日本産科婦人科学会が、妊婦さんへのmRNAワクチン接種についての声明を本日アップデートしました。 jsog.or.jp/news/pdf/20210… ・多くの接種経験のある海外からの情報では、妊娠初期を含め妊婦さんとおなかの赤ちゃん双方を守るとされている ・母子に何らかの重篤な合併症が発生したとする報告もない ↓
男性誌でもSRHRや性的同意、包括的性教育に関する情報をしっかり掲載・発信していかないと、どんどん性別による意識の差が開くばかりになってしまう気がする。 それじゃ社会的課題の解決は程遠い。 でも、本当に全くそういった特集とかを見かけない。 そこへの突破口は何なんだろうか。。
こういった歴史があるから、今も情報発信に努めています。 HPVワクチンは16歳までに接種完了すれば子宮頸がん罹患リスクを約9割減らします。 定期接種扱いで、小6から高1相当の女の子は無料で接種できます。 安全性も国内外の研究で確認されています。 「知らなかった」で後悔しないように。。 twitter.com/mikito_777/sta…
ではフェムテック商品・サービスについて概説してみます。あくまでも個人的見解なのでご了承ください。 今回は本イベントの特集ページを使いながらまとめますが個別推奨の意図はありません。 ・吸水ショーツ ・月経カップ関連 ・デリケートゾーンケア ・妊活キット、サプリ ・更年期支援 ではGO↓
私も医師として患者さんの治療や健康維持に貢献したいと思っていますが、もし私が死んだら少なくとも家族はきっと悲しむ。 殺害は非常に稀なケースとは言え、患者さんやそのご家族に医師が危害を加えられるというのは、許されることではないはず。医師もあくまで1人の人間で、救えない命もある。
「子どもを持たない」人が増えて少子化となることは、個々人の「悪い判断」の結果では当然ない。 もし少子化を国が「問題」だと捉えるなら、構造的にそれを改善させるのが政府の仕事。 一方で「子どもを持たない」という人も尊重されるべきであって、それらで分断を生まない社会設計にしてほしい。
また、このリーフレット公開と同時に以下の通知が厚労省から出されています。本気さを感じます。心強い。 「各自治体におかれましては、妊娠中の者及び配偶者等 が希望する場合には、できるだけ早期に、円滑に新型コロナワクチンの接種を受けることができるよう〜特段の配慮をお願いいたします。」
いや、国家的に「危機的状況」って言っておきながら、しかもそんなのはずっと前から予測できたいたのに、もう何年も「子どもを産もう」と希望する人が好きなタイミングで思えない社会のままじゃないかと思う。 出産は個々の自由であるべきだけど、あまりにも国の認識が謎。 news.yahoo.co.jp/articles/14e1e…
もしHPVワクチンについて疑問がありましたら、こちらのウェブサイトをご覧になってみてください。 私も作成・運営に関わっていますが、ほとんどの疑問に応えられるものと思っています。 どうぞよろしくお願い致します。 minpapi.jp
「こないだ9価打ってしまった!」「一年前に娘に4価を打たせたばかりなのに!」 という声が散見されますが、HPVワクチンの有効性に最も影響するのは「はじめてのセックスの前に接種できるかどうか」なので、それをできたことが1番素晴らしいことです。 なので悔しいと思わないでください! twitter.com/dashige1/statu…
SNSを眺めていると、謎商品や謎施術の宣伝で ・50歳からでも女性ホルモンup! ・閉経していたのに綺麗な赤色の月経再開! 的なことが書いてある投稿見かけます。 これ、嘘なら嘘でタチ悪いですが、仮に実体験をもとにしてるなら ・閉経後の不正出血→高確率で子宮のがん なので本当に危ない誤解です。
月経痛が辛い方へ。 痛み止めの使い方を工夫してみましょう。 ・アセトアミノフェンよりロキソプロフェンの方が有効(辛ければ併用も可) ・痛くなり始めにすぐ飲む方が効果的 ・鎮痛剤が段々効きにくくなることはない(そう感じるなら子宮内膜症の危険性あり) ただし、
医学的に大きな間違いです。 スクショの内容を信じないようご注意くださいね。 ・子宮は筋肉の塊であり、いわゆる女性ホルモンの分泌には無関係です(分泌しているのは主に卵巣) ・確かに子宮を摘出すれば月経血の排出は無くなりますが、上記理由からニキビや肌の綺麗さ、体重には全く影響しません twitter.com/everyday_kojik…
(発言者は伏せます) 「1992年から、主に政党の保守派や宗教団体が連携して性教育の歯止めが明らかに広まり、七生養護学校事件、学習指導要領の歯止め規定が強調。HPVワクチンへのバッシングも同じ背景団体が動いていた(デモ行進の写真に統一教会と書かれたプラカードあり)。」
もちろん、きちんと検査の必要性を説明する必要があるし、内診や経腟超音波をするときの不快感や痛みに配慮する必要はあります。 患者さんの気持ちを聞く必要もある。 ただ、例えば子宮外妊娠だと「子宮内に胎児成分がない」ので中絶薬が全然効かない可能性は考えられ、破裂したら死に直結しうる。
患者さんの気持ちや権利というものの大切さに異論はないけど、必要な検査を受けることの意義と大切さもまた軽んじるべきではない。 1人の産婦人科医として、多くの女性に伝わってほしいです。
新型コロナウイルスに感染した母親が、母乳を通じてウイルスを赤ちゃんに感染させる恐れはないという研究結果です。 感染後でもワクチン接種後でも、乳児へ母乳を与え続けても問題ないという根拠になります。 「ワクチン打つと母乳にスパイク蛋白が〜!」は無用な心配です。 pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/35042956/
月経に関して、以下は全て誤った/危険な情報です。。! ・月経痛に鎮痛薬使ってると慣れて段々効かなくなる ・月経期間に中出ししても妊娠しないから大丈夫 ・ダイエットすると月経止まって一石二鳥 ・小学生は発育が未熟だから妊娠しない ・ピル飲んでると将来妊娠しにくくなる こうした誤解は、
よく「産後の骨盤の歪みを治そう」というような表現を目にしますが、骨盤は硬い骨で構成されているため、変な方向に「歪む」ことはないです。 また1回の骨盤矯正で骨盤の容積が減ることや、ダイエット効果、明らかな見た目の変化も期待できません。 過度な広告に惑わされないようご注意下さいね。 twitter.com/obstetricsjp/s…
医師として働いていると実感しますが、医療機器や薬がなければ大部分の医療行為ができない。 出荷調整・停止で薬剤が手に入らなくなると臨床現場での影響はかなり大きい。 その中で、美容目的に本来の使途ではなかったり必要以上に多くの薬をバンバン処方&使用されるのには怒りを覚える。 ↓
たまに男友達などから「パートナーがPMSってやつらしくて、その時期はめっちゃ細かいこととか文句言われるんよ。どうにかならんかねー(笑)」と言われることがありますが、 ・文句はたぶん普段からふつふつと溜まっているやつ ・人任せな姿勢じゃたぶん解決せん と伝えています。ご査収ください。
妊婦へのコロナワクチンを危険だと主張する意見として 「カフェインやアルコール、市販薬など妊娠中に推奨されていない成分が多いのに、新しいワクチンが安全なわけない!」 というのを見かけますが、 「得られるメリットの大きさが違いすぎる」 んです。妊娠中の接種の安全性も蓄積されてますしね。
なお、私は「男性に対する健康支援はいらない」とは思っていません。文面の通りです。 男女に共通する課題はそれとして支援されるべきで、男性に多い健康課題に特化した支援も同じように並べて検討されれば良いと考えています。 これらは「女性特有の健康課題への支援」を否定する理由にはならない。
こちら包括的性教育の観点で、人との健全な関係性を学ぶことについて書いた記事です。 参考になれば幸いです。 news.yahoo.co.jp/byline/shigemi…
また、事前の検査や妊婦健診で全く異常がなくても突然のトラブルが起きやすいのが「妊娠期」です。 前期破水といって陣痛開始前に破水することも妊娠35-36週でも起き得ます。 私は主治医ではないのでご本人に対して意見はしませんが、少なくともこれによって誤解が広まってほしくないです。ご注意を。