万城目学(@maqime)さんの人気ツイート(いいね順)

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書店の新潮文庫のコーナーで小学一年生か二年生くらいの女の子が、何度もずり落ちるメガネを戻しながら(それくらい頭が小さい)、食い入るように『八甲田山 死の彷徨』(新田次郎)を読んでいて、二度見してしまった。いったい何に導かれて、それを手に取るに至ったのか。非常に気になる。
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頼みます、幻冬舎。そこで連載し、出版することに作家が自信を持てる、日々原稿を書くことに納得ができる出版社でいてください。世間を狭く、息苦しくするのではなく、社会を広く、風通しのよいものにするために出版社はあるはずです。
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驚いたのは「オリジナルのコンテンツだという認識を部下が持っていなかった」、自分が基本を教えていなかったからだ、と編集長が謝罪したことでした。そんなの常識じゃないのか、それを教えるのも編集長の仕事なのか、と衝撃を受けたのですが、今後はスタンダードな仕事内容のひとつになるような。
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あっけらかんとトレースしたと回答され、ダメでしょ、その記事は作成元が私に謝礼を出して取材して作ったもので、あなたは自分が作った記事を同業者に勝手に使われてもいいのか、編集長の意見を聞いてほしいとお願いしたところ、「同業者への敬意に欠けた行為だった」と編集長からすぐ返事がきました。
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「~しか勝たん」という用法を見るたび、まず「これは『~しくはなし』と同じで『~が一番だ』て意味」と漢文に戻してから理解していたのですが、スシローで「サーモンしか勝たん!サーモンしか勝たん!」と店内放送で連呼され、はじめて音で聞いたとき、まず「勝たせたくない、俺は鯛」と思いました。
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そうそう、普段滅多に好みが一致しない私と森見登美彦氏が、今年めずらしく「これはおもしろい」で一致した一作。イタリア人作家ブッツァーティの『タタール人の砂漠』。何も起こらないのにおもしろい。おすすめです。
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何と何と明日の「THE MUSIC DAYS」でSexy Zoneのみなさんが2年ぶり5人揃ってパフォーマンスを披露するらしく、実は『バベル九朔』主役を演じる菊池風磨氏が動く姿を「スキすぎて」乱舞模様と、スースーして「許せない!」連呼の「極北」でしか確認しておらず、真のアイドルの輝きをついに目撃です。
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「THE MUSIC DAYS」を見ました。菊池風磨氏、めっちゃアイドルじゃないですか。。。衣装も二輪免許持ってなかったらおかしいでこれ、というダークナイトな感じで、「え、この人?」と探してしまうくらいで。ギャップにびっくり。はじめてのライブで動くSexy Zoneのみなさん、5人揃って素敵でした。
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RUN from KFC(失礼だって!)。うれしいです。ライブの構成は菊池風磨氏が担当しているそうです。すごいな。
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昨日、新潮社にてゲラ作業に使わせてもらった部屋には、こんな書架が。単行本で10万部を突破した選ばれし者だけが特別に革装本を作り、ここに一冊差すことができる。北杜夫は超売れっ子だったのだなあとか、一列まるまる村上春樹とか、もちろん司馬遼太郎もずらーっと、見ていて飽きなかったです。
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先週の『渡辺篤史の建物探訪』、おそらく初めてのケース、40代後半男性二人が住むご自宅。関係性は最後まで直接訊かず、でも視聴者にはわかるという非常に考え抜かれた構成。「家族と家」というかたちを紹介し続けるコンセプトが改めて輝く、たいへんなナイス回でありました。
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KADOKAWAの件、近年多くの会社を取りこみ、どこに向かっているかわからない、つかみどころのない企業体に膨張していたので、今回の逮捕の話を聞いても腹を立てるとか、残念がるとか、そういう直接的な感情が湧かない。遠い霧の向こうの出来事に感じられる。他の作家の方もそんな受け止め方ではないか。
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特にいいなと思ったのが「友達から女子力がない、上げ方がわからない」と相談する13歳に「女子力という言葉はもう古い。男子も女子も関係ない」と返すマリウス葉氏。「自分の好きな人を必ず取ろうとする友人がいる」という相談への、カミソリの如き伊野尾慧氏のキレキレ回答もよかったですね。
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ちょうど昨日、新潮社の方と連絡を取り、次の文庫化作品について万事お願いしますと伝え、電話を切ったわけでありますが、筆者・作品・さらに自分の会社とトリプルで評判を毀損することを厭わない宣伝部に、万事お願いしなければならない現実を前に、躊躇する。そら、躊躇する。
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菊池風磨氏を「おもちちゃん」と表現するファンの方を見かけ、「いい呼び方だなあ」とほほえましく思っていたところ、白い九朔満大を「雪見だいふく」と表現している人を見かけ、センスにちょっと嫉妬する。#バベル九朔第1話の思い出
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昨日のツイート、見城徹さんまで届いたらしい。でも、いまひとつピンと来なかったらしい。会社のことを考え、「ツイッターをやめてください」と社長に直談判した幻冬舎の私の担当編集者は立派です。もし、来週ハローワーク通いすることになったら、たこ焼きでもおごらせてください。
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>ドラマの世界観ともリンクするラップパートは菊池自身が作詞を担当した。 撮影現場で「へぇ、新曲! もう歌詞とか覚えたんですか」と呑気に質問していた私。「はい」と菊池風磨氏、苦笑の巻。ほんと、お前気をつけろよ、と自分に言いたい。 natalie.mu/music/news/397…
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このツイートがきっかけで岩波書店に注文が殺到し、たちまち重版と相成ったらしい。ツイッターの言葉にはときどき魔法が宿る。たとえば同じ言葉を自作品に投げかけても、ほぼ効果は生まれない。「自分の欲がからむと魔法は発動しない」というあたりも本当の魔法っぽい。うらやましいぜブッツァーティ。 twitter.com/maqime/status/…
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最近の日本学術会議のニュースを読むたびに不思議なのは、丁寧な説明なく公権力に拒絶されるしんどさを嫌というほど味わった人が、一方で丁寧な説明なく京大の立て看文化を解体してしまう矛盾である。そして決まって「多様性」を訴える。自分も同じ立場になったら、同じことをするのだろうかと考える。
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つくづく五輪は2年延期が正解だった。来年ならノーマスクで会場満員で応援できた。「コロナに打ち勝った」と過去形を使えた。何十億、何百億かけて施設を造ったのに無観客で灼熱の下で孤独に競技する滑稽さ。別に日本でやる必要なく、涼しい国の原っぱに特設会場設けたほうがよほどいいという悲しさ。
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今夜は『バベル九朔』最終回。このコロナ禍のなかで一気に撮った、奇跡のような作品がいよいよ完結です。そのど真ん中で主役を演じきった素晴らしき菊池風磨氏には、「あれ、菊池氏めっちゃケガしてる!」と心配してしまった秘蔵の私蔵ショットとともに(たぶん許されるはず!)、心からのありがとう!
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念願のKFCを果たす。すなわち、Kikuchi Fuma's Coming。『バベル九朔』撮影現場を見学し、菊池風磨氏やキャスト、スタッフのみなさんにお会いできたのでした。
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ああ、今日も東急東横線に乗るために渋谷を経由しなければならない。嫌だ。憂鬱だ。駅構内の広告の一枠を買って、『初恋と不倫』(坂元裕二著)のこの一節を貼りだしてやりたい、そんな気分です。
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とにかく物足りないことがひしひしと伝わってくる貪欲なる名曲「NOT FOUND」のCDを送っていただきました。しかも3種類。「RUN」も含めまして、改めてありがたや。紅白に選ばれたら、いいなあ。いや、その前に明日は『バベル九朔』第4話です。
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5年ぶり三度目くらいの「新宿駅で大江戸線に乗り換えようとして案内表示が誘うままに新宿西口駅から電車に乗ったら都庁で乗り換えさせられた挙句に15分かけて元の新宿駅に戻ってきた」トラップに引っかかりました。くやしい。誰だ、あんな線路を引いたのは。