冠となりました。
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敗れた豊島名人は、スーツに着替えて取材本部を訪れ、「お疲れさまでした。お世話になりました」と報道関係者にねぎらいの言葉をかけて、関西将棋会館を後にしました。取材陣からは大きな拍手が起きました。
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王位戦第4局2日目の対局が始まりました。36分考えた藤井棋聖の封じ手は、飛車を切って銀を取る8七飛車成りでした。飛車を逃げなかったことで、激しい戦いに突入しそうです。
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王位戦第4局は、初挑戦の藤井聡太棋聖が木村一基王位に勝利し、4連勝で王位を奪取しました。藤井新王位は7月に獲得した棋聖と合わせ、18歳1カ月の史上最年少で2冠を達成しました。またタイトル通算2期により、史上最年少で八段に昇段しました。
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王将戦2次予選決勝で、永瀬拓矢叡王が久保利明九段に勝ち、初の王将戦リーグ入りを果たしました。
リーグ残留組は、広瀬章人八段、豊島将之竜王、藤井聡太棋聖、羽生善治九段の4人。
残るリーグ入り枠は:
木村一基九段-三浦弘行九段戦
佐藤天彦九段-糸谷哲郎八段戦
の勝者です。