先週末の全米ボックスオフィスはコロナウィルスの影響をモロに受ける結果に。TOP10作品の総興収5000万ドルは、ここ25年で最低の数字。大作の公開がなかったこともあり、先週から60%以上も数字を落としている。2週連続首位の「2分の1の魔法」も先週から73%ダウンと被害は甚大。
ヴィン・ディーゼル主演最新作「Bloodshot」が全米2861館で公開され、OP興収930万ドルで3位にランクイン。ナノテクノロジーで生まれ変わった元軍人が、驚異の肉体再生能力で数々のミッションに挑む。「ワイルド・スピード」最新作が1年後に延期されてしまった今、ディーゼルを見るならこの映画。
スティーヴン・スピルバーグが人気ブロードウェイ劇を再映像化する「West Side Story」よりファーストルック画像が公開。アンセル・エルゴート、レイチェル・ツェグラーが悲恋のカップルを演じる。61年の映画版でアカデミー賞を受賞した現在88歳のリタ・モレノも出演。12月18日全米公開。
愛すべき最低映画に贈られる本年度ラジー賞の栄誉は大方の予想通り「キャッツ」へ。作品賞、監督賞、脚本賞、助演男優賞(ジェームズ・コーデン)、助演女優賞(レベル・ウィルソン)、スクリーンコンボ賞(半猫の毛玉と半人の毛玉)の6部門を総なめ。
人気ホラーシリーズ「ファイナル・デスティネーション」新作はリブートになるとプロデューサーが明言。前シリーズは2011年公開の「ファイナル・デッドブリッジ」まで計5本製作されたが、10年の時を経て、新たな死の連鎖が始まる模様。「ソウ」シリーズ脚本家がシナリオを執筆する。
MCU最新作「ブラック・ウィドウ」の全米公開日が延期へ。当初はサマーシーズン興行の先陣を切って5月1日に公開される予定だったが、新たな公開日の目処を立てず無期限の延期となった。ディズニーは他にも実写版「ムーラン」、X-MEN外伝「The New Mutants」の無期限延期を発表している。
「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」に続くシリーズ第3弾にデアデビルが登場するのではないかという噂。Netflixで配信されたドラマシリーズ版のデアデビルで、噂が正しければチャーリー・コックスが演じることになる。情報発信元の映画監督ケヴィン・スミスは、“あくまで噂”と強調。
スティーヴン・スピルバーグがヴィン・ディーゼルに監督業を強く推奨。ディーゼルが25年前に監督・脚本・出演した短編「Multi-Facial」に感銘を受け、監督としてのキャリアを助ける意味も込めて「プライベート・ライアン」に抜擢。いま監督業をしていないのは、“映画の犯罪”と激励したようだ。
「パラサイト 半地下の家族」でオスカー受賞のポン・ジュノ監督がミュージカル映画への意欲を語る。ただ、名作「雨に唄えば」を見ていても赤面してしまうようで、主人公たちが途中で“ウソだろ、アホらしい”と歌うのを止めてしまうような変則的なミュージカルになるだろうとのこと。
先週末に全米公開されたばかりのヴィン・ディーゼル主演作「Bloodshot」が早くもデジタル配信へ。コロナウイルスの影響もありOP興収は予想を下回る不振。製作費4500万ドルを回収するため早くも次の一手を売ってきた格好。定額制での配信ではなく、都度課金制にて3月24日から配信開始。
昨年9月に半世紀ぶりの日本公開で話題になったセルジオ・レオーネ監督の名作「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ザ・ウェスト」の追加上映が “たった今” 決まった模様。約半年前、初日に駆けつけて鑑賞した際は、これぞスクリーンで観るべき映画!!!と大興奮。あの興奮をもう一度体感しなくては。
アメリカではほぼ全ての映画館が一時閉鎖。政府からの要請を受け、今後8週間の興行をストップする。これを受け、少なくとも5月末までに公開が予定されていた作品はすべて公開日を延期、またはパッケージ発売やデジタル配信への方向転換を余地なくされている。映画興行の未来はどこへ向かうのか?
ワーナーは6月5日に全米公開を予定していた「ワンダーウーマン 1984」をいきなりデジタル配信することも検討している模様。予定通り世界中で劇場公開されていれば10億ドル近い興収を予想されていた超大作だけに大きな損失だが、5月に開始する配信サービスHBO Maxの会員獲得の呼び水とする狙いか。
韓国映画「新感染 ファイナル・エクスプレス」の続編「Peninsula」のプロットをヨン・サンホ監督が語る。“前作から4年後が舞台だが、違うキャラクターによる別の物語になる。ゾンビのアウトブレイクで政府の要人も殺されていて国の体裁を成していないから、タイトルがPeninsula(半島)なんだ”。
「新感染 ファイナル・エクスプレス」続編となる映画「Peninsula」よりファーストルック画像が公開。前作に引き続きヨン・サンホ監督がメガホンをとる。カン・ドンウォン、イ・ジョンヒョンら出演。今夏公開を目指して製作が進められているが、今まさに世界を襲う感染に打ち勝つことができるか?
「ワンダーウーマン1984」の全米公開日が8月14日に延期。当初は6月5日を予定も、新型コロナウィルスの影響で当面映画館が閉鎖される事態を受け、2ヶ月の後ろ倒しを余儀なくされた。一時はいきなりデジタル配信というプランも検討されていただけに、まずは無事に劇場公開されることを祈るばかり。
いまの暗い気分を吹き飛ばすならこれ?「ベイビー・ドライバー」のエドガー・ライト監督がオススメのコメディー映画100選を紹介。チャップリン、ウディ・アレン、メル・ブルックス映画や、「トッツィー」「裸の銃を持つ男」「カンフー・ハッスル」「カメラを止めるな」など。letterboxd.com/crew/list/edga…
「マッドマックス 怒りのデス・ロード」のフュリオサを主人公にしたスピンオフ映画が企画中。ジョージ・ミラー監督が出演者候補のアニャ・テイラー=ジョイと会談を持った模様。順調なら来年にも撮影を開始したい意向で、正式な続編「~The Wastedland」より先に劇場でお披露目となりそう。
志村けんさんの訃報に愕然…。ドリフターズでのお笑いタレントとしての顔だけでなく、バラエティ番組で見せるやさしい素顔や、卓抜な演技力で唸らされた俳優としての顔など、私にとって志村さんは幼少期から親しんできた父親のような存在でした。早すぎる。本当に無念です。心からご冥福を祈ります。
クリス・ヘムズワース主演最新作「タイラー・レイク -命の奪還-」より最新ポスターがお披露目。クリヘム演じる命知らずの傭兵が、誘拐された犯罪組織の息子を救出するという決死のミッションに挑む。「アベンジャーズ/エンドゲーム」のルッソ兄弟がプロデュース。4月24日よりNetflixで配信。
ライアン・レイノルズが人気ゲーム「Dragon's Lair」に出演交渉中。ドラゴンから姫を救出する騎士役だが、レイノルズが演じるとあれば無責任ヒーローの面影が?新作「フリー・ガイ」の公開が控えるレイノルズは、新型コロナウィルスの感染拡大を受け、フードバンクに夫妻名義で1億円を寄付している。
ハリウッドの爆破王マイケル・ベイがソニー・ピクチャーズと複数年のファーストルック契約を締結。今後数年間、ベイ率いるベイフィルムズが製作する映画/ドラマは優先的にソニーが配給する権利を持つ。監督作「6アンダーグラウンド」がNetflixで100万回視聴を達成するなど、ベイ人気は衰え知らず。
ホブス&ショウが活躍するシリーズ外伝「ワイルド・スピード/スーパーコンボ」の続編が製作中。主演のドウェイン・ジョンソンが正式に認めたもので、現在まさに続編の方向性を話し合っているとのこと。前作「スーパーコンボ」は全世界で7.6億ドルを稼ぐ大ヒットとなっている。
「ベイビー・ドライバー」のエドガー・ライト監督が次回作として近未来を舞台にした小説「Set My Heart to Five」の映像化を企画中。80~90年代の映画に触れて人間性や愛に目覚めていく物語の模様。0~90年代映画への愛が詰まった、映画ファンにはたまらない一本になりそう。
「新感染 ファイナル・エクスプレス」の4年後を描く続編「Peninsula」より待望の予告編が公開。パンデミックを止められず全てが崩壊した“半島”で、生き残った人間たちの地獄のサバイバルがはじまる。前作に引き続きヨン・サンホ監督。今年公開予定。