生まれつき「逆境に強い人」なんていないんですよね。逆境を乗り越えた数だけ、人は強くなっていくんです。
何かやろうとするたびに、あれこれ口出ししてくる人。そういう人は、間違いなく自分の人生がうまくいっていないので、まともに相手しない方がいいね。
中学の時の担任が「クラス全員と仲良くなる必要はないよ。無理してまで一緒にいるのは、友だちとは言えない。もし友だちができなくても、自分の好きなことに夢中になればいい。その”好き”が一緒の人とは友だちになれるからね。」と言っていて。いい大人になった今でも、密かに大切にしてる言葉です。
人にイラっとしてしまうのは、相手が自分の思い通りに行動してくれなかったから。でも、そのイライラの裏側には、「自分がやりたいように生きていない。」という認めたくない現実があったりします。理想の自分を誰かに求めてしまう依存心。それこそが、”イライラの正体”かもしれないね。
本当に優しい人ほど、意外と厳しかったりするんだよね。それは一時の優しさ、形だけの優しさが「相手のためにならない」って知っているから。
意外とやりがちだけど、聞かれてもないのに自分の話ばかりする人っていい印象は持たれません。なので、相手と距離を縮めたかったら、この逆を意識してみるといいかもね。
人に何か教えるなら、「これ、前にも教えたよね?」はNGワードです。そう言われたら、誰だって聞きづらくなります。そしていつしか確認すらしなくなる。たった一度で覚えられる人ばかりじゃないし、中には時間がかかる人もいます。いくら忙しくても、”聞きやすい空気”を作れる人でいたいね。
心を病んでしまう人って、メンタルが弱いというより「我慢強くて、なぜか自分に厳しい」が原因だったりします。なので、「もっとメンタル、鍛えよう!」はむしろ逆効果。それより、もう少し人を頼れるスキルを身につけられるといいです。
怒らない人=優しい人と思われがちだけど、実際は怒らないことで「自分の心の平穏」を、一番に優先している人だったりします。
「空っぽのバケツほど、叩くとうるさい」これは中身が空っぽな人ほど、些細な指摘で不平不満を言ったりするという例え。人って叩かれたときに、その器の大きさが垣間見える。水がたくさん入ったバケツのように、中身が詰まった人でありたいね。
「人間は頭がいいから、明日のこととか、来年のことを考えちゃうでしょ。そうじゃなくて、もうちょっとバカになって、今日のことしか考えられないと、幸せになりやすいのにね。」という所ジョージさんの言葉。ネガティブな情報にあふれている現代において、この考え方はとても大切。
ご近所のおばあちゃん。いつも夫婦仲良しなのでその秘訣を聞いてみたら、「相手が大切にしているものを、大切にすること。もしそれが理解できなくてもいいから、”大切にしたい気持ち”をないがしろにしないことね。」と言っててすごく納得。夫婦関係に限らず、友だち関係でも参考にしたい考え方だね。
身勝手な人は「相手を変えよう」とするけど、謙虚な人ほど「自分を変えよう」と行動できる。自分の都合のために、相手に変化を求めるのはやめた方がいいね。
どんな理由があっても、不機嫌を表情に出す人とは距離を取った方がいいです。不機嫌って知らないうちに、まわりの人に伝染していくもの。イライラした時にやるべきことは、いつもの自分を取り戻すこと。
他人に厳しい人ほど、抱えるストレスも多くなりがち。相手に寛容でいることは、実は”自分のため”だったりします。
落ち込んでいる人が求めているのは「共感や思いやり」なんですよね。だから、求めてもいない「正論や根性論」をぶつけるのはNGです。
何か挑戦するときに、「うまくいかなかったら、どうしよう?」って考えるんじゃなくて、「うまくいったら、どうしよう?」って考える方がワクワクするよね。
人生でいちばん長く付き合うのは自分です。せっかくの長いお休み、しっかりメンテして正常な状態に戻しましょう。いつ幸せが来ても、ちゃんと気づける自分でいられるように。
子どもにとって、親の言葉ほど影響が大きいものはありません。自分の子どもに「この子、人見知りなので。」と言うと、「あ、私って人見知りなんだ。」と勝手に思い込んでしまう。なのでどうせなら「いつも楽しそうだね。」とか「いつも頑張ってるね。」と伝えられる親でいたいね。
誰かを手助けできるのは、自分に余裕があるからこそです。自分のキャパがいっぱいなのに、人のために動こうとするのは危険。それって、満たされない心の穴埋めを他人に求めているのと同じで、共依存の始まりなんです。
「幸せな時は約束しないで。怒ってる時は返事しないで。悲しい時は決断しないで。」とある海外のCEOの言葉。舞いあがったときの約束、怒りに任せた返事、そして失意の底でする決断。どれも冷静な心理状態ではないので、心の落ち着きを取り戻すことが最優先です。
心が折れる瞬間って、厳しいことを言われたり、否定された時じゃなくて、「自分への評価」が低くなった時なんですよね。他人からの評価は、自分の存在価値を疑うきっかけでしかなくて。気がつけば、自分のことが信じられなくなる。なので、今の自分を受け入れてくれる人は大切にした方がいいね。
過去の失敗を悔やんで「あの頃に戻れたら、うまくやれるのにな。」って、思うことありませんか?それ違うんです。あの時の失敗があったからこそ、今うまくやれると思えるんです。
人に優しくなれないときの対処法。僕のおすすめは、一時的に「関わる時間を減らす」です。たいていのケースは自分が悪いとかじゃなくて、ただ疲れているだけだったりします。なので、ちょっとだけ離れてみてください。
人って悪口を言うとき、「自分が言われて一番つらかった言葉」を無意識に選ぶそうです。なのでもし、悪口を言われた時は「そっか、この人はこう言われて傷ついたんだ。」と思うと少しだけ優しくなれます。