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本日のA級順位戦は、羽生善治九段が菅井竜也八段に勝ち、白星発進しました。菅井八段は昇級初戦を落としました。
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三重県鳥羽市の戸田家で指された名人戦第1局は、大熱戦の末、挑戦者の渡辺明王将が豊島将之名人に勝ちました。
第2局は18日から、山形県天童市の天童ホテルで行われます。
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渡辺王将は、対局中に付けたマスクについて「秘密兵器ですか」と聞かれるとニヤリとし、「運動用のマスクです。普通のマスクは息の逃げ場がなく、2日間はしんどい。いろいろ試して一番これがいいかなと思いました」と説明していました。
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王位戦挑戦者決定リーグ最終局、藤井聡太七段が阿部健治郎七段に勝って白組優勝を果たし、紅組優勝者との挑戦者決定戦に進みました。
紅組は、優勝の目がある永瀬拓矢叡王、豊島将之名人、佐々木大地五段の対局が続いています。
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王位戦挑戦者決定戦最終局、永瀬拓矢叡王が本田奎五段に勝って紅組優勝を果たしました。
棋聖戦に続き王位戦も、永瀬拓矢叡王と藤井聡太七段が挑戦権を争います。
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藤井聡太七段は本日の竜王戦3組ランキング戦決勝で杉本昌隆八段に勝利。連続優勝の新記録となる4期連続ランキング戦優勝を果たし、挑戦者決定トーナメント進出を決めました。また、師匠である杉本八段との対戦は、千日手指し直しとなった2018年3月8日の王将戦1次予選以来で、2連勝としました。
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王位戦挑戦者決定戦で、藤井聡太七段が永瀬拓矢叡王を破り、棋聖戦に続いて挑戦権を獲得しました。
木村一基王位との王位戦七番勝負第1局は、7月1日から愛知県豊橋市のホテルアークリッシュ豊橋で行われます。
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将棋会館で名人戦が行われるのは、加藤一二三十段が中原誠名人(いずれも当時)との「十番勝負」の末、初めて名人を獲得した1982年以来38年ぶり。
第1局が持将棋になり、その後も千日手が2回成立。第7局で決着が付かず、第8局が急遽、将棋会館で行われました。
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棋聖戦五番勝負第2局は、挑戦者の藤井聡太七段が渡辺明棋聖に勝ち、2連勝で最年少タイトル獲得記録更新に王手を掛けました。
第3局は7月9日に東京都千代田区の都市センターホテルで行われます。
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終局後の両者のコメントです。
藤井七段「(連勝したが)次戦も気負わずに臨めればと思います。和服は長時間の対局では初めてで、どんな感じか分からないところがあったんですけど、着てみると思ったより快適というか、普段通りにやれたのかなと思っています」
(つづく)
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(つづき)
渡辺棋聖「前例もあまりない将棋で、互角ぐらいの分かれを探してはいたんですけど、普通にやってたらいきなりダメになってしまったんで。ちょっと差がついてしまったので、もう少し良い将棋を指さないといけないなと思います」
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愛知県豊橋市で行われた王位戦七番勝負第1局は、挑戦者の藤井聡太七段が木村一基王位に勝ちました。棋聖戦五番勝負連勝に続き、王位戦でも好発進しました。
第2局は13日から札幌市のホテルエミシア札幌で指されます。
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(つづき)
木村王位「どこかで対応をはっきり間違えました。封じ手のところは苦しい上に変化のしようがないので、一方的な感じになっちゃったかなというところですね。結構頑張ったつもりでいたんですけど、最後もぴったりしてますし、結果的に鋭い寄せだったんじゃないかと感じました」
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王位戦第1局終局後の両者コメントです。
藤井七段「2日制の対局は初めてで、充実感もあったんですけど、体力面では課題が残ったと思うので、次回はそういうところにも気をつけていきたい。いいスタートが切れたかなと思うので、第2局もしっかり指したいと思います」
(つづく)
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兵庫県豊岡市で行われていた叡王戦七番勝負第2局は、持将棋が成立しました。
第1局は千日手指し直しの末、挑戦者の豊島将之名人が永瀬拓矢叡王に勝っています。
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順位戦B級2組で、藤井聡太七段が橋本崇載八段に勝ち、今期連勝スタートを決めました。
藤井七段は「いい出だしになりましたが、厳しい戦いが続くと思うので、気を引き締めていきたい」と慎重。
橋本八段は「一瞬で抜き去られました。積んでるエンジンが違う気がしました」と脱帽していました。
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現役最年長の桐山清澄九段が竜王戦5組残留決定戦で井出隼平四段に勝って5組残留を果たし、現役続行が決まりました。敗れれば引退となる一局で、通算995勝目を挙げました。
来期以降は竜王戦のみ参加可能で、来々期までは5組以上、それ以降は4組以上に在籍していれば参加できます。