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王将戦第5局は、挑戦者の広瀬章人八段が渡辺明王将に勝って3勝2敗とし、初の王将奪取まであと1勝としました。第6局は13、14両日、佐賀県上峰町の大幸園で指されます。
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女流王将戦三番勝負第3局は、挑戦者の西山朋佳女王が里見香奈女流王将に勝ち、2勝1敗で初の女流王将を獲得しました。
里見女流王将は、史上初の女流6冠から一歩後退。残る女流2冠は西山新女流王将が保持しています。
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王将戦リーグ最終局の残りの1局は、久保利明九段が三浦弘行九段に勝ちました。リーグ最終順位は
1位 広瀬竜王(5勝1敗)
2位 豊島名人(4勝2敗)
3位 羽生九段(〃)
3位 藤井七段(〃)
5位 久保九段(2勝4敗)
6位 糸谷八段(1勝5敗)
7位 三浦九段(〃)
です。次期リーグは3位に2人が並びます。
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今日の発表会見では、以下の話もありました。
▽新会館にも道場を作る
▽総会では、関東の棋士から「高槻は大阪府のどの辺りにあるの?」と質問も
高槻市では王将戦七番勝負が3年連続で開催され、今期は第2局が行われました。市内在住などゆかりのある棋士も多い市です。
mainichi.jp/articles/20210…
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東京の将棋会館で行われていた名人戦七番勝負第5局は、挑戦者の渡辺明王将が豊島将之名人に勝ち、3勝2敗と初の名人位獲得に王手を掛けました。
第6局は14日から、大阪市福島区の関西将棋会館で指されます。
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A級順位戦7回戦、木村一基王位が三浦弘之九段に勝ちました。残り2局を残して2敗が消えたため、7戦全勝の渡辺明王将の名人初挑戦が決まりました。
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A級順位戦8回戦一斉対局、羽生善治九段が木村一基王位に勝ち、残留を決めました。
残留残り1枠は佐藤天九段、糸谷八段、木村王位の3人で争います。
8勝0敗≫○9渡辺
5勝3敗≫○3広瀬
4勝4敗≫○2羽生 ●5佐藤康 ○8稲葉
4勝3敗≫7三浦
3勝5敗≫●1佐藤天 ●4糸谷 ●10木村
1勝6敗≫6久保
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#名人戦 第5局の昼食とおやつメニューは対局会場の万松寺が用意しています。大須を中心とした地元店から昼食は17種、おやつは和菓子とケーキ計16種と盛り沢山。佐藤名人は昨夜、長考に沈んでいたそうです。ケーキの一覧で力の入れようが分かるでしょうか。
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王座戦挑戦者決定戦は、斎藤慎太郎七段が渡辺明棋王に勝ち、中村太地王座への挑戦権を獲得しました。斎藤七段のタイトル挑戦は、昨年の棋聖戦(羽生棋聖に1勝3敗)以来2度目。五番勝負に中村王座が勝てばタイトル2期で八段昇段、斎藤七段が勝てば初タイトルとなります。
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王将戦リーグの控室では、杉本八段と深浦九段が広瀬竜王-藤井七段戦を検討しています。深浦九段は「後手(広瀬竜王)に決め手があってもおかしくない。棋士10人いたら7人は後手を持ちたいでしょう」と言うと、杉本八段は「藤井を持ちたいのが3人もいるならいいのですが…」。
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プロ編入試験の名称が10月から「棋士編入試験」に変わりました。アマチュアだけでなく女流棋士にも受験の可能性があることを考慮した、とのことです。
折田翔吾アマの試験日程が以下の通り、追加発表されました。
第3局 1/27山本博志四段戦(東京)
第4局 2/25本田奎四段戦(東京)
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午後6時半の封じ手までの時間は折半して双方の持ち時間から差し引きます。豊島2冠は「折半するとは知らなかった」と話し、対局室の関係者から笑い声が上がりました。(つづく)
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棋聖戦決勝トーナメント準々決勝の菅井竜也八段-藤井聡太七段戦は午後6時24分、131手までで千日手が成立しました。菅井八段の先手番で30分後に指し直しの対局が始まります。持ち時間は、残り時間が3分だった藤井七段を1時間にし、菅井八段は2時間29分となります。
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棋士編入試験第3局は、折田翔吾アマが山本博志四段に勝ち、2勝1敗でプロ入りに王手を掛けました。
第4局は2月25日、試験官は棋王挑戦者の本田奎五段です。
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愛知県豊橋市で行われた王位戦七番勝負第1局は、挑戦者の藤井聡太七段が木村一基王位に勝ちました。棋聖戦五番勝負連勝に続き、王位戦でも好発進しました。
第2局は13日から札幌市のホテルエミシア札幌で指されます。
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三段リーグ最終局の結果、1位・出口若武三段(14勝4敗)、2位・黒田尭之三段(13勝5敗)となりました。出口三段と黒田三段は4月1日付けで四段昇段となります。次点は石川優太三段(13勝5敗)。
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