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第81期A級順位戦7回戦の最後となる藤井聡太王将―豊島将之九段戦は藤井王将が勝って6勝1敗とし、単独首位を守りました。豊島九段は4勝3敗です。藤井王将は先手番の将棋を21連勝としました。8回戦は2月1日に一斉対局で行われ、藤井王将は永瀬拓矢王座、豊島九段は佐藤康光九段と対戦します。
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里見香奈女流名人に伊藤沙恵女流三段が挑戦する第48期女流名人戦五番勝負第4局は伊藤が勝ち、3勝1敗で女流名人位を奪取しました。伊藤は女流タイトル戦登場9回目で初タイトル。里見は自身が持つ女流棋戦の連覇記録が12でストップし、女流王座、女流王位、女流王将、倉敷藤花の4冠に後退しました。
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岩手県宮古市で指されている叡王戦五番勝負第4局は、最終盤で2回目の千日手が成立しました。
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昨年の賞金ランキングが発表されました。
1( 4)豊島将之名人 7157
2( 5)広瀬章人八段 6984
3( 3)渡辺 明王将 6514
4(18)永瀬拓矢叡王 4678
5( 1)羽生善治九段 3999
6( 2)佐藤天彦九段 3687
7(27)木村一基王位 3209
8( 7)久保利明九段 2178
9(12)藤井聡太七段 2108
10( 8)斎藤慎太郎七段1868
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(つづき)
升田幸三賞=嬉野宏明氏(嬉野流)
女流名局賞=女流王座戦五番勝負第5局(里見女流王座―加藤桃子女流三段)
名局賞特別賞=朝日杯将棋オープン戦本戦2回戦(藤井王将―増田康宏六段)
(おわり)
東京将棋記者会賞=田中寅彦九段、中田宏樹九段
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これで8タイトルを8人が分け合うことになりました。
全タイトルの保持者が異なるのは、1987年10~11月以来のことです。当時は:
中原誠名人
中村修王将
福崎文吾十段
谷川浩司王位
塚田泰明王座
高橋道雄棋王
桐山清澄棋聖
王座=中原→塚田から、十段=福崎→高橋までの間です。
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稲葉八段は「研究通りで、ある程度有利に進んだが、勝負手を連発され、王手の対応を間違えてしまった。時間がなくなると妥協する人が多いが、藤井七段はそういうことはないんだなと思いました」と話していました。
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関東研修会B2クラスの和田はなさんから女流棋士資格申請書が提出され、9月1日から女流棋士2級になります。
和田さんは和田あき女流初段の妹で、中倉彰子・宏美姉妹、大庭美夏・美樹姉妹、里見香奈・咲紀姉妹に続く4組目の姉妹女流棋士となります。
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王位戦第3局は藤井聡太王位が挑戦者の豊島将之竜王に勝ち、対戦成績を2勝1敗とリードしました。第4局は8月18、19日、佐賀県嬉野市で指されます。
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