伊豆の美術解剖学者(@kato_anatomy)さんの人気ツイート(リツイート順)

指を曲げた時の連動。中指と薬指は前方に動く。人差し指と小指は薬指側に動く。
マンガなどの表現でお腹が切れた時に、ホースの様に垂れ下がった腸が描かれることがあるが、実際の小腸は腸間膜によって脊柱から吊り下げられている。腸はソーセージ(腸詰め)のイメージが強いのかもしれない。
私の授業の受講者さんでしょうか。のび太君の場合は、眼鏡を外して目を凝らしたときの起伏かと思ってました(藤子先生の研究してないので、ひょっとこかも知れませんが)。 twitter.com/fuwamochi0419/…
以前、学生さんから石膏像の描き方がわからないと質問があったので、iPadでデモンストレーション。手入れしたいと思いつつ時期が開いてしまったので今回はこの辺で。
使い所がわからない知識
男性と女性の胸部幅の違い。男性では骨盤の幅と胸郭の幅がおおよそ同じか、息を大きく吸い込むと骨盤よりも胸郭の方が幅広になる。女性では骨盤幅の垂直線を上に辿ると肩あたりに重なる。
脚の輪郭を辿ると行き着く部分
股関節のシワの方向
軽く握った手(左)と強く握った手(右)。拳を強く握ると、小指と親指がやや近づく(対向)。
奥行きのある角度から描写する際には、指、手のひら、手首など各領域の断面を推測すると描きやすい。
肩甲骨は可動域が大きく、初心者には目測が難しい部位の一つ。しかし、骨の形状は変わらないため、メルクマール(目印)さえ見つけることが出来れば推測することができる。モリールの図版に赤点を加筆(モリールはメルクマールを肩鎖関節の内側に設定しているが、肩峰角も見つけやすい)。
手の骨格の性差。 手根は男性では幅が広く、女性では幅が狭い傾向があります。古典的な美術作品ではこのタイプの手がしばしば採用されていました。(Marshallに基づく)
腕の輪郭を辿ると行き着く部分。
美術作品でよく表現される血管10種。1:外頚静脈、2:橈側皮静脈、3:肘正中皮静脈(採血の静脈)、4:尺側皮静脈、5:胸腹壁静脈、6:手背静脈網、7:浅腹壁静脈、8:大伏在静脈、9:小伏在静脈、10:足背静脈網。
脚で描き忘れやすい部位。鵞足(がそく)と言います。
再掲:腕を水平より高く上げると、肩の骨も連動します。
生体の断面を確認する身近な方法。
握りこぶしの小指と人差し指の角度
こぶしを軽く握った時(左)と、強く握った時(右)。 ナックル(第2~5指の中手骨頭)の並びが変わるのと、握った棒などの軸が変わります。これはペンなどを握ると確認できます。
お尻の膨らみは大まかに2つ。 1:大殿筋と殿部の脂肪体、2:中殿筋(女性ではしばしば腰部の脂肪体と連続)