仮名手本忠臣蔵の本蔵と師直の男色。 師直「本蔵殿!少々、つばきを付けてくだされ。さりとは、けっこうなお道具〜」 師直のおしりが丸くてかわいい‥ 1850年頃
女郎と客の男は真に愛し合っていたが男は親から勘当され行くあてがなくなり、女郎とこれ以上会えなくなった。 最後の晩に二人で死ぬほどやって、力が抜けたとこで一緒に死のうと約束した。女郎は泣きながら最後にお母さんに会いたかったと涙を流し、未来も一緒にいようね、可愛いよ、と伝えて心中した
女性から夜這いに行くパターンもあったし、夜這いの約束したカップルもいたようですが、突然凸するパターンでは、いきなり頭ペタペタ触られて目を開けると地域の知ってる男の子で、いきなり性的関係求められたってパターンはやっぱり怖いよな。
夜這という行為が自由恋愛だったから良かったと評価した研究者もいましたが、明治期に娘だった周防部の古老の方々の取材で「結婚した時『やっと夜這いを心配せずに安心して眠れる』って思った」や「怖かったから生理と嘘をついて帰ってもらった」という証言もあり男女で感じ方が違ったのではと思う。
明治の女学生が自分のことを「僕」ということがあり、その言葉遣いに対する当時の批判が掲載されてる論文。明治期特有の女言葉にばかり着目してたから「僕」ということがあったことに驚いた。女子も漢語を学んだ影響のようだ。 『女学生の言葉遣いに対する社会的意識の変化』 kgwu.repo.nii.ac.jp/?action=reposi…
【📢新刊のお知らせ】 性の捉え方が変化しつつあるこの時代、かつての日本の文化風習をどのように受け止め、考えればよいのだろう。 春画や江戸期の書物をジェンダーで読み替えながら、ときに笑い!ときに批評しながら!私たちの性を「今」考える一冊ができました! ▼詳細 hanmoto.com/bd/isbn/978479…
珍しい猫の春画 部屋の奥で恋人たちが「ふう、ふう、ごろにゃ〜気がいきそう〜」と交わっていると、ちゃきちゃきのにゃんこが「おやおや、こいつは太ぇ畜生だ!かけ小便でもしてやろう」と褌をめくって勢いよく小便を放つ。
最近Twitter見てると春画の話題が多いんですけど、江戸期だってすんなり春画出せてたわけじゃないですからね。享保の改革では好色本の類は風俗上良くないから段々に改めて絶版にせよ、とか天保の改革でも好色本は取り締まりの対象で、手鎖されたり罰金支払った戯作者とか絵師さんいますからね‥
今なら陰部の毛は全部ツルツルに処理してる人がいても「そうなんだー」くらいだけど、江戸期だと遊女が遊廓から逃亡を図ろうとしたときの罰のひとつに陰毛を全部剃るってのがあったから、それくらい辱めだった過去があるの面白いよ陰毛の歴史。
惚れた男の名前を墨で入れてもらう遊女。ずっと繋がっていたいとばかりに二人の性器は結合したままです。 あなただけが真実だから。
酒呑童子を退治する血飛沫ブシャーのシーンは、交合という名の闘いに設定が変わっています。 様々は性具を使ったり、長時間耐久レースの交わりにより、酒呑童子を堪能させます。ワキでは男色まで勃発。
『酒呑童子』を知ってますか? 源頼光と家来たちが、酒呑童子という鬼神を退治する伝説を題材にした物語。この話はなんと春画の題材になっている。本来は頼光らが酒呑童子を巧みに安心させ、酒を飲ませ酔い潰す場面も、春画版だと酒呑童子は女体化し、美しく艶やかに寝息を立てている。
極上の一突に向けて日々修行を行なう人 腰の角度と手がなんか腹立つ。
そいえば、さわさんが教えてくれた鍾馗様と鬼の男色図のカラー版あった。 こいつぁ‥すごいや笑 『明治肉筆浮世絵絵撰』(KKベストセラーズ)126頁 twitter.com/climnon/status…
客が巨根だった場合に遊女はどんな対応をするのか調べると、宝暦年間より伝わる『おさめかまいじょう』や延宝八年の『難波鉦』を読むと、なんと挿入を断ってもよいと記載がある。例えば『おさめかまいじょう』では、太くて馬マラのときは女陰に当てがって、入らないと伝え、口で射精させるという。
めでたいモチーフとして使用される甲羅から毛が生えた亀。通称「みの亀」は空想の動物ではない。松浦静山(お殿様)が江戸後期に記録した『甲子夜話』という書物に金谷という地に泊まった時に多くの亀を見てみんな毛が生えていることに衝撃を受けたとあり「みんな見てくれ!」とスケッチしてて可愛い。
こちらは浄瑠璃の名作「仮名手本 忠臣蔵(かなでほん ちゅうしんぐら)」を当世風に見立て艶本化したものです。猫大好き国芳の押印は猫がちゅうしてますね。徹底しています笑
だいぶ前のツイートで「キスのことを江戸時代で既に『ちゅう』って呼ぶことがあったとは!」と呟いてる方がいて、何の史料でそう思ったのか質問したらこの艶本タイトルを見たとのことでした。 『口吸い』で『ちゅう』と読む!
現代でも人気な三国志。江戸期にも身近な風俗を三国志になぞらえた物語が人気でした。もちろん春画にもなっています。この『孔明秘蔵の掛物 三国が一所へよる図』と題された図は「お玄が開」「お関が開」「お長が開」と玄徳・関羽・張飛が遊女に見立てられ、その玉門図が描かれています。
暁鐘成は『偶言三歳知恵』(1825年)という艶本で様々な見立て絵を描いている。 その中に男性同士が交わっている様子を「双頭ノケツ子」と名づけ、男色の説明や生息する地が書かれている。 尻を捉えて挿入し、抜き取るときは男根の根元に「金の輪」が出来ており臭気、甚だよろしくないとある。
挊をセンズリと読むって、そんなに浸透している情報ではないですよね笑
工場の発展と隣り合わせの家々。日雇いの労働、バタ屋。路地は社交場であり、排泄と食が隣り合わせ。食べ物は少量から買え、買えないものはないという。美味しそうなお好み焼き。惨めさを穴埋めするための酒。ナレーションも印象的だった。とにかく見てほしい。 youtu.be/cHry5vBkHs4
NPO法人科学映像館のYouTubeチャンネルの『スラム』と題された1961年のドキュメンタリー映像。都市開発にとり残された密集した日本の家々を覗けば柱は斜になり軒は崩れ、崩壊する家もある。しかしそこには確かに人々の生活があった。そして遂に人々は改良住宅へ移ることに… youtu.be/cHry5vBkHs4
渓斎英泉「あづまひな形」(1839年)に男根のランクごとの図がある。 ランクごとにサイズの記載があるが、巨根が最上位というわけではない。おさめかまいじょうや難波鉦などの遊女の手練手管を読むと女性にとって巨根は体に負担であり、客の男根が大きすぎる場合は挿入を断ってもよいと書いてある。
この手でつくるサインって江戸期の春本で既に登場するのだが、いつ生まれたものなんだろう‥🤔