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藤井聡太七段は関西将棋会館で指した順位戦C級1組7回戦で船江恒平六段に勝ち、7勝0敗としました。同じく6回戦まで全勝だった佐々木勇気七段と石井健太郎五段が共に敗れ、あと3局を残して単独首位に立ちました。藤井七段の8回戦の相手は小林裕士七段です。
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三段リーグは、午後の最終局を残して、上位3人は出口若武三段、黒田堯之三段、石川優太三段に絞られました。2位以内が確定した出口三段と、次点一つを持っている黒田三段の昇段=プロ入りが決まりました。
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金沢市で指されていた清麗戦五番勝負第3局は、里見香奈女流王座が甲斐智美女流五段に勝ち、3連勝で初代清麗位に就きました。里見女流王座は史上初の女流6冠となりました。
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王将戦リーグの最終一斉対局、豊島将之竜王-羽生善治九段戦は、豊島竜王が勝ちました。豊島竜王は5勝1敗、羽生九段は4勝2敗でリーグ戦を終えました。豊島竜王は30日に永瀬王座と挑戦権をかけたプレーオフを戦います。羽生九段の来期の順位は3位となります。
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京都市で行われた王座戦五番勝負第2局は、挑戦者の久保利明九段が永瀬拓矢王座に勝ち、1勝1敗のタイに戻しました。
第3局は24日に仙台市の仙台ロイヤルパークホテルで指されます。
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西山朋佳女王が竜王戦6組ランキング戦で長谷部浩平四段に勝ち、準決勝に進みました。準決勝で星野良生四段に勝てば5組昇級が決まります。
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A級順位戦最終局 豊島将之王位が久保利明九段に勝ち、名人初挑戦を決めました。
8勝1敗≫○6豊島
7勝2敗≫○1羽生
6勝3敗≫●3広瀬 ○9糸谷
4勝5敗≫●4佐藤康 ●5久保 ○8三浦
3勝6敗≫●2稲葉
2勝7敗≫●7深浦
1勝8敗≫○10阿久津
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王将戦リーグの豊島-藤井戦は、豊島名人が勝ち、リーグ成績を2勝1敗としました。次戦は16日に羽生善治九段と対戦します。藤井七段は1勝1敗となり、次は18日に糸谷哲郎八段と対戦します。なお豊島名人は対藤井七段の公式戦成績を4戦全勝としました。
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羽生九段のコメントです。
「(タイトル100期挑戦は)そういう舞台で指せることも非常にありがたいことだと思います。しっかりといろんなコンディションを整えていこうと思います。(開幕局を50歳で迎えることについて)特別何か意識していたことはないですが、よかったなと思います」
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本日放送のNHK杯で、藤井聡太七段が今泉健司四段に敗れました。6月11日収録なので、今年度の藤井七段の星取りは○○○○○○○<●>○○●○●となりました(<●>が今回の敗戦)。将棋連盟HP上の今年度の連勝記録は1位タイの9連勝でしたが、放送を受けて5位タイの7連勝に修正されます。
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将棋大賞が発表になりました。最優秀棋士賞は豊島将之王位。藤井聡太七段は、最高勝率賞に加えて、竜王戦5組決勝で見せた△7七同飛成で升田幸三賞にも選ばれました。
名局賞は名人戦第1局(佐藤天彦名人・羽生善治九段戦)。
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第72期ALSOK杯王将戦七番勝負第4局2日目が10日、東京都立川市で始まりました。藤井聡太王将の封じ手は「5二同玉」でした。同銀と予想する声が多かったため、控室でも驚きの声が上がりました。羽生九段も上を向いて少考した後、6四角成としました。mainichi.jp/oshosen2023
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