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棋聖戦五番勝負第2局は、挑戦者の藤井聡太七段が渡辺明棋聖に勝ち、2連勝で最年少タイトル獲得記録更新に王手を掛けました。
第3局は7月9日に東京都千代田区の都市センターホテルで行われます。
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将棋会館で名人戦が行われるのは、加藤一二三十段が中原誠名人(いずれも当時)との「十番勝負」の末、初めて名人を獲得した1982年以来38年ぶり。
第1局が持将棋になり、その後も千日手が2回成立。第7局で決着が付かず、第8局が急遽、将棋会館で行われました。
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王位戦挑戦者決定戦で、藤井聡太七段が永瀬拓矢叡王を破り、棋聖戦に続いて挑戦権を獲得しました。
木村一基王位との王位戦七番勝負第1局は、7月1日から愛知県豊橋市のホテルアークリッシュ豊橋で行われます。
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藤井聡太七段は本日の竜王戦3組ランキング戦決勝で杉本昌隆八段に勝利。連続優勝の新記録となる4期連続ランキング戦優勝を果たし、挑戦者決定トーナメント進出を決めました。また、師匠である杉本八段との対戦は、千日手指し直しとなった2018年3月8日の王将戦1次予選以来で、2連勝としました。
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王位戦挑戦者決定戦最終局、永瀬拓矢叡王が本田奎五段に勝って紅組優勝を果たしました。
棋聖戦に続き王位戦も、永瀬拓矢叡王と藤井聡太七段が挑戦権を争います。
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王位戦挑戦者決定リーグ最終局、藤井聡太七段が阿部健治郎七段に勝って白組優勝を果たし、紅組優勝者との挑戦者決定戦に進みました。
紅組は、優勝の目がある永瀬拓矢叡王、豊島将之名人、佐々木大地五段の対局が続いています。
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渡辺王将は、対局中に付けたマスクについて「秘密兵器ですか」と聞かれるとニヤリとし、「運動用のマスクです。普通のマスクは息の逃げ場がなく、2日間はしんどい。いろいろ試して一番これがいいかなと思いました」と説明していました。
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三重県鳥羽市の戸田家で指された名人戦第1局は、大熱戦の末、挑戦者の渡辺明王将が豊島将之名人に勝ちました。
第2局は18日から、山形県天童市の天童ホテルで行われます。
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本日のA級順位戦は、羽生善治九段が菅井竜也八段に勝ち、白星発進しました。菅井八段は昇級初戦を落としました。
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棋聖戦第1局をスーツで臨んだことについて、藤井七段は感想戦後の記者会見で、「和服は師匠に頂いたものがあったんですけど、少し勝手が分からなかった。4日の挑決で勝った時点で、第1局はスーツでと思い、師匠にも相談して、和服は第2局以降でという形にしました」と説明しました。
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東京の将棋会館で指された棋聖戦五番勝負第1局は、藤井聡太七段が渡辺明棋聖に157手で勝ち、タイトル戦の初舞台を白星で飾りました。
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終局後、藤井聡太七段は「挑戦できて嬉しく思います。すぐ開幕になるのでしっかり準備したい。(記録更新は)意識していなかったですが、結果として良かったと思います。渡辺3冠は非常に充実されている相手ですけど、1勝でも多く勝てるように頑張りたいと思います」と淡々と話していました。
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藤井聡太七段が棋聖戦挑戦者決定戦で永瀬拓矢叡王を破り、屋敷伸之九段の持つタイトル初挑戦の最年少記録を4日更新しました。
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棋聖戦本戦準決勝は藤井聡太七段と永瀬拓矢叡王がそれぞれ佐藤天彦九段と山崎隆之八段を降し、渡辺明棋聖への挑戦権を懸けて4日に対戦します。棋聖戦五番勝負は8日に開幕し、藤井七段が挑戦者になれば屋敷伸之九段のタイトル挑戦最年少記録(17歳10カ月24日)を4日上回る記録更新となります。