七夕の春画がない、わけがない。
なんでも春画にしたがるんだから… 夏越の大祓えの人型(ひとがた)でスケベな絵を描こうと思った発想がもう、すき。
歌川国貞が描いた『色日記』における様々な女陰。これらは何も国貞独自の描くときのルールではなく、長い江戸期の艶本カルチャーのなかで、絵師と読者間における暗黙のルールのような中で描き分けをしてきたもの。修正義務のなかった江戸期だからこそ発達した性器の表現なのです。
河鍋暁斎の下絵もすごいっすよ。
小雨が降る夜にキンタマの皮をかぶって美味い肴を求めて出てくるらしい。 雨の中で豆狸を見かけたら、かわいそうだから誰か美味しい食べ物あげて😭 「桃山人夜話」江戸期
夫の勃たなくなったおちんを握りしめて泣く妻。春画でこの様な悲壮な光景は珍しいと思い書入れを読んでみた。 夫は腎水(精液)を使い果たし、虚弱になってしまい「あなたがこうなったのは私がセックスを好きすぎるから、これ以上すると死ぬと思ったけど止められず」と妻が嘆いている 大英博物館所蔵
天保10年刊行の春本の陰毛と髪の生え際のアップ。1ミリ以下の細さで彫っていく。 これが木版なんだから当時の彫り師がどれほど高度な技術を持っていたか分かりますね。彫り師すごい。
春本を見て顔を真っ赤にする皮が半分剥けの男の子。 「そんなんじゃ これから女に惚れられたときに困るよ!わたしにいい考えがある!」と言って、お尻と女陰に目をつけてベロベロバ〜〜!!!! 少年「うわ〜!口から蜜が流れている〜〜!!!」(一物がムクリ)
これは俺ん家にある明治期の張形です。
飢餓道では食べ物が火に変わり、飢えも渇きも癒せないようだが、この図に描かれた地獄は、目の前に美しい女性がいるのにおちんが勃たないという地獄。 乾燥椎茸のようにしなびた一物を必死に擦れど勃たない。あまりの悲しさに涙が止まらなくなる男たち。(前世で何をしたらこんなことに…)
もう引退してしまった春画の研究者の方に、「春画はもともと明るいところで眺めるというより、ぼんやりとした行灯の光のなかで眺めていたから、木版の彫りが立体的に見えたり、より艶めいて見えた」と言われ、やってみると、なるほどこりゃ心の内に秘めた火が点されますね。
一部の大名たちの間でお菓子作りが流行り、それが政治的ではなく友好関係を良好にするために行われていたことがわかる記事。面白かった。干菓子や糟ていら(カステラ)などを送った時のエピソードがこれまたキュンキュンする🫶
フォロワーさんがラノベ効果音と春画効果音が似てるって言ってたやつ、ラノベの情報元のツイートこれね。 びっちゃりごぼりつっぽアハ〜〜フウ〜〜ぐす〜〜へへエエハア〜ウ〜〜〜ぐすっぷびちゃりぐちゃりぐちゃりぐちゃりムウ〜ヘエ〜づつぽづぼぼぼぐすっムフ〜〜ウフ〜〜づぼりごぼッワァハ〜フ〜 twitter.com/takigare3/stat…
浮気性の旦那のおちんに「此ぬし」と書いています。もし旦那が他の女と交わろうとしたら、このおちんは私の物よ、と他の女たちに知らしめることができるから。 旦那は「これはすごい知恵だの」と感心。「あんたのような浮気者は安心して外に出せないからね」と浮気封じをする光景です。
裸一貫の勝負。 どんな経緯でこんな春画がオランダに渡ったんだ‥ アムステルダム国立美術館所蔵
春本でオルガズムを感じる時の効果音 ダクダク、ダックダック ピ〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ポ〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ブルブルブルブル
これladyとgentlemen って即座に理解してトイレの扉開けられる人どれくらいいるんだろ。
右にいる溶けて液体になりつつあるオンナさん好き。
目に優しい春画。
薯蕷汁(とろろじる)といえば精液の隠語にも使われていて、他にも精液の隠語に、 いも汁 契水 こころの水 白い吐血 ためため ところてん とろろ汁 なさけの露 納豆汁 菩薩水 水あめ よがり汗 核やに などの表現が春本の物語に登場します。
妻と離れて暮らす夫が、愛する妻を想って人形師に制作を依頼したラブドールに魂が宿り、人形が夫を次第に衰弱させていく江戸前期の物語を紹介します。 1687年刊行の『色道大鼓』という浮世草子に載っています。
春画ってほんと面白いですよね🫣 江戸期の春画、江戸の性文化の実験レポ、明治期の性具のコレクション記事などスケベの歴史コラムを書いているので、よろしければご覧ください。 📚春画にハマりまして。 amzn.asia/d/eUjS0yC 📕江戸の女性たちはどうしてましたか? amzn.asia/d/devUkno
耽美に心中が含まれていた時代が長らくあったんですよね。
たまにコラムの依頼で使用画像の条件に「性表現NG」が提示されるのですが、わたしを誰だと思ってるんですか。