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王将戦リーグ最終一斉対局の永瀬拓矢王座-広瀬章人八段戦は広瀬八段が勝ち、リーグ成績を3勝3敗として残留を決めました。この時点で藤井王位の陥落も決まりました。永瀬王座は5勝1敗でリーグ戦を終え、豊島将之竜王-羽生善治九段戦の勝者と30日に挑戦権をかけたプレーオフを戦います。
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王将戦リーグ最終一斉対局の藤井聡太王位-木村一基九段戦は、藤井王位が勝ちました。藤井王位は、羽生善治九段を9カ月上回る18歳4カ月の最年少で公式戦通算200勝(40敗)を達成しました。(未放映のテレビ対局を含みます)。リーグの残留か降級かは、広瀬八段の結果待ちです。
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将棋連盟と読売新聞が明日からの竜王戦七番勝負第4局を延期すると発表しました。挑戦者の羽生善治九段が38度台の高熱で入院したためで、新型コロナ、インフルエンザとも陰性だったとのこと。
第5~7局を第4~6局にして行います。
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女流王将戦三番勝負第2局は、挑戦者の室谷由紀女流三段が西山朋佳女流王将に勝ち、1勝1敗となりました。
西山女流王将の女流3冠維持か、室谷女流三段の悲願の初タイトルかを賭けた最終第3局は、30日に東京の将棋会館で指されます。
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王座戦五番勝負第4局は、挑戦者の久保利明九段が永瀬拓矢王座を破り、2勝2敗のタイに追いつきました。最終第5局は14日に甲府市の常磐ホテルで指されます。
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第1期白玲戦は、女流棋士63人に女流3冠の西山朋佳奨励会三段を加えた64人が参加します。
今後、女性奨励会員がタイトルを取った場合や失冠した場合にどうするか、昇段規定や引退規定を変更するかなどは今後の検討課題という説明でした。
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白玲戦はヒューリックが主催し、今までヒューリックが主催していた清麗戦は大成建設主催に変わります。
ヒューリックの西浦三郎会長によると「大株主で、多くの物件を建設して頂いている大成建設さんに気持ちよく引き継いで頂いた」とのことでした。
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「白玲」の由来について清水市代常務理事は「白は何色をも拒まず調和する。個性あふれる女流棋士が自分のカラーを発揮して、この棋戦で表現してほしいという思いを込めた。玲は王と令に分かれ、最高の舞台で誕生した『令』和の『王』者が新棋戦の真っ白な頁に新たな歴史を刻んでほしい」と説明しました
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(つづき)
第2期は、順位決定リーグ戦の各組1位が来期の1~8位、各組2位が9~16位……となり、上位からA~B級(各10人)、C級(20人)、D級に分かれ、A・Bは9回戦の総当たり、C・Dは8回戦となり、A級優勝者が挑戦者になります。
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(つづき)
来月からの第1期は、64人の女流棋士が8組に分かれて順位決定リーグ戦を行い、各組1位によるトーナメントの決勝進出者2人が七番勝負に進み、初代白玲を決めます。
(つづく)
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関西将棋会館で指された第70期王将戦リーグの豊島将之竜王-藤井聡太王位戦は、豊島竜王が勝ち、リーグ成績を2勝0敗としました。対藤井戦も6戦全勝と、負けなしで連勝を伸ばしました。
一方、藤井王位は開幕戦に続く連敗となりました。3敗すれば渡辺明王将への挑戦権獲得の可能性はなくなります。
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倉敷藤花戦挑戦者決定戦で、中井広恵女流六段が石本さくら女流初段を破り、挑戦権を獲得しました。50代での女流タイトル挑戦は初です。
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■女流タイトル挑戦年長順(敬称略)
1) 中井広恵 51歳4カ月
2) 清水市代 49歳9カ月 2018年女流王座戦
3) 山田久美 47歳9カ月 2014年倉敷藤花戦