人生で一番もったいないのは、過去や常識にとらわれて「どうせ自分には無理」と思い込むこと。夢が人を裏切ることはなく、夢を裏切っているのは人なんです。
不幸な人と、幸せな人の違い。それってシンプルに「見ているところ」だけなんですよね。不幸な人は、小さな不幸を見つけるのが得意で。幸せな人は、小さな幸せを見つけるのが得意なんです。
「礼儀正しいね。」と言えば、礼儀正しくあろうとする。「いつも優しいね。」と言えば、優しい人であろうとする。人って、他人から”評価されたとおり”になろうとする。なので「何やってもダメね。」と言ってしまうと、その通り何をやってもダメになる。親の何気ない言葉って、ものすごく重要なんです。
人に嫌われたって落ち込む人もいるけど、全然気にしなくて大丈夫です。だってそれは、「一緒にいるのに我慢が必要な人」がわかったってことだから。人生、長いようで短い。居心地のいい人との時間を、もっと大切にした方がいいです。
調子がいいときに頑張るのって、思ったほどつらくないんですよね。つまり、なかなか結果が出ないとき、心折れそうなとき。それが本当の頑張りどころです。
「登場人物すべてに、必ずひとつ欠点を作ること」スラムダンクの作者、井上雄彦さんは人気の秘密を聞かれて、そう答えていました。欠点こそ、あなたの魅力であり、そして自分の武器にもなりえるもの。つまり、あなたに欠かせない素敵な個性なんです。
世の中に「雑用」という名の仕事はありません。どんな仕事も雑にこなしたとき、それは「雑用」になる。そうしているのは、自分なんです。
「あなたの人生、運がよかったと思いますか?」入社面接で松下幸之助さんは必ず聞いていた、というエピソードは有名ですが、「運が良かったです。」と素直に言える人の背景には”自分の力だけじゃない”という、感謝の気持ちがあると考えていたからだそうです。そんな謙虚な人でいたいね。
優しさを”言葉”だけじゃなく、“行動”で示せる人ってやっぱりかっこいいよね。いつでもそんな人でありたい。
他人との比較がやめられない人へ。誰もが知ってる童話「ウサギとカメ」で、カメがウサギに勝てたのは、最初からウサギと競っていなかったから。つまり”ゴールだけを見ていた”からなんですよね。
後悔しない人って、どんな選択も「正解にするのは自分自身」だと自覚している人だよね。
「どうせ叶わない夢なら見ない方がいい。」という人もいますが、ネガティブ思考でいるかぎり、現実に打ちのめされることもないんですよね。ポジティブな人ほど、悩みなんてないように思われがちだけど、でも実際はその裏で、”ポジティブでいること”に伴う「傷付く覚悟」と日々戦っていたりします。
人づきあいで大事なのは、「一緒にいると楽しい」よりも「一緒にいても疲れない」です。これに気づけると、ムダに感情の振れ幅が大きくならないのでおすすめ。
「自分のために」が頑張る理由だと、やれることには限界があります。でも、「あの人の喜ぶ顔を見たい」が頑張る理由なら、人は自分でも信じられないくらいの力が出せます。
不機嫌って知らないうちに、まわりの人に伝染していきます。それを言葉や表情に出す人とは、できるだけ関わらない方がいいです。イライラした時に大切なのは、”いつもの自分”を取り戻すこと。
自分の実力不足を素直に認められないときは、中尾彬さんの「プライドというのは能力の高い人が”自分を律するため”に持っているもの、凡人のそれは、”自分を有能な人間だと思われたい”願望からくる、ただの見栄っていうんだよ。まったく違うよ。」という言葉を思い出すようにしています。
愛情というのは、相手のことが「どれだけ好きか?」ではなく、相手のダメなところも含めて「どれだけ許せるか?」なのかもしれないね。
人見知りの人の沈黙というのは、相手を傷つけないための沈黙だったりします。つまり、それは気遣いや優しさそのもの。コミュニケーションで大事なのは、「何を言うか」よりも「何を言わないか」です。
他人の陰口が気になる人へ。自分に集中できている人ほど、人の悪口なんて言ったりしません。批判ばかりしてくる人は、つまりそういうことなので気にせずスルーでいきましょう。
「届かない想い」はあっても、「実らない想い」はありません。たとえ相手に届かなくても、自分の中できっと何かが実っているはずです。
ある経営者の方と話してて大事だと思ったのは、「おいしいご飯を食べる」「湯船に毎日つかる」「自分に必要な睡眠時間は確保する」「休みの日に仕事しない」という”当たり前”を、忙しい時ほど変わらず守るということ。心身ともに弱っているからこそ、その”当たり前”に妥協したらダメってことです。
人間関係で悩みがちな人は、みんなに嫌われないことに慎重になるより、関わると面倒な人に「気に入られない」ことに慎重になる方が、ずっと大切です。
「たった一言が人の心を傷つける。たった一言が人の心を温める。」意図せず傷つけてしまう事もあるけど、一度相手に届いた言葉は、どうやっても消すことはできません。できることなら、心を温める一言を伝えたいね。
夢中になっていたことにワクワクしなくなったら、一度立ち止まってみるのもありです。無理やり「楽しいはず」って思い込む方が危険だからね。
子どもの頃からずっと「最後まで諦めないことが大切」と教わってきたけど、いい大人になって気づくのは「いかにうまく諦めるか」も同じくらい大切だということです。