万城目学(@maqime)さんの人気ツイート(新しい順)

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新聞やエッセイアンソロジーでたまさか出会うと、宝くじに当たったかのようにうれしかった赤染晶子さんのエッセイ。小説と同じように、エッセイでも途中で突然、謎のドライブがかかり、畳みかけるように文章が展開されていく唯一無二の作風でした。この出だしのくだりだけで、もう尋常ではないです。
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新大阪みやげ、復活していた喜八洲のみたらしだんご。おいしい。(JRの改札内にあるので、いきなり新幹線の改札入ってしまうとたどりつけない)
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大阪駅。
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帰り道に「四畳半タイムマシンブルース展」に寄ってきました。
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昨日見たテレビで言葉の変遷について扱っていて、昭和の「ガビーン」が令和の「ぴえん」である、という説明になるほどと膝を打ったのだが、ふたつの間に”平成の「チョベリバ」”が割りこんでいたことが、一日経っても気になって仕方がない。
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毎年唱え続けてきた功徳か。それともサンカクの霊験か。文庫化から12年ぶりに何と単行本に重版がかかりました。単行本の袖には「あをによし」についての説明があります。結構気に入っていたのですが、文庫にはこのスペースがないため、実は文庫版には「あをによし」についての説明が一切ありません。
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一年が経つのが早すぎて、今日から10月と気づきませんでした。改めまして。 さあ、神無月だ――出番だよ、先生。 (イラストはAIに描いてもらった鹿男)
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ボールドのCMを見かけるたび、この前のナイス「許せない!」が蘇り、ニヤニヤしてしまいますな。
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対談中、小島秀夫氏が何度も「リコリコ! リコリコ!」と口走っていたので、『リコリス・リコイル』を見始めました。漢方薬(リコリス・甘草)の話ではなかったです。やはり、ゴム弾というところが、監督の琴線に触れたのでしょうか。
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企業イメージを上げようと、賄賂を贈ってまでしてスポンサー枠を獲得したのに、ガイドブックは大赤字、企業イメージを下げに下げてミッション終了。挙句が79歳で逮捕というのは、本当に悲しい顛末だと思う。
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KADOKAWAの件、近年多くの会社を取りこみ、どこに向かっているかわからない、つかみどころのない企業体に膨張していたので、今回の逮捕の話を聞いても腹を立てるとか、残念がるとか、そういう直接的な感情が湧かない。遠い霧の向こうの出来事に感じられる。他の作家の方もそんな受け止め方ではないか。
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祖母はスクーターのことを「ラッタッタ」と呼んでいました。「ロードパル」というのが正式名称だったようですが、もはや原付バイク全般を「ラッタッタ」と呼んでいた記憶があります。
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古い家屋が取り壊され、かなり古い電子レンジが捨てられていたのを見て、そう言えば祖母は電子レンジを「エレックチャン」と呼んでいたと思い出し、機種名だったのか調べたところ、ナショナル製品「エレック」(今も使われている)に「飴ちゃん」の「ちゃん」が添えられた関西用法だったことが判明する。
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ちなみに私は小説の連載の仕事を受けるのは、常に一本だけにしています。それは小学生の頃に『まんが道』を愛読し、売れっ子になった二人が次々と依頼を引き受け、結果盛大にパンクして、全部連載を落としてしまうシーンのおそろしさに震え上がり、「無理はアカン!」と脳髄まで刷りこまれたせいです。
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何だか、アリな気がしてきた。
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AIに『鹿男あをによし』描かせたら、すごく怖くなっちゃった。
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東京よ。お前はもっと冷たい奴ぢゃなかったか。たとえば私が大阪にいた時分、大阪が35度を記録しても、しれっと29度で留まる、スカした冷たい奴ぢゃなかったか。それが夜の帳はとうに下りたのに外は今も33度。東京よ、こんなあたたかいお前、誰も求めていない。もっとクールにスカした奴でいておくれ。
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『ごんぎつね』と言えば、小4の国語の授業で『ごんぎつね』の続きを書こうという宿題があり、作者の文章との温度差が出ないように意識して続きを書いて提出したら、後日先生に「本当に自分で書いたのか?」と訊ねられ、「何でそんなこと訊くのか」とムッとした記憶が。今となってはよい評価なのかな?
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『鎌倉殿の13人』のこれからの過酷な展開を楽しむために、薄ぼんやりとした知識のまま、あえて歴史のおさらいをせずに挑んでいたのに、先日鎌倉から江ノ電に乗ったら次の駅が和田塚で「ああ、和田殿! しかも塚が駅名になるなんて根こそぎやられるんじゃ」と一瞬暗くなりました。杞憂ならよいですが。
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結婚式で二人の出会いの場を紹介する際、例えば合コンなら「友人のご紹介」とオブラートに包み表現されるわけだが、マッチングアプリならどう紹介されるのか。「AIのご紹介」になるのか。「広大なデジタルの海で運命的な邂逅を果たした」「スワイプする二人の指に神が宿った」あたりになるのか。
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伯山ラジオを聴いていたら新宿の末廣亭が深刻なレベルの経営ピンチであるとの由、ちょうど柳亭小痴楽氏がトリを務める末廣亭に行って参りました。ほどよく疲れた頭に落語が心地よい。一升瓶の酒を何のかんの理由をつけて飲み干すだけの噺なのに、これがおもしろい。明日は千秋楽。寄席オススメです。
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「病院で検査をしてもとくに体に異常は見つからないのに、のどに何かつまった感じがする方におすすめ」って、そんなピンポイントな薬あるのかよと。半夏厚朴湯。まるで夢の中で花が咲く、その種を薬で渡されたような不思議さです。
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最近、喉に異物感があるような、ないようなで、念のため病院で内視鏡検査をしてもらったところ、まったく異常なしという結果だったのですが、漢方薬出しましょうかと言われ、処方箋をもらってきました。でも、そもそも気のせいなのに何の薬なのよと調べてみたら
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かつて上田誠氏が生み出した『サマータイムマシンブルース』を森見登美彦氏が『四畳半タイムマシーンブルース』として蘇らせたとき「フィクション永久機関ですやん」と喝破した私であるが、このたびアニメ化で脚本は上田氏、文庫化で解説は上田氏、そろそろフィクション独占禁止法に引っかからないか!
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相手監督のコメントを読むに、ロングボールを吉田の裏に放り込む、遠藤をとにかく潰して中央を使わせない、サイドに出たら三笘は二人でケア、クロスを上げられても背の低い日本の前線が触れる前に背の高いDFでクリアという意図は明白で、結果枠内シュートゼロ。完璧な対策、決定的な敗戦ではないか。