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4月8日(金)の20時から、有栖川有栖先生にお招きを頂き、「わたしのミステリー地図」と題したトークライブを行います。視聴は無料です。ミステリの話をいたします! 詳しくは bessatsu-bunshun.com/n/nb128eecb70c0 をご覧ください。氏名の登録が必要ですがハンドルネームでもOKで、入力名は他人からは見えません。
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白雪姫について書いていたところ、「世界で一番美しいの肌荒れ」という文字列が誕生した。「うつくしいのはだあれ」……なるほど。
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過日の有栖川有栖先生とのオンライントークイベントが、「WEB別冊文藝春秋」購読者の方々に向けてアーカイブ化されました。ミステリにおけるリアルティレベル、被害者の属性の変遷、文章の制御など、さまざまな点について伺い、話しました。公開は5月31日までとのことです。
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今日の昼は某チェーン店で、自慢の新メニューというのを試してきた。何かの間違いだろうと思うほど、何の味もしなかった。そこで夜はチェーン店の別の店に行き、同じメニューを頼んだ。今度は旨かった。昼のは、やはり、調味料を入れ忘れていたようだ。
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誕生日おめでとうございます。
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地球を賭けて、宇宙人とSF短篇一本勝負をする夢を見た。宇宙人の短篇は、地上を制圧した知的生命体が、深海に逃げ延びていたかつての地上生物に復讐を受ける話だった。絵面は面白かったけど見たこともない発想ではないし、これならなんとか……さあ、書くか……と思ったところで目が覚めた。
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私「お、おやめくだせえ、その文章は、その文章はあっしが昨夜徹夜して必死に書いた……」
私「ええい、くどい! こんな冗文を上梓できると思うてか! 徹夜だの必死だの、それがどうした! トルじゃトル、それもこれもトル!」
私「ご無体な! あんまりひどい……」
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拙作『黒牢城』(KADOKAWA)が、第22回本格ミステリ大賞小説部門を受賞いたしました。芦辺拓先生の『大鞠家殺人事件』(東京創元社)と同時受賞になります。読者の皆さま、票を投じて下さった皆さまにお礼を申し上げます。ありがとうございました。
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「それで、プリンタが何と言ったと思う? 『イエローのインクがないのでモノクロのテキストをプリントできません』だってよ!」
「HAHAHA!」
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「血塗れ(ちまみれ)」を「ちぬれ」と読むケースを散見する。これは遠からず多数派になりそう。「ちまみれ」はたいてい「血まみれ」と書くし、「まみれる」を「塗れる」と書くことも少ないだろうし……。
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駅前のファミリーマートに、氷菓のさるぼぼグッズがまだ売られていた。10年経っても……。いろんな思いが去来する。ひとつ、買ってきました。
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「最近文化会館に来たことがあるような気がしたんですが、考えてみれば『いまさら翼と言われても』の舞台のモデルがここなので、画像と見取り図をさんざん見たんでした」とお話しするのを忘れた。
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「マフィン一個」のミスタッチながら、「マフィン一家」って可愛いな。パパマフィンとマママフィンと、マフィンチルドレン。組織の秘密を漏らした者は、口にマフィンを詰められてこの世を去る。
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「はんにんにはきょうだいかしまいがいたとかんがえられる」→(変換)→「犯人には強大化姉妹がいたと考えられる」
力が抜けたので昼食にします。
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現在発売中の「小説すばる」7月号に、『栞と嘘の季節』の第七回が掲載されています。嘘が少しずつ暴かれていく。松倉詩門が自らの秘密を語る時、物語の舞台は、夜の街へと移っていく。致死性の毒花を用いた栞の〈配り手〉は、誰か。次回が最終回です。
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今月25日発売の「小説 野性時代」にて、デビュー二十周年と直木賞受賞を記念して、特集を組んで頂きました。宮内悠介さんと、お互いの新刊を軸にした対談をしています。また、『ボトルネック』や『満願』などを本にして下さった編集者である新井久幸さんが、思い出を綴って下さいました。
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そして、短篇「三つの秘密、あるいは星ヶ谷杯準備滞ってるんだけど何かあったの会議」を寄稿いたしました。〈古典部〉シリーズです。〈古典部〉の時計の針が進むのは次の長篇になりますので、今回、時計の針は若干戻ります。膠着状態に陥った会議を進行させる、会議ミステリです。
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短篇、〈古典部〉だと嬉しいですがと仰って下さった編集部の方々に、時間軸的に次は長編なので難しいかもしれませんとお答えし、締切までに「三つの秘密、あるいは……」をお届けしたところ、たいへん驚かれました。だ、騙すつもりは……。
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今後は『栞と嘘の季節』、それからおそらく年が明けた後〈葛警部補〉シリーズ短篇集とお届けし、その後、冬が来る予定です。
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「じょうほうきょうゆう」→「情報梟雄」
ATOK君、戦国の小説は終わったのだ。いまは21世紀の学園を舞台にしたミステリを改稿しているのだ。その変換はちがうのだ。
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本日から、日経新聞夕刊「プロムナード」欄の連載をお任せ頂くことになりました。毎週木曜日で、期間は6ヶ月となります。小説ではありませんが、お目に留まれば嬉しく思います。どうぞよろしくお願いいたします。
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『英国屋敷の二通の遺書』(R・V・ラーム)を読んだ。こてこてであった。どれぐらいこてこてかというと、
・巨万の富と奇妙な遺書
・霧の中の館
・唯一の道で崖崩れが!
・執事がセバスチャン
・12人の晩餐…1人増えて13人
・謎めいた死!
・医者が居合わせる
・執事がセバスチャン
おいしかったです。