伊豆の美術解剖学者(@kato_anatomy)さんの人気ツイート(古い順)

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エドゥアルド・ランテリのエコルシェ。ロダンの『青銅時代』タイプの像。エコルシェは、屈曲や伸展、内側面や外側面、腋窩や顎下などが一度に観察できるポーズをとっていることが多い。エコルシェで学習する場合は、できるだけ多くの部分が観察できる模型を選ぶと使いやすい。
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犬歯より後ろのギザギザした噛み合わせ(左)と、左右の犬歯間にある前歯のプロポーション(右)。
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肩を下ろす。すくめる。
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普通にしている時と、息を吸い込んだ時。
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爪先立ちのふくらはぎ。
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引用されているプロポーション図は数値に基づく平均体型で、こちらの方が当時(19世期末〜20世紀初頭)の美術作品に使用されていた標準体型に近いです。美術解剖学のプロポーションには、事実に基づく自然美と美的調整を加えた理想美があり、時代に応じて両者の間をウロウロしています。 twitter.com/datenaoto2012/…
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三角筋は骨から外すと三角形。筋線維が違い違いに配列していて、鍛えた人では色の境目のあたり溝が出やすい。溝の方向は上後方から下前方に回り込むように走行する。『美術解剖学とは何か(仮)』に掲載予定の図を改変。
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大殿筋の下部を押さえ込んでいる白っぽい線維は「坐部端綱(Sitzhalfter)」。お尻の横方向の溝(殿溝)を作る。ドイツ系の解剖学書や模型に見られ、外形に影響する構造の一つだが、美術解剖学の本では見かけない。
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脇腹に見えるギザギザとした筋のラインは、何番目の肋骨かを判断する指標として使いやすい。
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美術解剖学の本を模写して学ぶ人が多いようだが、この本を使用されている方(おそらく美術解剖学に詳しい方でしょう)は、模写よりもトレースをお勧めする。図のサイズが統一されているので部分図が連結できたり、筋走行やボリュームが解剖体でチェックしてもかなり正確に描写されている。
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素描の上手い・下手は様式(スタイルや好み)に左右されるので、一般化が難しい。陰影の付け方が基準ならば、ライティングや構図の綺麗な写真の輪郭をトレースし、陰影を模写すると良い。やる気があれば誰でも「肉眼」の水準まで描写できる。
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内股の筋配置
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内藤貞夫『動物を描こう』(玄光社)に動物解剖学のコラムを書かせていただきました(黄色い縁取りのページ)。動物スケッチの入門書とのことで、動物の美術解剖学に触れるきっかけになっていただけたら幸いです。
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上を向く
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下を向く(C:頚椎、T:胸椎)。
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6月より「電脳アカデミア」というオンラインスクールで講師を務めさせていただくことになりました。コースは通年の「美術解剖学の教室」(布施英利 先生とシェア)と三ヶ月限定の「人体の教室」があります。詳細は以下のリンクより。どうぞよろしくお願いします。 dennou-academia.wixsite.com/dennou-academia
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鎖骨上窩と三角筋胸筋三角は、なだらか繋がってることが多い(大幅にズレてる人も居る)。