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「~しか勝たん」という用法を見るたび、まず「これは『~しくはなし』と同じで『~が一番だ』て意味」と漢文に戻してから理解していたのですが、スシローで「サーモンしか勝たん!サーモンしか勝たん!」と店内放送で連呼され、はじめて音で聞いたとき、まず「勝たせたくない、俺は鯛」と思いました。
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つい最近もSKE文庫でアイドルグループとコラボし、あまり仕事を選ばない向きのある『鹿男あをによし』が今度は何とK-POPとコラボすることになりました。『CIX文庫』、4月14日(水)からLoppi・HMV限定で販売。ちなみにCIXの2019年の結成日は、私の誕生日。だから何だですが。gentosha.jp/article/18175/
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同じわんでもごはんの器と味噌汁の器で部首が違うなんて気づかなかったわん・・・。
「木製のものを木偏の椀、陶磁器製のものは石偏の碗、金属製のものには金偏の鋺の字を用いる。」
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今日は私が作家デビューして15年目の記念日なのですが(2006年4月20日、『鴨川ホルモー』が刊行された)、何でどうでもいい部首についてのツイートなんてしてしまったんだろう。
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15年前、『鴨川ホルモー』が出た直後、近所に住むおばから「売れてないだろうから、私が15冊くらい買っておいたわよ、友達に配るわよ」と言われ、どうもすみませんねぇとお礼しつつ、その後、書店で文芸担当の方に勇気を出して話しかけたら「いきなり15冊も売れて、こんなのはじめて、これ売ります!」
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と興奮して告げられ、ああ、それは身内の犯行だ、とは言えなかったのでした。「おお、そりゃすごい初耳」と驚いたフリなんかして。でも、さいわいその書店でもとてもよく売れて、結果オーライ、めでたしめでたしでした。新刊の発売日時、まもなくお知らせできるので、あとしばしのお待ちを!
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豊岡市の市長選、これまで城崎にイベントで訪れるたびに中貝市長と話す機会があっただけに、敗戦理由を知るにつけ、町おこしがある程度成功し、次のステージに入るとき、どんな市町村でも起こりうる理想と現実の衝突の厳しさを突きつけられたようで、誰にとっても教訓になる選挙だったのではないか。
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もしも今コロナウィルスが主人公の物語を書くなら、世界各地にヒーロー(変異株)が現れ、何とか子孫を残すべく日々ワクチンと戦うが、次第に劣勢になったそのとき、全員が一カ所に集まればパワーを倍増できるという気づきを得て、各自が東京五輪を目指し最強株を誕生させる希望のエンディングを書くな。
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先日、坂元裕二氏にお会いしたとき、私が「出かける前に鏡を見たら大豆田とわ子の二番目の夫みたいで」と言うと、「万城目さん、あんなちっちゃい人間じゃないでしょ」「いや、見た目です」「ああ!」というかみ合わぬ一瞬があったのですが、そうか、あの二番目の夫の見た目はあくまで演出家の仕事で、
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坂元さんの仕事はひたすら器の小さい男の行状をつづることで、坂元さんにとっての二番目の夫のイメージはとにかく「ちっちゃい」のだなと、今夜の放送見たらよくよくわかって、楽しかったです。
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『バベル九朔』DVD & Blu-rayBOXは本日発売ですぞ。撮影現場で菊池風磨氏と撮った写真、去年唯一の自分が写っている写真&やけに笑顔なので、自分の顔まわりだけトリミングして、著者近影としてエッセイ書いたときのプロフィール用などに使っているのはここだけの秘密です。 twitter.com/KadokawaBunko/…
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『バベル九朔』のメイキング映像、よかったですなあ。映像化作品とは、原作を鏡に映した姿のようなものですが、その鏡から届く、菊池風磨氏や髙地優吾氏が語る夢をあきらめることやバベルへの解釈、それを聞いて改めて自分が何を書いたのかを理解できるという、うれしい気づきを受け取れた特典でした。
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いっさい内容を知らせずとも『Kamogawa hölmö』で、フィンランドならすべてが伝わる奇跡。
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みなさん、お待たせしました。過去最大ボリュームでお届けする、歴史的大冒険小説が完成しました。四年ぶりの新作長編『ヒトコブラクダ層ぜっと』は上下巻で6月23日に発売です!
(下記リンクから、毎度のことながら何もわからないあらすじチェックや予約ができます)
gentosha.jp/article/18751/
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『三島由紀夫vs東大全共闘50年目の真実』を見る。三島の頭の回転の速さが衝撃的。こんなしゃべり言葉がそのまま文章として成り立つ人を初めて見たような。逆に言うと、原稿用紙5枚くらいのおもしろい文章を一瞬で頭で組み立て、リアルタイムで口から吐き出す超人的芸である。享年45歳。同い年の衝撃。
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そう言えば先日、かかりつけ医のところで順番を待っていたら、「ワクチンでーす」と箱を持った佐川急便のおっちゃんが完全に出前の雰囲気で入ってきて、何だか小さな秘密を見てしまった気がしました。
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『夜は短し歩けよ乙女』の舞台を観てきました。フィクション永久機関の充実の仕事ぶりを目の当たりにするとともに、改めて作者の森見登美彦氏は会っても3回に1回は「体調イマイチなんでコーラにします」とか言っているのに、なぜこんなおいしそうなお酒の描写ができてしまうのか、ほんと不思議。
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上田誠氏とミュージカル風との相性がこんなにいいことも驚きでした。そして、何と言っても乙女役の久保史緒里さんのハマリ具合が衝撃的。まだ19歳と聞いてさらに衝撃。いや、年齢ではないのでしょう。プロってすごいです。
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