北海道から「新種恐竜」を発見! 細長い爪を”熊手”のように使っていた nazology.net/archives/109002 2000年に北海道中川町の白亜紀後期地層から発見された恐竜化石。これが北海道大らの研究で、テリジノサウルス科の新属新種と判明しました。細長い爪で草を刈り取るように食べていたようです。
「23年間冷凍保存していた精巣幹細胞」から精子生産能力を確認! nazology.net/archives/109038 米UPennは23年間凍結状態にあったラットの精巣幹細胞をマウスに移植することで成長した精子が生産されたと発表。これは思春期前にがん治療を受け精子生産能力を失った子供の希望になるかもしれません
IQは遺伝子で決まるのか? 生き別れた双子の調査から大きなIQの差を確認! nazology.net/archives/109035 米CSUは2歳で生き別れ米国と韓国でそれぞれ育った双子を調査。結果、性格特性に多くの一致があったものの、IQに大きな差が見られました。遺伝子だけで知能は決まらないかもしれません
タンポポの種を参考にした「風に乗って広がる小型センサー」 nazology.net/archives/109087 米ワシントン大は観測やスマート農業の作物管理に使うセンサーなどを風に乗せて広範囲に配置できるシステムを開発。たんぽぽの綿毛を参考にしていて、人間なら数カ月かかるセンサー設置を短時間で実施できます。
微毛の間に溜めた空気で「30分も潜水できるクモ」を発見! nazology.net/archives/108988 水に入ったとき微毛の間に空気が溜まることがあります。米BUは、中南米に生息するクモがこの毛の間の空気を利用して水中に30分間とどまれることを新発見。呼吸にも使えるエアスーツとして機能するようです
引っ越しても一緒! ヤドカリの貝殻にくっつく新種イソギンチャク「カルシファー」 nazology.net/archives/108883 東京大学は図鑑にも載っているヤドカリの貝殻に住み着くイソギンチャクが新種と判明したと報告。学名はハウルの動く城が由来。宿の引っ越しも共にし、ヤドカリとの強い共生関係が伺えます
アポロが「月から持ち帰った土」で植物栽培に成功! nazology.net/archives/109198 米国UFはアポロ計画で月から持ち帰った土をベースにシロイヌナズナの種を発芽させることに成功。ただ月の土も場所によって性質が異なりアポロ17号が持ち帰ったの土が最も「いい土」でした。これはなぜなのでしょう?
私たちの天の川銀河中心にある超大質量ブラックホール「いて座A*」の撮影に成功! nazology.net/archives/109186 天文学の国際チームが天の川銀河中心の撮影に史上初めて成功。世界中で話題となっています。しかし似た画像前にも見たなんて思っている人もいるかもしれません。ここではその意義を解説します
「藍藻の光合成だけ」で半年以上コンピュータを動かすことに成功! nazology.net/archives/109200 英ケンブリッジ大は高まる電力需要に対して藍藻の光合成を利用してマイクロプロセッサに半年以上電力供給することに成功。環境にも優しい植物の電池が登場するかもしれません。
日本少子化の実態 全国調査から「男性の低学歴・低収入化」に明らかな相関 nazology.net/archives/108946 日本の少子化問題は経済格差を指摘する声が多く聞かれますが、データ的な裏付けは不明瞭なままでした。東京大は出生動向基本調査を用いて分析を実施。少子化と収入・学歴の関係を明らかにしています
死後もコロコロ埋葬地が変わったコロンブスの「最初の埋葬地」が判明! nazology.net/archives/107538 コロンブスは死後も遺体が大西洋を渡りお墓が何度も変更されています。これまで最初の埋葬地自体も厳密には不明でしたがスペインNMMは今はなき礼拝堂の場所を特定。映画の一幕のような研究です。
少数派がたくさんいるようにみえる「多様性の幻想」を発見! nazology.net/archives/109235 イスラエルHUJIは少数派の人数は過大評価される傾向があると発表。米国では多くの人が黒人の人口比率を40%以上と答えますが実際は12%です。このような認知が歪む原因は何なのでしょうか?
コウモリは「スズメバチの羽音」を真似てフクロウを撃退していた! nazology.net/archives/109064 伊UNINAは、西欧のオオホオヒゲコウモリがスズメバチの羽音を模倣して、フクロウ対策にしていることを発見。哺乳類が昆虫に擬態して、捕食者から身を守るベイツ型擬態の初の例とのことです。
チンパンジーの夜間勃起を偶然に発見 ヒト以外の霊長類で初! nazology.net/archives/109278 京都大はチンパンジーの観察中に偶然夜間勃起を確認したと報告。 夜間勃起は寝起き時は朝立ちと表現される生理現象。 なおチームは確認したので報告したが特にこの現象を研究する予定はないと述べています。
「首長竜って泳ぐのに首が邪魔じゃなかったの?」 素朴な疑問を解明! nazology.net/archives/109126 絶滅した水生爬虫類の首長竜は長い首が抵抗力を生み、遊泳効率は低かったと考えられます。しかし英UBは化石をもとにした流体シミュレーションにより抵抗力をカバーする方法があると明らかにしました。
大腸菌を人工知能にできる!? 「〇✕ゲーム」を学習し人間と勝負が可能に! nazology.net/archives/109304 スペインCSICは大腸菌に3×3マスの「〇✕ゲーム」をできるように訓練できたと発表。何を言っているのかわからねーと思うが耐性菌とかそんなチャチなもんじゃねえ。人工知能の片鱗を味わったぜ
なぜメスのタコは産卵後に「自傷自殺」するのか? nazology.net/archives/109181 タコは産卵後に死んでしまうという話を聞いたことがあるでしょうか。正確にはメスダコは産卵後、食事をやめ、自分の皮膚を剥ぎ、死期を自ら早めます。米シカゴ大はこの原因となる代謝の変化やきっかけを解明したと報告。
水を高速で通すのに塩は通さない「フッ素化ナノチューブ」を開発! nazology.net/archives/109332 東京大学は水を超高速で通しつつ塩は通さない「フッ素化ナノチューブ」を開発。アクアポリン(生体の水処理膜)の4500倍の速度で水を透過するため海水を高速で真水に変える次世代水処理膜となる可能性も
面白い単語の組み合わを作るための法則が判明! nazology.net/archives/109358 シンガポールNUSは面白いと感じる単語のペアを作る条件について研究。確かに作品タイトルなどには意外な単語の組み合わせで興味を引くものが多いですが、どうして人間は意外性に面白さを感じるのでしょうか?
カエルのオスは「ブーツ」でも飛びついて交尾しようとする! 理由は出会いの少なさ? nazology.net/archives/109346 メスにとっては失礼なことにオスガエルはブーツなどをメスと勘違いして交尾しようとします。ブラジルUSPはその発生頻度と原因を調査。するとオスの切実な事情が浮き彫りになってきました
「緑内障」を検知して自動で薬剤を放出するコンタクトレンズを開発! nazology.net/archives/109391 中国・中山大は、緑内障の発症原因である「眼圧の上昇」を検知してくれるコンタクトレンズを開発。さらに、レンズに設置された抗緑内障薬の「ブリモニジン」を放出します。
優しい「ギュ」で気持ちよくなる仕組みが判明!ギュの伝達物質を発見 nazology.net/archives/109414 米UWは「ギュ」などの優しいタッチの気持ち良さを脳に伝える神経回路をマウスで発見したと発表。遺伝操作で伝達を妨害するとマウスは仲間との身体的接触を嫌うようになりボッチ化しました
「ヒーローポーズ」で、実際自分への自信が高まる可能性がある! nazology.net/archives/109359 独MLUらはヒーローの大股で胸を張るポーズが実際に自信を高め肯定的な自己認識を促す可能性があると報告。行動力にもプラスの変化が出たとのこと。気持ちはヒーローの姿勢を真似ることで整うかもしれません
「凧あげ」で高高度の強風を利用する新しい風力発電システムが登場 nazology.net/archives/109289 ドイツのエネルギー企業は凧あげの原理を利用し高高度の強風を捉える風力発電機を開発。建造・運搬が容易であり設置地域も選ばないため、新しい風力発電の形になるかもしれません。
巨大翼竜はぜんぜん飛べなくて陸上で生活していた可能性が高い nazology.net/archives/109197 名古屋大は絶滅した翼竜と現生鳥類の滑空能力を航空力学に基づいて検証。結果超大型のケツァルコアトルスはほぼ飛べず地上生活がメインだった可能性が高まりました。彼らは空を見上げるだけだったかもしれません