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紫外線は図書室の大敵と書いたら本の大敵ではと疑問を出してくれる校正者さん……好き……。
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岐阜の新聞に、関市のことが「刀都」と書かれていた。魔都東京、水都大阪、仏都会津、神都伊勢、学都仙台、桑都八王子、古都奈良、湖都大津、死都ブリュージュ、刀都関。いいじゃないですか。
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来たる11月4日、新刊『栞と嘘の季節』が集英社さんから刊行されます。これは『本と鍵の季節』の続編となります。特別な栞(しおり)を巡る、嘘と友情の物語。図書委員堀川次郎は何について沈黙し、松倉詩門は何を偽るのか。お楽しみ頂ければ幸いです。
lp.shueisha.co.jp/toshoiin/
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『Iの悲劇』が文春文庫で文庫化されました。無人の集落再生を任とする「甦り課」、その奮闘と苦闘は報われるのか。人がそこに住むとは、どういうことなのか。なんと篠田節子先生が解説を寄せてくださいました。ユーモラスなミステリ連作短編集、お楽しみ頂けますように。
books.bunshun.jp/ud/book/num/97…
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いずれネットは宣伝とbotが全てを支配し情報交換ツールとしては使いにくい場所になって行くだろうとのんびり構えていたけれど、「井上靖」でtwitter検索すると名言botだらけで、そんな日は「いずれ」じゃなくなってるなとしみじみ思った。まだマイナス検索とかNGワードで対処できる範囲だけれど……。
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「ブリティッシュ・ベイクオフ」、意味のつながりとしては「焼きたて!!ジャぱん」と同じだな……。
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12/12「紙魚の手帖」に「倫敦スコーンの謎(仮)」が掲載されます。ロンドンで食べたから任せてと胸を張る生徒が焼いたスコーンは、しかし酷い失敗に終わった。レポートを課せられた小佐内は途方に暮れる。「わたしが見る限り、手順は完璧だったの」。推理が始まる…人間関係に波風を立てないために!
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『儚い羊たちの祝宴』(新潮文庫)の重版が決まりました。長く読んで頂けている……ありがとうございます。
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はっはっは、どこへ行こうというのかね(乗るバスを間違えた)(どこ行くんだこれ)。
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何が起きているのかわかりませんが、『儚い羊たちの祝宴』(新潮文庫)の更なる重版が決まりました。ありがとうございます。
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スマートフォンでメッセージを「書く」という表記でいいのかと迷い、やはりそれは「入力する」「記入する」であって「書く」ではないのでは……と考え、ところでその考えに従うといま私がPCでやっている作業も小説を「書く」とは言えなくなると気づいたので、この迷いは箱に入れて川に流すことにした。
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仕事が残っているのに眠気に襲われること、ありますよね。そんな時に有効な三つのアイテムをご存じですか? 今回、特別に公開しちゃいます!
1.掛け布団
2.敷き布団
3.まくら
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「専攻は何をなさっているんですか?」
「情報系です」
「浄土系ですか! 具体的には……」
「AIとかです」
「栄西は禅だと思っていましたが、浄土系にも関係がありましたか」
「Zen?」
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ゲーム脳とは、突然のトラブルで地下鉄が使えなくなった時、「ファストトラベル禁止か。強制エンカでもあるのか?」と思いHPの回復を図る脳の動きである。
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『本と鍵の季節』(集英社文庫)の続編です。前作とは別の事件を扱っていますので、『栞と嘘の季節』からでもお読み頂けます。
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TVアニメ『氷菓』放映10周年を記念し、「神山高校の小さな音楽会」との副題を添えて、フィルムコンサートが開催されます。場所は埼玉県所沢市、ところざわサクラタウン。公演日は2023年1月29日(日)で、昼と夜の2回公演されます。詳しくは下記URLをご参照ください。
event-info.kadokawa.co.jp/event/hyouka.h…
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新刊『栞と嘘の季節』(集英社)、都市圏では流通が始まっているようです。お楽しみ頂けますように! そして、時勢にかんがみ、今回はいまのところサイン会を開く予定がありません。残念ですが、お知らせまでにお伝えします。
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>RT 「虎と蟹、あるいは折木奉太郎の殺人」(『米澤穂信と古典部』収録)までコミカライズされるとは思いませんでした……嬉しいことです。
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『栞と嘘の季節』の特設サイトが公開されました。丹地陽子さんのイラストを背景に、本作が紹介されています。構図が……構図がいいですよね……時間も目的も共有していても、彼らは「三人組」ではないのだという感じが……。
lp.shueisha.co.jp/toshoiin/
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一食で一食分の野菜が摂れるメニューに「一日の1/3の野菜が摂れる」という商品名をつけることを思いついた人間に「なかなかやりおる」と思う。
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録画で「ゲームゲノム」の巧舟さんの回を見た。「推理のシンクロ率」という言葉が出て来たけれど、それこそまさに「逆転裁判」の魅力で、プレイヤーを置き去りにゲームキャラが勝手に推理を開陳し始めたり、プレイヤーの閃きにキャラがついて来なくてもどかしかったりすることが、ほとんどない。
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サプライズをミステリの軸にすると、大抵の場合、推理シーンはプレイヤー置いてけぼりか消化試合になる。「逆転裁判」は「物証からここまでは言える」の積み重ねだから、仮にプレイヤーが先に真相に気づいても、「それをどう立証する?」という問題にプレイヤーとゲームキャラが一緒に取り組めるのだ。