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A級順位戦7回戦、木村一基王位が三浦弘之九段に勝ちました。残り2局を残して2敗が消えたため、7戦全勝の渡辺明王将の名人初挑戦が決まりました。
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本日のB級1組で谷川浩司九段が千田翔太七段に敗れ、降級が決まりました。谷川九段は「連敗が続き内容も悪かったので降級は仕方ない。4月までによほどのことがない限りB級2組で指すつもりでいます。気持ちを入れ替えてまたやりたい」と話しました。
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現役最年長棋士の桐山清澄九段(72)が明日、順位戦C級2組で高見泰地七段戦に臨みます。桐山九段は、自身が敗れるか、富岡八段・渡辺大五段・西川和六段の3人が揃って勝つと降級が確定し、残りの棋戦を全て敗退した時点で引退となります。
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王将戦七番勝負初登場の広瀬八段。「『罰ゲーム』は勝たないと権利がないので、何回かは『罰ゲーム』を受けたいです」と話すと、スポニチ記者から「どこまで大丈夫?」「かぶり物はOK?」「ハードなのも?」「お風呂は?」と質問がありましたが、特にNGは出ませんでした。
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棋王戦挑戦者決定二番勝負第2局は、本田奎四段が佐々木大地五段に勝ち、渡辺明棋王への挑戦権を獲得しました。
本田四段は昨年10月デビューで、開幕局ベースで1年4カ月での挑戦は、屋敷伸之九段の1年2カ月に次ぐ2番目のスピード記録になります。
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佐藤康光九段も東京五輪の聖火ランナーに決まったと発表がありました。出身地の京都府八幡市を走ります。佐藤康光九段は「少年時代に将棋を学んだこの地で走れる喜びを感じております。最初で最後の経験と思いますが、精一杯務められればと思います」とコメントしています。
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藤井聡太七段が出身地の愛知県瀬戸市での東京五輪の聖火ランナーに決まり、「瀬戸市で暮らしながらプロ棋士として対局を重ねる私にとって、地元の方々のご声援、ご支援はありがたく、大きな力となっております。地元の皆さまに笑顔が届けられるよう自分らしく精一杯走りたい」とコメントしました。
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防衛戦で勝ててない、と嘆いた豊島名人ですが、将棋界はタイトル者が防衛できない事態が続いています。今回の竜王戦で5タイトル連続となりました。
次は王将戦。渡辺明王将がストップするか、広瀬八段が後に続くか。
mainichi.jp/articles/20191…
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島根県津和野町で指されていた竜王戦七番勝負第5局は、豊島将之名人が広瀬章人竜王に勝ち、4勝1敗で竜王を奪取しました。豊島名人は2冠に復帰しました。
名人と竜王と同時に保持するのは、羽生善治九段、谷川浩司九段、森内俊之九段に次ぎ4人目です。
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藤井聡太七段は関西将棋会館で指した順位戦C級1組7回戦で船江恒平六段に勝ち、7勝0敗としました。同じく6回戦まで全勝だった佐々木勇気七段と石井健太郎五段が共に敗れ、あと3局を残して単独首位に立ちました。藤井七段の8回戦の相手は小林裕士七段です。
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将棋ユーチューバー、折田翔吾さんの棋士編入試験第1局は、折田さんが黒田尭之四段に勝ちました。第2局は12月23日、出口若武四段と対戦します。若手の四段5人と対局し、3勝して合格すれば、順位戦以外の棋戦に参加できるフリークラスの四段になります。
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飯野愛女流初段が22日に一般男性と結婚したと、将棋連盟から発表がありました。おめでとうございます!
対局は飯野姓のまま続けるとのことです。
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藤井七段は「少しでも嫌みをつけないと勝負にならない形になったので、できるだけ局面を複雑にしようと指していました。最後は難しくなった場面もあったが、時間がなくて分からなかったです。これが実力かなと思うし、また実力を高めて頑張りたい」と敗戦の弁を述べました。
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王将戦リーグ最終局の残りの1局は、久保利明九段が三浦弘行九段に勝ちました。リーグ最終順位は
1位 広瀬竜王(5勝1敗)
2位 豊島名人(4勝2敗)
3位 羽生九段(〃)
3位 藤井七段(〃)
5位 久保九段(2勝4敗)
6位 糸谷八段(1勝5敗)
7位 三浦九段(〃)
です。次期リーグは3位に2人が並びます。
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広瀬竜王は「最後は負けにしたのかなと思っていたが、ギリギリ詰みがあるので、最後はこちらに運がよかった。歴史ある王将戦の番勝負に初めて出場できて、とてもうれしい。渡辺王将は充実されているので、対策を立てて、いい勝負ができればなと思っています」と、喜びと抱負を語りました。
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王将戦リーグ最終局で、広瀬章人竜王が藤井聡太七段を破り、王将挑戦権を獲得しました。藤井七段が逆転で最年少タイトル挑戦記録更新をほぼ手中にしたかに思われましたが、再逆転で即詰みに討ち取られました。
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王将戦リーグ、広瀬竜王ー藤井七段戦を検討している控室では「後手(広瀬竜王)にいい手がないと勝てなくなった」(杉本八段)と、逆転模様との見方も出ています。
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王将戦リーグの控室では、杉本八段と深浦九段が広瀬竜王-藤井七段戦を検討しています。深浦九段は「後手(広瀬竜王)に決め手があってもおかしくない。棋士10人いたら7人は後手を持ちたいでしょう」と言うと、杉本八段は「藤井を持ちたいのが3人もいるならいいのですが…」。