記憶喪失の原因となるタンパク質を特定! トラウマを消す薬ができる可能性も nazology.net/archives/97564 英ケンブリッジ大はマウス実験で記憶喪失が起きるとき脳内で分解されるタンパク質を特定。同様のメカニズムが人間にあれば薬による選択的な記憶喪失でPTSDなどを治療できる可能性があります。
運動するとき人は心の中に「複数の身体」を感じていると判明 nazology.net/archives/103561 人は運動するとき心の中でも身体を感じています。心の中の身体は従来1つだけと考えられていましたが、東北大はVRを使った実験で、運動ごとに複数の身体があることを確認。これは100年続く定説を覆す発見です。
「ステンレス製の3倍切れる木製ナイフ」が開発される  nazology.net/archives/98635 木製のナイフは使いづらいイメージがありますが米メリーランド大は木材の強度を23倍以上高める加工法を開発。金属のように使用でき洗って再利用もできる木製ナイフを作成しました。木製包丁が台所に並ぶ日も近いかも
歪んだ空間では推進剤なしに変形を繰り返すだけで移動できると判明! nazology.net/archives/113479 米Georgia Techは湾曲した空間では物体が変形を繰り返すだけでも前進できることが実証されたと発表。研究者は重力による空間の歪みを利用した推進剤のいらない宇宙船を開発できると述べています
会話型AIを応用して「AIに説明書を読ませたら」学習速度が6000倍に! nazology.net/archives/122945 米カーネギー・メロン大は人間用の説明書を事前に読んでゲームの学習速度を最大6000倍速くできる複合AIシステムを開発。このシステムでは合計85年かかっていた従来AIの学習時間を5日に短縮できるという
「オナラの音」を聴くだけで大腸がんを診断できるAIを開発! nazology.net/archives/118944 米GATechは排便時の音だけで大腸がんを特定できるAIを開発。大腸がんでは直腸などが変異し排便時の音に変化が出るとされていて、様々な排便音を学習したAIが病気に特徴的な下痢の音を聴き分けるという
ウイルスは蚊が自分たちを媒介していると知って利用していた! nazology.net/archives/111497 世界で最も人を殺している生物は蚊と言われます。これは危険な病原体を蚊が媒介するせいですが、デング熱ウイルスはこの事実を理解しており、蚊が寄ってくるように感染者の匂いを変化させていたようです
皮膚をかくと「かゆみを増加」させるタンパク質を発見! nazology.net/archives/108656 九州大と岡山大は「掻けば掻くほど痒くなる」原因となるタンパク質を発見したと発表。研究成果を応用できれば「かゆみ増幅の悪循環」を遮断できるようになるでしょう。キッカケは意外にもマウスの爪のお手入れでした
イモガイの毒から速効性のある糖尿病用「新型インスリン」を開発 nazology.net/archives/106242 イモガイは魚の捕食にインスリンを使った低血糖ショックを利用します。米ユタ大はイモガイの毒インスリンの高い速効性に注目。現在医療で使われるヒトインスリンにこの即効性は無いため新薬開発に応用できます
2千年前の鮮やかな色彩がそのまま保存された「古代エジプトの天井画」を発見! nazology.net/archives/109408 独UTはエジプト・クヌム神殿にて天井画の修復に成功。これは煤と汚れが塗料を保護していたため精巧なレリーフが当時の色彩のまま残されています。まるでナウシカの壁画のようです。
タコスに貼って具材こぼれを防ぐ「食用テープ」を女子大生チームが開発! nazology.net/archives/109488 食べ物とは言えテープで固定したい!なんて思ったことはないでしょうか?米JHUは、安全に摂取できる成分を使った食品を固定できるテープを開発。これで崩れやすい食品も快適に食べられます。
真冬の女子高生はなぜ生足でも平気なの? 我慢だけではない心理メカニズム nazology.net/archives/105906 よく聞く疑問ですが本人たちは「我慢してる」と答えます。しかし冬に肌を晒す寒さは我慢でどうにかなるのでしょうか? サウスフロリダ大は見られ方に意識が向くと寒さに鈍感になると報告しています
「ツバメ、渡りやめるってよ」 英国で見つかった温暖化の影響 nazology.net/archives/105904 英BTOの調査で英国に分布するツバメが南アフリカへの「冬の渡り」をしなくなっていることが判明。温暖化により冬でもエサの飛翔昆虫が捕れることが原因のようです。 渡り鳥が渡らない時代が来るかもしれません
世界初、17世紀の手紙の「バーチャル開封」に成功!触れずに中身を読める nazology.net/archives/84214 何重にも折られた手紙をX線で読み取り、仮想的に開封できました。筆跡まで見事に再現し、手紙が内容まで読み取れたそうです。 風化で開けられなくなった手紙も、科学で再び読めるなんて素敵ですね。
大型動物がのっそり歩くのは「オーバーヒートを防ぐ」ためだった! nazology.net/archives/125098 独iDivは野生動物532種の調査から、体重1トンを超えた種は「のっそり歩き」になることを発見。体が大きいほど熱を逃すのに時間がかかるため、オーバーヒートしないよう遅歩きを心がけているようです。
豪の深海5400mに現生種からメガロドンの祖先まで集まる「サメの墓場」を発見! nazology.net/archives/118915 豪CSIROは深海調査で海底から大量のサメの歯を回収したと報告。現生種から数百万年前の古代種の歯も含まれ、全て一カ所に集まっていた。メガロドンの祖先の歯もあったという。
激しく泣く赤ちゃんを100%寝付かせる最良の方法を発見! nazology.net/archives/114896 理研は、激しく泣く赤ちゃんを母親が抱っこしたまま5分間歩くことで泣きやむことを発見。さらに約半数はそのまま眠りに落ちました。泣く赤ちゃんを確実になだめる方法は育児におけるストレス低減にも役立つでしょう
フキノトウから「がんを殺す」強力成分を発見! nazology.net/archives/95830 岐阜大は日本のフキノトウから抽出したペタシンががん細胞のミトコンドリアのみを攻撃することを発見。副作用がなく同種の薬の1700倍の効果があり動物実験も成功しています。注:フキノトウ自体に抗がん作用があるかは不明です
絶対に「イカの精子」を食べてはダメ…口内に突き刺さり手術が必要に nazology.net/archives/59911 内蔵が付着したイカの生食は避けましょう。イカには「精莢(せいきょう)」というカプセルのような部位があり、そこを刺激されると精子が発射されます。イカの精子は口内や舌に突き刺さると激痛を招きます
「香りでスピード感が変わる」と判明!レモンで遅く、バニラで速くなる nazology.net/archives/94979 日本のNICTは、ヒトが感じる映像のスピード感が香りごとに変わると報告。嗅覚や視覚などの五感が影響し合う現象は「クロスモーダル現象」と呼ばれ、その新たな種類が発見されたそう。
ヘビ毒から作った止血用接着剤「スーパーグルー」、スマホのライトで素早く凝結! nazology.net/archives/92782 米UWOはヘビ毒の血液を凝固させる酵素を使い新しい止血剤を開発。通常なら5〜6分かかる止血をわずか数十秒で実現しました。ちなみに開発者はヘビ嫌いで研究が大変だったそうです。
「削らない」虫歯治療へ。ペプチドで歯のエナメル質を再生 nazology.net/archives/92373 現在の虫歯治療では歯を覆うエナメル質は一度破壊されると再生できないため削って塞いでいます。米ワシントン大はこれをペプチドで再生することに成功。虫歯が治せる歯磨き粉が誕生するかもしれません。
アノマロカリスあまり強くなかった!?三葉虫を襲うと「腕が折れる」と判明 nazology.net/archives/129357 古代の頂点捕食者アノマロカリスについて米AMNHの新たな分析は硬い生物の捕食に不向きだったと報告。柔らかい生物を狙っていたと考えられ下の様な三葉虫を狙う捕食行動は実際なかった可能性が高い
177年も前から英植物園にあった巨大スイレンが実は「新種」だったと判明! nazology.net/archives/111558 英キュー王立植物園巨大スイレン「オオオニバス」の新種を特定。葉の直径は最大3.2mに達し世界最大種です。実は同種の標本は177年前から同園に保管されており誰も気づいていなかったそうです
生物はどうやって「植物へ進化」したのか?葉緑体を盗み植物化する生物「ラパザ」 nazology.net/archives/124642 神戸大らは真核生物が葉緑体を獲得し「植物化」した進化の過程を原生生物ラパザから研究。研究者はラパザが「異次元のキメラ融合の証拠であり植物化の現場を直接検証できる衝撃の生物」と話す