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終局直後、木村王位は記録係に「明日、奨励会?」と例会があることを確認してから、記録係が盤駒を片付けやすいよう、すぐさま別室へ移りました。
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王将戦リーグの久保―藤井戦は藤井七段が勝って4勝1敗とし、広瀬章人竜王と首位に並びました。19日の最終一斉対局で両者が対戦し、勝者が挑戦権を獲得します。広瀬竜王が勝てば初の王将戦挑戦、高校2年生の藤井七段が勝てば史上最年少でのタイトル挑戦となります。
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女流王将戦三番勝負第3局は、挑戦者の西山朋佳女王が里見香奈女流王将に勝ち、2勝1敗で初の女流王将を獲得しました。
里見女流王将は、史上初の女流6冠から一歩後退。残る女流2冠は西山新女流王将が保持しています。
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プロ編入試験の名称が10月から「棋士編入試験」に変わりました。アマチュアだけでなく女流棋士にも受験の可能性があることを考慮した、とのことです。
折田翔吾アマの試験日程が以下の通り、追加発表されました。
第3局 1/27山本博志四段戦(東京)
第4局 2/25本田奎四段戦(東京)
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新人王戦決勝三番勝負第3局は、高野智史四段が増田康宏六段に勝ち、2勝1敗で初優勝しました。増田六段は3回目の優勝を逃しました。
高野四段の師匠は、先日、悲願の初タイトルを取った木村一基王位で、師弟そろっての快挙となりました。
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王将戦リーグの残る1局は、藤井聡太七段が羽生善治九段に勝ちました。
3勝1敗≫○5藤井聡
2勝1敗≫3広瀬 ●5羽生
2勝2敗≫4豊島
1勝2敗≫○2糸谷 ●5三浦
0勝2敗≫1久保
藤井七段は3勝一番乗りとなり、久保九段戦と広瀬竜王戦を残しています。
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羽生善治九段が今期王将戦リーグ初戦に臨み、豊島将之名人に勝って好スタートを切りました。
2勝1敗≫3広瀬
2勝2敗≫●4豊島
1勝1敗≫5三浦 5藤井聡
1勝0敗≫○5羽生
0勝1敗≫1久保 2糸谷
次のリーグ戦は18日の糸谷哲郎八段-藤井聡太七段戦と、羽生九段-久保利明九段戦です。
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東京都内で指されていた竜王戦七番勝負第1局は、挑戦者の豊島将之名人が広瀬章人竜王に勝ちました。
第2局は23日から京都市右京区の仁和寺で行われます。
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王将戦リーグの豊島-藤井戦は、豊島名人が勝ち、リーグ成績を2勝1敗としました。次戦は16日に羽生善治九段と対戦します。藤井七段は1勝1敗となり、次は18日に糸谷哲郎八段と対戦します。なお豊島名人は対藤井七段の公式戦成績を4戦全勝としました。
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昨日の王将戦リーグ、藤井七段は愛知県の自宅に帰るつもりだと言わないまま感想戦を進めていましたが、三浦九段が気遣いを見せて終電に間に合わせたそうです。
mainichi.jp/articles/20191…
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神戸市で行われていた王座戦五番勝負第3局は、挑戦者の永瀬拓矢叡王が斎藤慎太郎王座に勝ち、3連勝で王座位を奪取しました。
複数タイトルを持つのは渡辺明王将(棋聖・棋王)と永瀬叡王の2人になりました。
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本日の王将戦リーグ1回戦は、藤井聡太七段が三浦弘行九段に勝ちました。
1勝≫3広瀬 4豊島 ○5藤井聡
1敗≫1久保 2糸谷 ●5三浦
抜け番≫5羽生
2回戦の組み合わせ:
久保九段-羽生九段
広瀬竜王-三浦九段
豊島名人-藤井七段
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王位戦七番勝負第7局は、挑戦者の木村一基九段が豊島将之王位に勝ち、4勝3敗で王位を奪取しました。7回目の挑戦で悲願のタイトルを獲得しました。
46歳3カ月での初タイトル獲得は、有吉道夫九段の37歳6カ月を大幅に更新する最年長記録です。