福井健策 FUKUI, Kensaku(@fukuikensaku)さんの人気ツイート(いいね順)

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最後に、映っている方の肖像権が、著作権とは別に関わります。 こちらは、デジタルアーカイブ学会の「肖像権ガイドライン」が一応の参考になり、政治家の方のスピーチの報道・検証利用などは肖像権の侵害とはならないケースが多数でしょう。 digitalarchivejapan.org/bukai/legal/sh…
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昨年亡くなった長尾真・元館長の描いた夢を、多くの関係者の努力がまたひとつ形にしました。発想をひとつ変えれば、著作権法にはこんなこともできます。
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ネット上では今日も、多くの「告発」を目にします。「告発の拡散」をお願いするものもあります。 告発じたいは、正当な理由があって自己責任で行うなら社会の重要な営みです。ただし、第三者が信頼性も確認せずにそれを拡散する行為は、たとえ単なるRTでもリスクを伴うことは、知っておくべきです。
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なお、対処策のひとつは権利者・創作者側が、「ここまでなら二次創作していいよ」という二次創作ガイドラインを公表することですね。 ここも色々と面白く、最近では田島弁護士がコラムで割と掘り下げてます。 kottolaw.com/column/220331.…
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ジャニーズ事務所が、新しい方針を発表しましたね。 予防に努めても30公演以上が中止になり、陽性者の周囲の全員検査⇒無症状陽性者を含めた全員隔離、のスパイラルがもう限界という判断もあるでしょう。 実際にどう公演を実施して行くかを含めて、大きな動きです。 johnnys-net.jp/page?id=text&d…
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コメントしました。 奈良さんの「あおもり犬」は屋外に恒常設置された美術作品とされ、その場合、実は描きこみなどでは原則自由に使えます(46条)。 ただ、再現度がやや微妙ではあるものの、著作者人格権は侵害の疑いが強いか。 asahi.com/articles/ASR4G…
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この辺りは文化庁も大真面目に調査したことがあって、暫定的に「パロディ規定などにも欠点はあるので、現状の黙認状態の温存でいいのでは」という結論が出ています。 が、論点としてはずっとそこにあると言えばあるのが「あいまいな二次創作大国・日本」の著作権問題ですね。 bunka.go.jp/seisaku/bunkas…
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「チケット裏面への模写禁止の記載」は、それだけではやや厳しいでしょう。チケット販売は法的には入場契約ですが、契約の内容は販売の時点で決まり、その後で渡されるチケットの裏面やHP等の記載は、それのみでは契約内容になりにくい。 (よほど、模写禁止が常識として浸透していればあり得ます。)
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無論、こうして認められればこそ、現場での一層の安全努力は重要でしょう。 それでも、安全性のエビデンスが出て来た1年前に彼がそれを言ってくれていれば、現場の人々がこうまで風評被害に苦しむこともなかっただろう、と思います。
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「うちは食中毒の防止法は教えてなくて」なんて調理師学校が、あるのか?何年かすれば、著作権や契約といった生存のための知識の授業を受けさせる代わりに延々と芸談や雑談を聞かせ続けた教授達に、卒業生が賠償訴訟を起こす時が来るかもしれない。 twitter.com/fukuikensaku/s…
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そして、同じお願いです。主催者は感染対策を更に徹底し、会場で会話は我慢し、拍手に思いを込めて頂ければ。 安全に公演を続けた日本のライブイベント界は海外から驚異の眼で見られており、それを勝ち取ったのは主催者と観客の皆さんの努力です。文化を守るのは、ファンの力です。
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ああそうだ。プーは今日から著作権切れですね(挿絵を除く)。ハッピー・パブリックドメイン。 :くまのプーさん:新たなる旅立ち kottolaw.com/column/001435.…
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そこで焦点は、「主催者の施設管理権」となります。施設内での合理的な行動制約は、特に入り口に目立つ表示などがあれば正当化されやすい。 問題は、館内がどの程度混んでおり、模写がどの程度鑑賞の妨げになっていたか、でしょうか。
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さて米国でミッキーの著作権切れがいよいよ近づき、先にPD入りしたプーのホラー映画版の公開も近づくこの頃。パブリックドメインと二次創作の関係についてQ&Aで答えました。 朝っぱらからですが、ご興味あれば。 著作権が切れるミッキー、怖すぎるプー xtrend.nikkei.com/atcl/contents/… #日経クロストレンド
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延長問題への反響の中に「著作権でしょ?お金を払えば済む話では」というものがあった。いまだにこういう理解も多いんだろうなあ。多くの作品では支払うお金などより、権利者を探し出して許諾を得るプロセスの方がはるかに大きな壁なのだけれど。
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この点、パロディ規定やフェアユース規定が著作権法にあるフランス・米国などと違い、日本ではパロディ目的の複製や翻案を認める規定も判例もありません。正面から訴えられると、二次創作側はまずまずの確率で侵害となります。 (そうでもないケースについて、面白い研究が白田教授や金子教授にあり)
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ある芸術系の教授と話していて気づいたが、日本の美大・芸大系の学生は、在学中から外部で活動したり事務所に所属するケースも多い。こうした活動はある意味で彼らの「就活」だが、大学はそれをほぼサポートしていない。学生に向け「事務所契約・外部活動の注意点」セミナーなどを開くべきではないか。
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当該コメント欄の上位がほんの少し変わって来ました。皆さん、ありがとう。
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この件、ずっとNHKでソーシャル1位ですね。 お尋ねが多かった絶版マンガの扱いですが、今のところは対象外です。 デジタルアーカイブ学会では、電子出版されたり作家の希望があれば除外される条件で、絶版のマンガも対象にするよう自民党に申し入れ、現在、山田議員や赤松さんが努力を続けています。 twitter.com/fukuikensaku/s…
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新学期ですね。顧問を務める東京藝大では、今年から全新入生を対象に60~90分の著作権・肖像権の基礎ガイダンス講座を行うことになりました。合計500名弱。藝大の英断で、恐らくこれだけの規模は全国初でしょう。
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権利者不明・連絡困難など、膨大な著作物を使いやすくする新制度「簡素で一元的な権利処理」について、恐らく最後のパブコメが始まりました(1/18締切)。 皆にとって役立つ良い制度になるか、運用設計にかかっていますが、わかりにくい所もあるので自分なりに解説しますね。 public-comment.e-gov.go.jp/servlet/Public…
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見方を変えれば、誰かが尋ねに行ったくらいで崩れるかもしれない程度の、ある種もろいバランスの上に成り立っているのが日本の二次創作文化、とも言えるわけですね。善くも悪しくも。 パロディ規定などがあればその範囲では適法なので、こうした論争とか非親告罪化が脅威には、そもそもなりにくい。
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さて話題のこれ、参りますか。 もうね、これだから著作権は面白いというかですねw >JASRAC、著作権消滅楽曲の管理再開経緯を説明 ジョージ・ガーシュイン作曲の337曲 oricon.co.jp/news/2206267/f…
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だが、舞台・コンサートは徹底した感染対策で、報告される限り観客のクラスターはほぼ抑え込んで来た。西村大臣も会見で、エビデンスに基づき感染リスクは低いと明言した。バルセロナでは1000人の追跡調査で、対策の取れたイベントに参加した側の感染者数はむしろ少なかった。 lefigaro.fr/musique/covid-…
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損害額の緊急調査を担当しました。イベント界は、早期に突然の中止要請を受けたことから、団体規模に比べて損害が極めて大きい。数万以上の動員が見込まれた16団体の5月末までの公演に絞っても、ほぼ全てが億単位の損害、赤字10億円以上が5社。継続困難などの回答が、4割。 jpasn.net/pressrelease/P…