伊豆の美術解剖学者(@kato_anatomy)さんの人気ツイート(いいね順)

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今回の講習会では最近描いているトポグラフィーを使って体表の起伏を解説していきます。内臓の解説では、臓器の働きから人体表現に重要な生命感のヒントをご紹介します。🫁🫀👁👂🤰 twitter.com/Sully_BDPUB/st…
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モデルを全く使わず描く練習。その2
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そらす側では、指を曲げると青で示した指の伸筋腱が引き延ばされ、やや可動域が広くなる。これらはテノデーシス(腱固定)という動作。手首の関節が柔らかい人は、どちらの運動も現れにくい。
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Masters of Anatomyシリーズ。これは第一巻の130名の作家が描いた人体をまとめた本。日本語版はないけど、テキストがほとんどないのでリファレンスとして十分使えます。紙版とebook版がある。mastersofanatomy.com
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ポンペイ展、2回目。1枚目:横を向いた時に出る首のシワ、肘を曲げた時のシワと盛り上がる腕橈骨筋&長橈側手根伸筋。2枚目:背中側案外に作ってある。3枚目:美術解剖学で有名なリシェ支帯。
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彫刻でしばしば表現される脇腹の膨隆部は、ドイツ語系の解剖学書では「側腹隆起(Weichenwulst)」と表記される。この部分は、3つの腹斜筋の筋腹が重なり、走り込んだ運動選手などで膨隆する。
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この張力モデル、骨盤と大腿骨に対する、大腿骨頭靱帯と中殿筋関係に見えます。 twitter.com/ST_phys_bot/st…
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リクエストのあった、胸腹壁を内面から見た図。現代の解剖図ではレアなビュー。
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解剖は用語が多くて覚えられない、という人は、用語(=細部)よりも大きな区分の把握から入ると良い。絵を描くときにも、細部から入るより、大きな形、中くらいの形、小さな形と段階を追って把握すると破綻しにくい。
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欲しいけど案外無い図。上腕骨を外した状態のローテーターカフ、大円筋、広背筋。解剖実習は教科書の手順に従って進むので、見ることができない視点がたくさんある。Braus & Elze(1954)より。
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顔の加齢は止めることができないが、どんな顔つきになるかはその人の習慣である程度コントロールできる。表情筋によって生じる顔のシワは、表情が繰り返されることで恒久的な皮線となる。笑顔が多ければ笑い皺がつき、険しければ眉間に深いシワが寄る。自分にとって素敵な環境と人生を。
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一見無秩序に見える皮下の血管(皮静脈)。これらの走行と位置は、ある一定の法則に基づいています。一度覚えると、目で追えるようになり、そこから外れた表現は不自然に感じるようになります。これらの解説は10月の講習会、第2回の胸部内臓の心臓と合わせて行います。 passmarket.yahoo.co.jp/event/show/det…
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久しぶりにiPadで石膏デッサン。この先は不定期更新予定。
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回内・回外。美術解剖学の教科書では、尺骨を軸に橈骨が回旋すると言う記述が多い(図、中央)。実際に見慣れている動作では、尺骨も動き、手首の位置があまり変わらない(図、右)。肘筋による尺骨の外転作用。
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以前アップした練習を少し修正。解剖図とデジタルペインティングのレイヤー分けは非常に相性がよい。アナログであれば一枚づつ描かなければならなかった。リシェやバメスの時代には描けなかった図が表現できるだろう。
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DMMブックスさんの50%ポイント還元セールは1/20木曜日までです。この機会にぜひ。 拙著→ 『名画・名彫刻の美術解剖学』1800pt, bit.ly/3mrkaUJ 『スケッチで学ぶ美術解剖学』1350pt, bit.ly/3yOHhO0 『スケッチで学ぶ動物+人比較解剖学』1350pt, bit.ly/3yVAsua
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「構造」は観察で得た情報を理解し、整理する事で表現出来るようになる。自己流で観察しても腕前が伸びないのは、多くの人が一歩踏み込んだ見方に気付かないためだ。右図はBennighoffより。
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自然な姿勢の腕は、屈筋群と伸筋群で筋量の多い方を向いている。肘関節は屈曲、前腕は中間位、手首は尺屈、指は屈曲。
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引用されているプロポーション図は数値に基づく平均体型で、こちらの方が当時(19世期末〜20世紀初頭)の美術作品に使用されていた標準体型に近いです。美術解剖学のプロポーションには、事実に基づく自然美と美的調整を加えた理想美があり、時代に応じて両者の間をウロウロしています。 twitter.com/datenaoto2012/…