伊豆の美術解剖学者(@kato_anatomy)さんの人気ツイート(いいね順)

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修正。
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美術解剖学の知識が頭に入っているか確認するには、モデルや資料なしに描けるか試してみるのも一つの手である。描けなかったり違和感があるところは、モデルさんや資料を確認すると気づきがある。
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よく、人体の内部構造のことを「気持ち悪い」とか「怖い」と言う人がいる。そういう人は、それらは自然が作り出したもので、自分の中にも存在していることを一度考えてみると良い。私は、自然が作り出し、自分や他人の中にある構造を排除したり否定する気にらない。
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上:ゆるく握る。下:堅く握る。Grant's Method of Anatomyより。
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歯列と咬合。美術解剖学の教科書ではあまり記載されないが、造形に用いられる機会は案外に多いのではないだろうか。Arnould Moreaux "Trente-deux planches de morphologie des dents" (1956)
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「女性の筋肉図や筋肉模型は、脂肪層込みで筋を表現していることが多いので、特に大殿筋が巨大になりがち」という解説をしたスケッチ。最初にペンの描き味確認でウォーミングアップしてます。
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「アナトミートレーシング」筋肉編もお申し込み期限は本日までです。ポイントさえわかれば、ポーズや姿勢が変わっても筋肉が目で追えるようになります。どうぞよろしくお願いします。 bit.ly/3El4Ylp twitter.com/kato_anatomy/s…
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20世紀にアメリカの素描講師が提唱した美術解剖学の教育方法は、プロセスと見方が結びついている。骨格(1枚目、目測用)、大まかな面による把握(2枚目、第1段階)、稜線とアウトライン(3枚目、第2段階)、それらに基づく陰影(4枚目、完成)。John H. Vanderpoelによるデモンストレーション。
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20世紀以降の教科書では解剖学的な内容が抑えられ、体表上に直線のガイドラインを引いたり単純な形に置き換える見方が増えた。こうした見方が増えたのは、美術解剖学に関わる教員が医師や解剖学者から美術講師に変わったためと考えられる。添付はVanderpoel "The human figure"(1907)より。
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一定数の方が美術解剖学の学び始めをどうするかで迷っているので。という企画のサンプル。
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古代ギリシャ人は胸の正中にある胸骨を短剣に見立て、用語をあてた。赤:胸骨柄、緑:第二肋軟骨、青:胸骨体、黄色:剣状突起。
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手掌側の手首に現れる腱。1:尺側手根屈筋、2:長掌筋(約10%の割合で欠損)、3:橈側手根屈筋、4:長母指外転筋と短母指伸筋。長掌筋と橈側手根屈筋は、親指と小指を近づけると長掌筋腱が動くので判別できる。
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人からアドバイスを受ける→自分で検証する=できるようになる 人からアドバイスを受ける→自分で検証しない=できるようにならない
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斜め方向。
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ボーンデジタル さん主催のオンライン講義の申し込み期限は18日までです。美術解剖学は講義を視聴するのが最も短時間で学習できます。この機会にどうぞよろしくお願いします。 骨学→passmarket.yahoo.co.jp/event/show/det… 筋学→passmarket.yahoo.co.jp/event/show/det…
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ボーンデジタル様より献本していただきました。やはり体表の起伏に関する記載は、医学の解剖学より美術解剖学の方が詳細ですね。