伊豆の美術解剖学者(@kato_anatomy)さんの人気ツイート(新しい順)

腕の過伸展
「男性と女性でヘソの位置は違うのか?」と質問されて「(計測したことないから分からんけど)ポール・リシェ先生の図では指一本分くらい変えてるね」と言ったら「何でそんなとこまで見てるんだ」と言われたことがあります。
素体の凡例
単純動作と可動域の図(顎と指を除く)
自然な状態の手と前腕の軸。まっすぐにもできるけど、力が入っている状態。
引用リツイートが亜脱臼の見本市になってますね。 twitter.com/kato_anatomy/s…
上:表現でよくみられる指、下:自然に伸ばした指
重い物を持っているときは、物と反対側に体が移動します。
今日、医大の授業で、複数人から「椎骨の共通の要素ってなんですか?」と質問を受けたので載せておきます。 頚椎〜腰椎、仙骨・尾骨はそれぞれで形や部位名称が違っていても、構成している要素は一緒です。
肘とウエストの高さは同じくらいと伝えています。個人差を見る場合は、そこから上下にどれだけずれているか確認します。
職業柄、美術解剖学どこに使うんですか?とよく聞かれるんですが、制作時に自動で発動するスキルなので、「構造を覚えていればいつでも使っていますし、構図や表現に合わない場合は使わないという選択も出来ます」と答えています。
頭身指数を増やした人体像を制作する時には、脛や前腕を長くすると見栄えします。左:7.5頭身、右:8頭身。
横から見た時には、顎の骨の関節部分がやや前に移動します。
大きく口を開けると、顎の関節部分が左右に飛び出し、顔幅がわずかに広がります。
姿勢が変わった時に筋の起伏がわからなくなる場合は、起始と停止(筋の付着部)を勉強すると良いです。姿勢が変わっても骨の形状はほぼ変形しません。
美術解剖学では多数例で観察できる標準構造を教えています。レアな構造に言及する場合は、情報が錯綜するのを防ぐため、標準構造の後に伝えます。下の図では左側が標準構造ですが、右側のタイプも稀にいます。
指先の位置はどの関節を曲げるかで変化します。 DIP=第1関節 PIP=第2関節 MP=指の付け根の関節
棒を軽く握った時と強く握った時の違い。
学生さんがよく間違えやすい関節。
大胸筋の上にできる溝は、わきの下に向かいます。
膝の輪郭は内側を膨らませると見栄えします。
胴体、腕、脚の筋肉の範囲。
よく使う線画の処理の例です(誇張してます)。
左右非対称の姿勢では、倒れない様に重心を移動させて前後左右のバランスを取ります。こうしたバランスのことをイタリア語でコントラポストcontrappostoと言います。
筋肉を手短に勉強したいクリエイターの方々は、輪郭に影響している筋肉を辿ってみると良いです。5, 6種で結構な範囲をカバーできます。 twitter.com/kato_anatomy/s…