伊豆の美術解剖学者(@kato_anatomy)さんの人気ツイート(いいね順)

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骨格のクイックスケッチに使ってる個人的な基準。ゴットフリード・バメスやジークフリード・モリールなどの方法をミックスしている。
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pixivFANBOXでPIXIV FANBOXの運用についてを公開しました! kotakato.fanbox.cc/posts/1791586?…
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Paul Marie Louis Pierre Richer (17 Jan 1849 - 17 Dec 1933)
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手を固定した上腕の内旋・外旋。解剖学のテキストでは前腕の回旋(回内・回外)が有名だが、日常動作では上腕も同時に回旋している。上腕の回旋の程度は、肘の内側上顆(青)と外側上顆(赤)を指標にすると体表から確認できる。ちなみに、図の動作は慣れると台や壁から手を離しても出来るようになる。
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顔がそれぞれ異なるように内部構造もまた異なる。内部構造のバリエーションを知っていくと、その構造が持つ本来の様相がおぼろげながら見えてくる。すると、教科書をトレースしたような「正確さ」にこだわらなくなる。添付は広頚筋のバリエーション。ランツ『臨床解剖学』より。
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中枢(近位)と末梢(遠位)の関係性が自分の中でイメージできるようになると、バラバラに覚えた部位に連続性が生じてくる。
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昨年は授業外で見かけた学生さんの疑問に答える機会があったので、答えられるようでしたら質問にも対応します。togetter.com/li/1699771
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RT『リシェの美術解剖学』は当初もっと高い金額が提示されていたんですが(医学の使用にも耐える書籍としては妥当な額)、印税をほぼ放棄したり、デザインや画像のクリーンなど出来るところは身内でやって価格を下げました。世界的なスタンダードブックが日本にも普及するといいなと思ったので。
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色を変更
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ポーズ解説
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上野の西洋美術館でも鑑賞することができる『考える人』は、手足(肩甲骨も)が一回り大きくみえる。手を広げたらオトガイから毛髪の生え際まで覆えそうである。美術作品における手足は、ロダンに限らず大きめに造形されていることが多い。"Sculptures de Rodin"(1933)
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今日は『ゴットフリード・バメスの美術解剖学コンプリート・ガイド』(ボーン・デジタル刊、7/31発売予定)の印刷見本と束見本をいただきました。1960年台以降に出版された多くの実技系美術解剖学書の種本となった教科書です。
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リシェの教科書で最も一般的な使い方は図のトレースです。前述の通りクセがないので、解剖の専門家でない人が描いた図や、誇張された図を真似するよりも質の高い自己学習ができます。添付は私が大学院時代にボールペンで描いたトレース。胴、腕、脚の図は、つなげて全身図にすることができます。
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なお、展覧会鑑賞後の帰路は制作意欲があるのに、帰宅後は意欲が失せる場合は、家庭またはアトリエ内の娯楽に触れないようにするか、音楽や流し見の動画など制作の邪魔にならないものに絞ると、そのままの意欲で制作しやすい。
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DMMブックスさんで50%ポイント還元セール中です。美術解剖本が高いという方はぜひこの機会に。『スケッチで学ぶ 動物+人比較解剖学』(bit.ly/3yVAsua)、『名画・名彫刻の美術解剖学』(bit.ly/3mrkaUJ)、『スケッチで学ぶ美術解剖学』(bit.ly/3yOHhO0
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ミケランジェロ『モーゼ』の小指伸筋のふくらみ。小指を反らしているので、起伏を表現しているそうですが、小指を曲げた反対側にも見られるので、収縮時の表現かはちょっとわかりません。ミケランジェロが小指伸筋を把握していたとは思いますが。 twitter.com/archeohistorie…
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モデルなしで描くには、骨格のコアと外形に影響する筋の知識が必要になる。
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美術解剖学の筋肉図は、殿部などの脂肪層が分厚い箇所を除き、皮膚付き、皮膚なしどちらでも問題ない。骨格図では、体表からの深さを知る手がかりとなる。
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人に教える時に自分と同等の能力を相手に期待すると、再現できないことに苛立ち始めて、教えたり伝えたりする事が難しくなる。これは教える側が相手をよく知ろうとしていないことに問題がある。
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毛流。美術解剖学では稀に体毛の記述がある。この他に毛髪の直毛や巻き毛具合、色彩など。添付はポール・リシェによる体毛の方向を示した図と毛根部の拡大図。体表にはいくつかの「つむじ」が見られる。