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「手汗」で発電する発電機が登場
nazology.net/archives/92723
UCSDは汗に含まれる乳酸で化学発電するデバイスを開発。指先の装着で1cm2あたり400mJのエネルギーを生成可能。指先を使うのは体中でもっとも発汗が多い部位だから。脇汗の方がヤバいと感じるのは通気性の問題で蒸発しづらいためです。
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摘出した肝臓を機械に繋いで3日間「体外治療」し移植することに成功!
nazology.net/archives/110052
独チューリッヒ大は移植用の「不良肝臓」を体外で治療し別の患者に移植することに世界で初めて成功したと発表。肝臓は体内を再現するため複数の人工臓器に接続されており最大で10日間の保存が可能です
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森で死んだものはどうなるのか? シカの死体を使った実験
nazology.net/archives/115966
農工大と米イリノイ大は特定のスカベンジャーがいない日本の森林における自然な死体処理の実態をシカ44頭の死体を使い調査。森で死体が獣に荒らされるという話は聞きますが一体どんな動物が食べているのでしょうか?
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人工組織で陰茎を損傷したブタの「勃起不全」の治療成功!
nazology.net/archives/119971
勃起不全はバイク事故などで男性器を折ることでも発症します。中国SCUTは勃起維持に関与する「白膜」を人工的に作成し外傷性EDのブタに移植。正常な機能回復に成功しました。人への応用も期待できるとのこと
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カブトムシはなぜ夜間樹液に集まるのか?原因はヤツだった
nazology.net/archives/117488
カブトムシはなぜ夜間や早朝しか樹液にいないのでしょう?山口大は樹液場のカブトムシが早朝飛来するオオスズメバチに排除される様子を発見。実験でハチを駆除するとカブトムシはそのまま正午まで居続けたという
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ヒトの脳内で死後も増殖する「ゾンビ細胞」を発見
nazology.net/archives/85758
ゾンビ細胞はヒトが死亡した4時間後に増殖を開始し、12時間後にピークを迎えます。研究によりその正体はグリア細胞だと判明、壊死した細胞を除去する役割を持ちます。死後の脳にはまだ未知の反応が潜んでいるようです。
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台風と同様に危険な「熱波」も名前をつけて区別する時代に!
nazology.net/archives/113491
今年7月スペイン南部セビリアを襲った熱波に対し、世界で初めて名前が付けられました。最初の名前は「ゾーイ」です。目的は名前を付けることで人々の注意を引き、危機意識を高め、行政が対処しやすくすることです
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カードの心理トリック「4枚の中で最も引かれやすいのは?」
nazology.net/archives/120493
人にカードを選ばせると結果は完全なランダムにならず明確な傾向が現れます。英GULの研究では3分の2が左から3番目を選ぶという。この理由は心理学的に説明可能でカードゲームなどで有利に利用できそうです。
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実は治る?日本の糖尿病患者は100人に1人の割合で「寛解」していた!
nazology.net/archives/127037
糖尿病は治らない病気と言われますが新潟大は国内の約4万7千人の患者を調べた結果、100人に1人の割合で寛解していることを発見。寛解は再発の可能性はあるが症状が消失した状態を指します。
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街を天空に向かって伸ばした「垂直都市 THE LINE」
nazology.net/archives/112588
サウジアラビアは垂直方向へ都市を広げた都市「THE LINE」を発表。海抜500mの高さに建物が並ぶデザインはさまざまな都市インフラをコンパクトにまとめられ炭素排出量を削減できる合理的なもののようです
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白血病だった13歳の少女が実験的遺伝子治療で寛解!
nazology.net/archives/119018
英GOSHは6年前に開発された遺伝編集技術「ベース編集」により13歳の少女アリッサの白血病を寛解したと発表。治療を決断した理由についてアリッサは自身の治療より未来で同じ病に苦しむ人を救うためだったと語ります
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貝殻の構造を利用した高強度の新ガラスが登場!「割れないスマホ画面」実現へ
nazology.net/archives/97355
アワビなどの貝殻の真珠層は硬い石灰と柔らかいタンパク質の層構造になっています。加マギル大はこの構造を模倣して割れにくいガラスを開発。スマホ画面へ応用して割れないスクリーンを目指します
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インクと紙だけの電池が誕生! 水滴を垂らすだけで1.2V
nazology.net/archives/112620
スイスEMPAは濡れると電力を生む紙電池を開発。紙には塩分があり濡れると電解液を生み出し、印刷されたインクを電極として電気を生成。乾いた状態では長期間が保存が可能で時計を駆動させることに成功しています
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妊婦の職業と死産の関連を調査した結果 「美容師」が1位に
nazology.net/archives/103916
山梨大は死産と妊婦が職業上接する化学物質の関連性を調査。結果、毛髪染めが最も関連が高く、妊娠中に美容師を続けるリスクが示されました。これはアンケートを中心とした調査ですが、注意する必要があるでしょう
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「電磁ビーム」で敵を妨害する電子戦システムが公開される
nazology.net/archives/99818
イスラエルIAIは遠距離から脅威を検出し無力化できる新しい電子戦システムを発表。安価なドローン攻撃を高額なミサイルで迎撃する現代の非対称戦争に対して低コストの有効な防衛手段になる可能性があります。
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家族の顔がわからない!新型コロナ感染の新たな後遺症「相貌失認」とは?
nazology.net/archives/123471
米DCはコロナ感染後に知人の顔が認識できなくなる相貌失認が起きている事例を複数確認。まだ可能性が指摘される段階ですが後遺症が12週以上続く人でこの症状に心当たりのある人は注意が必要
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シュモクザメは潜水時に「エラを閉じて息を止める」と判明!魚のクセになぜ?
nazology.net/archives/126151
米UHは温帯性のアカシュモクザメが深海に潜る時に必ず息を止めることを発見。サメは海洋哺乳類と違ってエラ呼吸できるので息を止める必要はないはず。では何のために息を止めていたのでしょうか?
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ヒマワリが東向きに固定される理由が判明
nazology.net/archives/94746
若いヒマワリは太陽を追って向きを変えますが成熟すると東向きに固定されます。UCDがその理由を調査。東向きだと朝日で花が温まりやすく午前中に活動するミツバチを集めやすくなることで子孫繁栄に繋がると判明しました。
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車に引かれても潰れない「スーパーゼリー」が開発される
nazology.net/archives/100572
英ケンブリッジ大は車に引かれても崩れない圧力に高い耐性を持った不思議なゼリーを開発。この新材料は医療で軟骨の代替物に利用したり、ソフトロボティクスなどの分野で活躍が期待されます。
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「呼吸筋」を5分間トレーニングすると薬と同程度に血圧を下げられる
nazology.net/archives/92130
呼吸で血圧を下げられると分かりました.コロラド大によると一日5分抵抗を与える機器に向かって息を吐く行為を6週間続けたところ、平均9mmHgも最高血圧が下がったそう.1日30分の運動をするより好成績でした.
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恐竜を”最後の晩餐”とした「新種の古代ワニ」を発見!
nazology.net/archives/104809
豪UNEにより、約9500万年前に生息した新種ワニの化石が発見されました。胃の中から鳥脚類の骨が見つかっており、恐竜を捕食していたことが判明しています。
この鳥脚類自体も新種の可能性があるようです。
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シーラカンスの寿命は100年に達することが明らかに
nazology.net/archives/91254
生きた化石は意外と長寿でした。仏国立科学研究センターによりシーラカンスの寿命が従来の説(20年)の5倍にあたると判明。さらに成熟するまで55年もかかるそう。ゆったりと生きることが太古から現存している秘訣なのかも。
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「学習」とそれが身につく「記憶」は別の脳回路が担当していた!
nazology.net/archives/112713
日本の生理学研究所と玉川大学で行われた研究は「学習」の強化によって「記憶」が成立するのではなくそもそも別の脳回路が担当していると発表。
学習回路の情報を記憶回路に引き継ぐことが上達の鍵のようです
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猫好きほど猫が嫌がる場所を撫でてしまう傾向がある!
nazology.net/archives/113173
英ノッティンガム大は猫に対する知識や経験があると自己評価する人は、猫が触られたくないと感じる場所もモフってしまう傾向が高いと発表。猫慣れしているという自負は猫にとって迷惑を呼び込むようです