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大人が子どもにできることって、「あれダメ!これダメ!」「あれしなさい!これしなさい!」って縛ることじゃなくて、「世界にはこんな可能性もあんな可能性もある」「もしきみが失敗した時には俺たちが支えてやるから心配するな。やりたいことをきみが選べ」って背中を押すことじゃないかな、と。
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ショックな出来事に遭遇した時、それがトラウマになってしまうPTSDは有名だけど、それをきっかけにポジティブな変化をするPTSG(心的外傷後ストレス成長)は意外と知られていない。バカにされた経験をバネに成功したとか人に優しくなれたとか。過去は変えられないけど、どんな未来に繋げるかは変えられる
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鈴と小鳥とそれから私
みんな違ってみんないい
を小学校で教えておきながら、
人と違うことはすぐ指摘し、用意された回答以外はバツをし、社会に出る前には同じような服、同じような髪型、テンプレートの志望動機を語らせ量産型歯車として没個性化させるのは、日本教育一番の矛盾だと思う。
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頑張りすぎちゃう人に声を大にして伝えたいんだけど、エネルギーは切れる前にチャージするものだよ。
車だってガソリンは切れる前に補充するのであって、切れてからだと大変な事になるでしょう。
「時間ないから…」「迷惑かけるから…」というよりガス欠の方がずっと怖いから、休む時は休むのだ。
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お腹を痛めて産んだから母親、ではない。
料理上手だから、家事育児が完璧だから母親でもない。
無痛分娩でも母親だし、血が繋がってなくても母親で、料理が下手でも、家事が不得意でも母親は母親だ。
病気でしてあげたくてもできない立場の人もいる。
ただ子供に愛をもって向き合ってくれれば母親だ。
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拙者、休むの苦手侍だったので「もっと頑張ってる人もいるんだ!」とか「私も怠けてられない!」とか言って毎日AM3時起き毎食5分で終わらせて、ドライヤーや歯磨きしながらもテキスト読んで、睡眠も削りに削ってたら案の定倒れたのでござる。治すのに約2年。お金も時間もかかった。健康が一番効率的
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私が適応障害だった時、「薬なんて使わない方がいいよ!病気だって思うから病気になっているだけだよ!」と言っていた友達が5年後自身も適応障害になっていた。「こんなにつらいと思わなかった…あの時力になれなくてごめんね」と言われて、人生いつ他人事が自分事になるかわからないんだなと実感した
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食事は時間の無駄、5~10分で片付ける。
睡眠はもっと時間の無駄、3~4時間で済ませる。
趣味やショッピングは時間とお金の無駄、削れるものはとことん削る。
学生時代そんな生活をしてたらぶっ倒れて何ヶ月も動けず病院代もかさんだので、心身の健康を削るのは人生最大の非効率だと思い知ったよね👴
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いや、べつに。
台風の日に予約してた荷物遅れたっていいし。
事前に買っとくから、コンビニとかスーパー閉まってていいし。
極力出かけないから、ショップも施設も閉まってていいし。
お店は消費者を甘やかさずに、普通に命優先してほしい。
自分のちっちゃな欲のために誰か命落とす方が嫌だわ。
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最近特に思うけど、全人類に必要な能力は「助けて」を言う能力。ヘルプの声に「そんなこともできないの」とか「恥ずかしい」とか、何も言うな考えるな。勇気を持って助けを求める声を押し潰すな。芽が出る前から摘もうとするな。できない時には助けを求めて、助けてもらった分誰かを助けてやればいいよ
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人間関係、一番拗れるのは対話が少なくなった時。
悩み事とか感謝とか「言わなくてもわかるだろ」と言葉を疎かにしていくと、いつの間にか距離ができて誤解や争いに繋がるもの。
今は話せないような状況か、話にならないほど相手がひねくれ者とかでない限り、大切な人との対話は大事にした方がいいよね
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人には段階に応じた目標がある。
もし生まれたばかりの赤ちゃんに「100m走りなさい」と言ったら無理な話で、赤ちゃんは寝て起きてハイハイができたら十分よく出来ていること。
小学生、中学生、高校生、大学生、成人後だって人にはそれぞれ段階があるから、無理な完璧は押しつけないのがいいよね。
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「大丈夫」
「だいじょうぶ」
だから、これ以上踏み込まないで。
一度心を踏み荒らされた人は、もう二度と傷つけられないようにと壁を作る。
あるいは、弱い自分を見られないようにと鍵をかける。
でも、そうすると敵も入ってこないし、救ってくれる人も入れない。
外にいるのは全てが敵じゃない。
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わからない事が恥ずかしいのではなく、わからない事を認められない事が恥だ。知ったかぶりして、知ろうともしない事が恥だ。何年生きたって、わからない事は沢山ある。わかった気になって、実は知らない事も沢山ある。自分はこういう人、あの人はあんな人だと決めつけた瞬間から世界は狭くなる。
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好きでやっていたことが「やらなきゃ」と苦痛になった時は、一旦距離を置くか思い切ってやめてみるのがいいよ。本当に大事なことならまた「やりたい」と思えるし、実はもう必要ないものなら手放すいい機会になる。手放せば、また新しいものも掴めるしね。時には立ち止まるのも、悪いことじゃないんだ
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痛みは隠すより、逃げるより、戦うよりも、認めてあげる事が大切
今、目の前で怪我をした人がいるのに、「痛くない痛くない」と目を覆っても治らない
「何も知らない」と見ないふりしても残酷で、「そのくらい何とかしろ!」と言っても辛いだけだ
「そっか、痛いんだね」と認めてこそ治療できる
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自己否定が癖になると、責められていない事まで責められているかのように錯覚し始める。
小さな失敗や誰も気にしていない事まで「責められているに違いない」と思い込みが強くなっていく内、段々と人に対しても否定的になってしまう。
自己否定は他者否定に繋がり、自己肯定は他者肯定にも繋がっていく
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今年できなかった事より、できた事を数えよう
まずひとつ、息をしてきた
ふたつ、ご飯を食べてきた
みっつ、今日まで生きてきた
それができればたいしたもんだ
息苦しい事があって、食事も手につかない事があって、全て投げ出したくなる事もあったろう
それでも今生きてるなら、みんな表彰ものだよね
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人は見た目じゃわからない。自分の狭い視野に見える範囲で相手を決めつけることはできない。優先席に座っている学生が見えない疾患を抱えていたり、忘れっぽいあの人は障害にもがいていたり、いつも元気な子どもが服の下に痣を隠していたり、何にもなさそうな人ほど何かを抱えて生きている。
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休む時は「仕方なく」「申し訳なく」休むんじゃなくて、「せっかくなら満喫するぞ」と思って休んだ方がいいよ。罪悪感や中途半端な気持ちで休むと充電力も半減しちゃうから。満喫といっても無理して有意義に過ごそうとしないで、いつもよりちょっと美味しいものを食べてよく睡眠を取るのでもえらいぞ◎
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子どもや部下を育てる飴と鞭の基本
・肯定的で能動的な人に育てたい場合
→アメアメアメアメアメアメムチアメ
くらいに褒める事を基本にする
・自尊心が低く命令通りに動く奴隷を育てたい場合
→ムチムチムチムチムチムチアメムチ
くらいに指摘することを基本にする
後者で接してくる人からは逃げろ
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好きなものは誰が否定しても好きでいいんだよ
自分が大切にしているものを
「バカらしい」「それ嫌い」と言ってくる人もいる
でも、それがなんだっていうんだ
誰もが好き嫌いを持っているのは当たり前
それをわざわざ他人に口出しする暇人につき合うくらいなら、
その時間好きなものに使う方がいい
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傷ついた日のきみへ
嫌なことがあったら、その3倍は好きなことをしてくれ。傷ついたことに蓋をしないでくれ。「もっとつらい人いるし…」っていうのは一番言っちゃいけない言葉だ。痛みは人と比べるものじゃない。つらかったらその気持ちは受けとめて、存分に自分をよしよししてやってくれ
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自己肯定感がドン底だった私から言わせてもらうと、自分を大事にできるようになってきてから人も大事にできるようになりました。自分に厳しかった時は人を見ても「私は我慢しているのにあの人はずるい」と思ってしまったし、自分の為に紅茶を淹れられるようになってから人に淹れる方法がわかったなって
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偉い=人を傷つけてもいい、ではない。
努力家は偉い、社長は偉い、お金払う方は偉い、それはそうなんだけど、「努力が足りない人間はクズ」とか「社員は奴隷」とか「お金払ってもらう側は何でも聞け」っていうのは違うよなぁと。
偉いもんは純粋に褒めれば良くて、他を踏みつける必要はないんだよね。