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三段リーグ最終日、午前の対局は上位3人がそろって勝ちました。谷合三段は2位以内が確定して四段昇段が決まり、3位以内が確定した服部三段はフリークラス四段の権利を獲得しました。
西山三段が昇段するには、最終局を勝つのが最低条件になります。
14勝3敗≫★4谷合
13勝4敗≫★2服部 21西山
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王将戦第5局は、挑戦者の広瀬章人八段が渡辺明王将に勝って3勝2敗とし、初の王将奪取まであと1勝としました。第6局は13、14両日、佐賀県上峰町の大幸園で指されます。
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藤井聡太七段は本日、関西将棋会館で指した順位戦C級1組10回戦で真田圭一八段に勝ち、10戦全勝で全対局を終了しました。順位戦の通算成績は29勝1敗となりました。来期はいよいよB級2組。どこまで快進撃が続くか、大いに注目されます。
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糸谷ー久保戦は糸谷八段が勝ち、4勝5敗としてA級残留を決めました。同時に木村王位のB級1組への降級が決まりました。久保九段は2勝7敗で全日程を終えました。
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折田翔吾アマの棋士編入試験第4局が東京の将棋会館で指され、折田アマが本田奎五段に勝って通算成績を3勝1敗とし、プロ入りを決めました。
棋士編入試験を突破したのは、瀬川晶司六段、今泉健司四段に続き、3人目です。
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叡王戦挑戦者決定三番勝負第3局は、豊島将之名人が渡辺明王将に勝って2勝1敗とし、永瀬拓矢叡王への挑戦権を獲得しました。
豊島名人は、渡辺王将との名人防衛戦と並行して、叡王戦を戦うことになります。
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名人や竜王を失冠した棋士が1年間名乗れる「前名人」「前竜王」の称号が廃止されることになりました。
将棋連盟は「20年以上の間、該当する棋士が九段や八段を名乗る選択を希望した事も鑑みて、常務会で協議の上で廃止する決定をしました」と説明しています。
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奨励会三段リーグ15、16回戦が行われました。
上位陣の16回戦終了時の勝敗は以下の通り。
4谷合(13勝3敗)
2服部(12勝4敗)
21西山( 〃 )
7井田(11勝5敗)
西山朋佳三段は、初の女性棋士誕生の可能性を残して3月7日の最終日を迎えます。
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昨年の賞金ランキングが発表されました。
1( 4)豊島将之名人 7157
2( 5)広瀬章人八段 6984
3( 3)渡辺 明王将 6514
4(18)永瀬拓矢叡王 4678
5( 1)羽生善治九段 3999
6( 2)佐藤天彦九段 3687
7(27)木村一基王位 3209
8( 7)久保利明九段 2178
9(12)藤井聡太七段 2108
10( 8)斎藤慎太郎七段1868
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A級順位戦8回戦一斉対局、羽生善治九段が木村一基王位に勝ち、残留を決めました。
残留残り1枠は佐藤天九段、糸谷八段、木村王位の3人で争います。
8勝0敗≫○9渡辺
5勝3敗≫○3広瀬
4勝4敗≫○2羽生 ●5佐藤康 ○8稲葉
4勝3敗≫7三浦
3勝5敗≫●1佐藤天 ●4糸谷 ●10木村
1勝6敗≫6久保
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藤井聡太七段は棋聖戦2次予選決勝で澤田真吾六段に勝ち、初の決勝トーナメント進出を決めました。あと4連勝で挑戦者で、挑戦手合の開幕が例年通り6月初旬であればタイトル挑戦の最年少記録更新の可能性を残しています。
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棋士編入試験第3局は、折田翔吾アマが山本博志四段に勝ち、2勝1敗でプロ入りに王手を掛けました。
第4局は2月25日、試験官は棋王挑戦者の本田奎五段です。
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豊島将之名人が #王将戦 第2局の大盤解説会から対局場の山水館に駆け付け、早速、師弟で検討を始めました。
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