月経の症状やそこに潜む婦人科疾患、対処法についてはこちらの記事でもまとめていますので、ぜひご参照ください。 news.yahoo.co.jp/byline/shigemi…
恐る恐る、実況中継して参ります。。! (ツリーに) twitter.com/mihyonsong/sta…
これはもちろん、妊娠・出産の有無に関わらずです。 女性の身体を持って生まれた時点で、月経や月経前症候群、更年期症状といったホルモン変化に関わる症状に多くの方が悩まされます。 妊娠・出産に伴う負担は当然大きい。 それに女性は社会の半数を占める。十分に大きな社会課題かと考えます。
HPVワクチンを若いうち(推奨:小6〜高1)に接種することで、子宮頸がん発症を約9割減らすことができることがわかっています。 また、HPVワクチンによって重篤な副反応が特別に増えることはないことも種々の研究で示されています。 若い世代に少しでも明るい未来を歩んでもらうために、予防策を。
当然ながら男性も広く接種していくことが社会的なHPV関連疾患(子宮頸がんや中咽頭がん、コンジローマなど)の減少には大切です。 なので、最もHPVとの関連が大きく死亡数も多い子宮頸がんを減らすために、まずは女性に接種してほしいのです。 私自身は、一産婦人科医&一男性として、接種済みです。
出産取り扱い病院はほぼ確実に減るだろうな。 そして同時に、出産費用の保険適用化に伴って出産取り扱いを止めた病院や産婦人科医がもし地域住民や政治家から非難されて槍玉に上がるのなら、多くの産科医はもうやってられんわって気持ちになるかなと。。 twitter.com/doctor_nw/stat…
妊娠中のイベルメクチン使用は、本当に危険です。 妊娠の可能性がある、または妊娠中の女性は、コロナ予防・治療目的にイベルメクチンを飲まないでください。 催奇形性=胎児の生まれつきの先天性異常を引き起こす危険性、です。 参考に、薬剤の添付文書の該当部分を貼っておきます。
オンライン処方は反対!という意図ではなく、実際の現場で感じている現状の課題について述べた次第です。 費用設定や売り方も含めて。
四宮先生! コロナワクチンに関して ・不妊症の原因になるとは全く考えられない ・接種者で流産や死産、赤ちゃんの先天異常やどは実際に増えていない ことは数々の論文や公的機関の見解で示されています。 このようにはっきり伝えてくれてありがたい。多くの人に届きますように。 twitter.com/Kounodori_mor/…
女性有名人やインフルエンサーの方が低用量ピルの話をSNSですると、リプライや引用で避妊やエロい話ばっかりに持って行こうとするコメントが多すぎるのを見るたびに「ほんと性教育が必要だ」って感じます。 リアルで女性と付き合って、そんな反応しかできないとドン引きされると思うんだけどな。。
著名人の死を勝手な憶測でワクチンのせいだと決めつけるような発言をしたり、科学的根拠のない謎施術やサプリを無邪気かわざとか激推しするインフルエンサーがいたり。 それらを見て、守れるはずの健康が害される人が一定数いると思うとやるせないしやはり放っておけないと再認識する。
HPVワクチンに限らず、 ・適切な避妊方法 ・性感染症予防 ・相互の思いやりと同意 ・性暴力や支配の境界線 などは、きちんと知識として持っておかなければ「初めて」の際に大きな危険に晒される可能性だってあるし、本来はおかしな方法を「普通」と認識して成長していってしまう危険性もあります。
子宮頸がん発症予防の観点で言えば、 ・未感染の男性全員がHPVワクチンを打ってもHPVをすでに持っている男性は世の中にたくさんいる ・未感染の女性自身がHPVワクチンを打てばその時点で感染リスクを大幅に下げられる という理由から、どの国でも女性が優先的な接種対象になっているんです。 ただ、
多くの女性が「自分の娘にはこんな思いをさせたくないからきちんと話を聞いて、気をつけます」とコメントしてくれており、それだけで大変嬉しいです。 なお、「重い月経痛」には「月経困難症」という病名がつき、低用量ピル等の保険診療が受けられます。 そして「月経困難症」の診断には、 twitter.com/Dashige1/statu…
何というか。。 「女性の月経関連症状(の辛さ)」 と 「男性の性欲(の辛さ)」 を相互に比較対象として考えている人はどういう思考回路なのか全然わからん。。 医学的にも社会的にも全く違うものだと思うんですけどね。
厚労省、経口中絶薬の審議見送り、と。 理由はパブコメが約1万2千件集まり「分析や対応の整理に予想以上に時間を要している」ため。今年1月に別の専門家部会で承認OKとなったのにな。 本当に分析や対応の整理だけなら何ヶ月も遅れないだろうとは思いますが、どうなるか。 asahi.com/articles/ASR3S…
男性が女性パートナーにできること(産婦人科視点) ・婦人科検診を促し、一緒に健康管理を気をつける(禁煙、適度な運動、暴飲暴食避けるなど) ・月経周期や更年期による気分や体調変化を意識 ・避妊と性感染症予防をしっかり ・健康情報の正しい取捨選択に努める ・自分もHPVワクチンを接種する
月経困難症は「月経によって種々の症状が起こり、日常生活や仕事、学業、スポーツなどに支障が出るもの」です。 しかし、一部の男性(女性も)は、「生理の辛さ=お腹の痛み」だけだと思っているように感じます。 なので「痛み止め飲めば大丈夫でしょ」となってしまう。それは違います。 ↓
よく「産後の骨盤の歪みを治そう」というような表現を目にしますが、骨盤は硬い骨で構成されているため、骨が変に「歪む」ことはないです。 また骨盤矯正でダイエット効果、お腹の凹みなどを期待できる根拠はありません。 「歪みを治さないとヤバい」のような広告に惑わされないようご注意下さい。
産婦人科医として現場で働いていると、 ・もっと早く来てくれれば楽になったし子宮内膜症予防もできたのに(ひどい月経痛+内膜症) ・妊娠初期検査で子宮頸がんの診断、辛い(HPVワクチン未接種の20代) ・性行為に必要な知識を学ぶ機会があれば..(緊急避妊を希望した学生) などを経験します。 ↓
もちろん、特殊な状況(流産時に大量出血した、感染を併発してしまった)などでは対応が異なるので主治医にしっかり相談してくださいね。 また、精神面で辛い状況が続いている際はもちろん無理せず、パートナーと相談しながら療養の時間をとることを大切にしてください。
なんというか、 科学的知見のアップデート不足や偏った信条でHPVワクチンや包括的性教育の推進を阻むとか、 若者に飲酒喚起させようとする政策を進めるとか、 少子化まずいと言いながらど真ん中へ思い切った投資をしないとか、 朝からうんざりな気分。 若者の未来とかどうでもいいんかな。。
女性のメンタルヘルスについてぜひ知っておいてほしいこと。 ・男性に比べ女性のうつ発症の頻度は約2倍 ・女性におけるホルモン変化(生涯を通じた変化、月経周期、妊娠/出産など)の影響が大きいと推測されている ・英国政府の試算では周産期うつ一件あたり約一千万円の社会的経済損失に
あくまでも記事から分かる範囲でですが、現時点では賞賛できる施策とは思えません。 本気で少子化をどうにかしたいと考えるのであれば、「子どもを産みたい時に誰もが産めて、金銭的苦慮なく育児ができる」社会を目指していただきたい。 オーサーコメントしました。 news.yahoo.co.jp/articles/5199e…
国際男性デー。 私は産婦人科医として普段から女性の健康や社会的課題について発信や活動をしていますが、常に思うのは「相手への思いやり」が大切だということ。 それがなければ、現実社会で変わるものも変わらない。 男性への感謝や思いやり、一言でもコメントしてもらえたら嬉しいです。