米澤穂信(@honobu_yonezawa)さんの人気ツイート(古い順)

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たくさん喋った日の夜は何も心当たりがなくても致命的な失言をしてしまったような気がして滅入る
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「週刊朝日」誌上の年末恒例企画「歴史・時代小説ベスト3」で、拙作『黒牢城』が1位となりました。また、「この時代小説がすごい!2022年版」単行本部門で3位となりました。ありがとうございます。
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感じ方には個人差があるので一概には言えませんが、私の心づもりとして、拙作『黒牢城』は「戦国時代という時代があって、武士という人たちがいた」という以上の歴史的知識を必要とせずに読めるよう書いています。なにぶんミステリでは、「特殊な知識を用いた解決」がご法度でもありますので……。
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ミステリ作家の会合で重鎮が殺され、集まったミステリ作家たちが疑心暗鬼に陥っていく夢を見ました。でも全員知らない人だった……重鎮であるはずの被害者も知らない人だった……「ええっ、まさか〇〇先生が!」と知ってるふりをして驚いてみせて、その知ったかぶりを自己嫌悪するひどい夢だった……。
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あきましておめでとう
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ある年、新年の挨拶に祖父母を訪ねた時のこと、幼い私は何か汁物(雑煮だったかも)の椀をひっくり返してしまいました。祝賀の雰囲気をぶち壊す失態に落ち込んだ私に、祖母は、「あきましておめでとう。縁起がいいね」と言ってくれました。私はその言葉を憶えていて、後に、短編の題名に用いました。
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確認のため自著を読んでいたらぽろぽろと涙がこぼれたので馬鹿なこんなことは今までなかったと思いながら別件の契約書を確認し始めたところぽろぽろと涙がこぼれたのでなるほどと思って目薬を差した。
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法律が変わってしまったのでトリックが一つ使えなくなった。何事も早めが肝心である。
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『紅の豚』がジブリの“名作”になるまで #文春オンライン bunshun.jp/articles/-/513… 読んだ。ユーゴ解体は、本当にさまざまな場所でショックを引き起こしていたのだな……。
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ミスタッチと誤変換が多すぎて、とうとう、警察が令嬢を持ってくる小説になってしまった。
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……いま、NHKで『儚い羊たちの祝宴』の名前が出たような……。
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意図を汲み取って頂いたので『黒牢城』は成仏しました。
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ただいま帰宅いたしました。
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拙作『黒牢城』(KADOKAWA)が、第166回直木三十五賞を受賞しました。読んで下さったみなさま、ありがとうございました。
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「こちらに目線下さい」と言われたのでそちらを向いた。「はいOKです」と言われてからも、その方向にカメラを構えた記者さんがいらしたので、何となくそっちを見たままだった。おかげで、他のお二人が正面を向いているのに、私だけあらぬ方を見ている写真が誕生した。
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拙作『黒牢城』(KADOKAWA)が、2022年本屋大賞にノミネートされました。
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2001年有馬記念に向かうテイエムオペラオーを見送るような気持ちでいます。さすがに、8つ目は……。 いやしかし、『黒牢城』はどうやら私の思惑なんか置き去りにしていった小説のようなので、どうなることやら、見当もつかないです。いずれにせよ、読者に楽しんで頂けることだけを願っています。
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地下鉄に乗っていたら車内モニタにいきなり自分の名前と顔が映ってびっくりした。思わずうつむいてしまった。
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読者諸賢への敬意と感謝を束ねた言葉が愛しか思い浮かばないので、気恥ずかしすぎて謝辞が書けない。
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エッセイをご依頼いただいて、「牢屋の柱の太さは何センチか迷った」とか「表紙に書くのはArioka castleであるべきかArioka citadelであるべきか激論した」とかいう文章を書いていたが、いま昼食を食べて、「……もっと『嬉しかった』みたいなことを書いてほしいのでは……?」と気づいた。
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Q:「同じ根」って何ですか? A:エリス・ピーターズです。どちらも、ピーターズの修道士カドフェルシリーズがなければ書けなかった小説です。 twitter.com/tokyosogensha/…
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直木賞の受賞インタビューが公開されました。どうして戦国だったのか、どうしてミステリだったのかなど、お尋ねいただくままにお答えしています。 bunshun.jp/articles/-/515…
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ありがたいことにたくさんのお祝いを頂いていて、メールフォルダが、 いちめんのおいわい いちめんのおいわい いちめんのおいわい かすかなる初校ゲラ(月曜戻し) いちめんのおいわい になっていた。見逃すところだった。
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あらためて。拙作『黒牢城』が、山田風太郎賞と直木三十五賞を受賞しました。それで小説の何かが変わるわけではありません。小説はただ書かれたまま、そこにあります。とはいえこれもいい機会ですので、申し上げます。 これまでありがとうございました。これからも、お楽しみ頂ければ幸いです。
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(『氷菓』の左上にあるのは受賞時のトロフィー、『満願』の左にあるのは山周賞の晩に出版社さんがご用意くださったもの(半睡半醒で瞳を入れたので黒目が大きすぎてうるんでいる)、右にあるのは、小説家として生きると決めた時に両親がくれた縁起ものです)