851
852
#名人戦 第4局は3時のおやつの時間になりました。佐藤名人は、季節のフルーツ・パフェ仕立てと自家製ジンジャーエール、羽生竜王はティラミスとホットレモンティー。佐藤名人は、和服を汚さないように膝掛けを広げた後、手番だった盤面から目を外し、しばらくパフェを持ち上げて鑑賞していました。
853
854
855
857
858
藤井六段は昨年の竜王戦で5組に昇級しており、今年も昇級して「竜王ランキング戦連続昇級」の七段昇段規定を満たせば七段になります。次の準決勝に勝つか、負けても昇級者決定戦(=敗者復活戦)で1勝すれば4組昇級が決まる、残り2局で「マジック1」の状態です。
859
佐藤天彦名人に羽生善治竜王が挑戦する#名人戦 七番勝負が明日開幕します。前夜祭で、佐藤名人は「2人で指す棋譜が作品とすれば羽生さんは最高の相手。力を精一杯発揮して熱戦を繰り広げたい」、羽生竜王は「幸運にも挑戦者になることができた。気分を新たに1局を迎えたい」と挨拶しました。#将棋
860
861
今日の詰将棋解答選手権チャンピオン戦で、藤井聡太六段が100点満点で4連覇を果たしました。第2ラウンドの90分のうち後の約40分は見直しの時間に当てていたようです。
862
863
羽生竜王は終局後、「順位戦では(豊島八段戦、稲葉八段戦に)二つとも負けていたので、切り替えないといけないと思っていました。せっかく(名人挑戦の)機会に恵まれたので、コンディションを整えて開幕を迎えたい」と話しました。名人を奪取すれば10期目、タイトル獲得通算100期の節目を迎えます。
865
4度目の挑戦も初タイトルに届かなかった豊島八段は「結果も良くなかったですが、内容もいまいちでした。相振り飛車は自分の良さが出るかなと思いましたが、結果的にうまくいかなかったです。あまり焦りすぎないように、これからも頑張っていきたいと思います」と肩を落としていました。#王将戦
866
終局後、杉本七段は自身の師匠の故板谷進九段を思い出しながら、「師匠は私がプロになる前の19歳の時に亡くなり、公式戦での対局は叶わなかった。形を変え、師匠という立場で藤井六段と対戦できたのはうれしかった」と目を潤ませていました。
867