日本が「4コア光ファイバー」で毎秒1ペタビットの伝送に世界で初めて成功! nazology.net/archives/110236 日本のNICTは1Pbの伝送を「4コア光ファイバー」で実現。これは光の通り道(コア)を増やしたケーブルですが既存のケーブル外径と同じであり従来設備で実用化を目指せることが特徴です。
心だけの問題じゃない? ひきこもりは血液検査で判別できると判明 nazology.net/archives/110229 九州大学はひきこもりの人々の血液成分が健常者と異なるパターンをもち、血液検査からひきこもりの重症度も予測できると発表。 これはひきこもりの原因が単なる心理的弱さだけではない可能性を示しています
出会いなどいらぬ! 25万年前セックスを放棄して繁栄したバッタ nazology.net/archives/110233 豪州の乾燥地帯に分布する「W・ヴィルゴ」はメスしか存在せず、単為生殖で繁殖します。豪UMは、本種が25万年前に誕生し現在のところ特に単為生殖の不利益を受けずに繁栄し続けていることを解明しました。
「115mのブレード」をもつ超大型風力発電機が開発される nazology.net/archives/110280 スペインの風力発電機開発会社は接合部の無い115mのブレードを使った風力発電機を開発。直径は236mになり受風面積は東京ドームとほぼ同等になるそうです。ぜひ下から見上げてみたい建造物です。
太陽系滅亡に備え、浮遊惑星を「箱舟」にする研究 nazology.net/archives/110304 太陽の寿命は後50億年であり人類文明が存続していた場合、太陽系を離れる算段が必要になります。これに備え米HCCは宇宙をさまよう浮遊惑星を箱舟にする研究を発表。ぶっ飛んでいますがSF的妄想として興味深い報告です。
遺伝子研究から身長が高い人ほど「特定の病気になりやすい」と判明! nazology.net/archives/110293 米VA医療センターは約28万人の退役軍人を対象に臨床結果と結びついた遺伝子データと身長の関連性を調査。その結果、身長の高い人ほど遺伝的に発症リスクの高い病気があることが明らかになりました。
「家畜ニワトリ」の誕生時期が判明! 実は驚くほど最近だった! nazology.net/archives/110314 卵が先かニワトリが先かなんて問いもありますが家畜ニワトリ誕生時期は諸説あり特定されていません。 英仏独の国際チームは世界各地の遺跡のニワトリの骨を集め解析。家畜化が意外と最近だったと特定しました
実験的治療で参加者全員の直腸がんを完全消滅させることに成功! nazology.net/archives/110336 米MSKは実験的治療で被験者全員の直腸がんを完全消滅(寛解)させたと発表。がんの臨床試験で被験者全員の100%寛解は世界初です。この研究は発症部位でなくがん細胞の遺伝子タイプに重点をおいています
電気信号に変換しない!? 1秒間に20億枚の画像処理をするチップを開発! nazology.net/archives/110381 米UPennは電気信号に変換せず光信号のまま処理できる新しいニューラルネットワークを開発し9.3mm²のチップに収納。多くのプロセスを省くことで画像1枚を570ピコ秒で処理できるといいます。
史上初、恐竜の化石に「おへそ」の痕跡を発見!…いや待って爬虫類のおへそって何? nazology.net/archives/110363 英UCLらは、草食恐竜であるプシッタコサウルスの化石に「おへそ」の痕跡を見つけたと発表。恐竜は卵生のため、へその緒はありません。でもおへそにあたる跡は残ることがあるようです。
絶滅危惧種も見た目が9割!? 地味な魚は「危機レベル」が正しく評価されていない nazology.net/archives/110380 美しい魚は人の注目を引き保護の対象になりやすいですが、仏UMは地味な魚の方が絶滅リスクが高かい可能性を指摘。しかし地味な魚は注目されず保護の優先順位が正当に評価されていないようです
ロボットに傷も修復可能な「生きた皮膚」を定着させる事に成功! nazology.net/archives/110431 ロボットを培養液に浸して皮膚を定着させるなんてSF作品の1シーンのようですが、東大の研究チームはロボットの指でこれに成功。この皮膚は実際に生きており傷付けても治癒することができたそうです。
脳細胞に咲く「毒の花」がアルツハイマー病の真の原因と判明! nazology.net/archives/110428 米NYUはアルツハイマー病の真の原因がアミロイドベータの蓄積ではなく「毒の花」と呼ばれる異常な構造だったと発表。認知能力を蝕む、美しくも恐ろしい「毒の花」の正体とはいったい何なのでしょうか?
人は正義の心を進化の過程で手に入れた? 乳児も”悪者は罰する”と判明! nazology.net/archives/110417 阪大は乳児でも操作可能なシステムを開発。いじめをするキャラクターを見せたところ生後8カ月の乳児の多くが悪者を罰する行動を取ったと報告しました。「道徳心」は先天的なものかもしれません
全身麻痺になった親友のため開発された「頭と口で操作できるヘッドマウス」 nazology.net/archives/110477 米国のターカー氏は親友のために障がい者用ヘッドマウスを開発。彼のどうすれば親友がより楽に生活を送れるだろうか?という問い掛けは、このデバイスを短期間で急速に進化させているといいます
「発泡スチロール」を食べて消化できるスーパーワームを発見! nazology.net/archives/110429 豪UQは、スーパーワームと呼ばれる幼虫が、発泡スチロールを食べられることを発見。その秘密は、腸内細菌にあるとのこと。※記事では実物の画像は3ページ目にまとめています。苦手な人は2ページ目までどうぞ
犬と人間をより親密にしている遺伝子を発見! nazology.net/archives/110458 日本の麻布大学は遺伝子に起きた2つの変異が犬の「人間のジェスチャーを読み取る能力」と「人間への依存度」を高めていると発表。テリアなどのオオカミから遠い犬種は特に人間への依存度が高く変異していたようです。
イギリスで「週4日制」の大規模試験が開始! 結果次第で世界的に導入が進む可能性  nazology.net/archives/110357 英国で70社が参加する週4日制の大規模試験が開始されました。参加企業の責任者は、好感度が上がり、より多様な人材を採用できるようになったと話し、世界的な流れになると示唆しています
「おもちみたい」な見た目には理由があった! かわいい仕草が話題の「グンディ」ってどんな動物? nazology.net/archives/110213 きなこもちみたい!と話題の小動物グンディ。ぺたんと伸びる不思議な体や高い社会性など彼らの興味深い生態について今回は神戸どうぶつ王国に協力いただき解説していきます。
自ら”天然の磁石”を生成? マリアナ海溝にひそむ「磁力」を帯びた奇妙な生物 nazology.net/archives/110509 2018年マリアナ海溝で磁気を帯びた微生物が発見されました。その最新の研究が彼らは磁鉄鉱を自ら生成したと示唆。ここから一部の生物が磁気を感じる能力を獲得した起源に迫れるかもしれません
地球内核はたまに逆回転している証拠が見つかる! 不規則なうるう秒の原因か nazology.net/archives/110538 不規則に導入されるうるう秒から分かる通り地球の1日の長さ(自転速度)は非常に不安定です。この原因について米USCは地球内核が6年周期で逆回転し前後に振動している可能性を発見しました
転がるとき”全ての表面が地面に接する”不思議な幾何学立体「オロイド」 nazology.net/archives/110522 半径が等しい2つの円盤を直交させた立体物オロイドは、転がったとき重心がグラグラ揺れるのに直進し全表面が地面に触れます。おもちゃのとしても売られているこの不思議な立体物の性質を見てみましょう
毒を見分ける苦味感覚はどのように進化したのか?  nazology.net/archives/110537 北海道大は卵を産む哺乳類カモノハシとハリモグラが検知できる苦味物質の違いなどを調査。人間とも共通する苦味感覚は約2億年前、恐竜と競いながら食べ物を探す中で獲得された可能性が示されました。
大人になると苦いコーヒーを美味しく感じるのは、思い出補正で脳が調整したから! nazology.net/archives/109558 苦味は毒物を判定するために獲得された味覚と考えられています。そのため子どもは苦味を嫌悪します。では、大人は苦いコーヒーやビールを美味しいと感じるのは何故なのでしょうか?
吸音率87%の「防音壁紙」ができる!?蛾のハネがヒントに nazology.net/archives/110645 英UBはコウモリの超音波対策に吸音性を進化させた蛾の翅に着目。吸音材として硬いアルミの表面に貼り付け実験したところ入射音の87%を吸収することを確認しました。近い将来防音の壁紙が登場するかもしれません